任侠作品極道の紋章

『極道の紋章 第九章』誰が二代目になろうが、子は親を支えなあかん

極道の紋章

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ココが好き!

黒い服

堂本が、黒い服を着ている。

 

立ち位置

杉岡が、川谷組の跡目問題で騒ぎざわつく。
一時解散した後も、清水は堂本・杉岡の話を聞いているので、この時点ではまだ中立かもしれない?

 

津浪と風間

8で盃を交わした事により、ドンパチしあう仲だったのに協力関係に。

 

高見活躍回

8の終わりに破門され、9でスパイ。
10で復縁されるが9が一番好き。

 

迎え撃ち

徹雄と滝口が、潜伏しているヒットマンの家に乗り込む時に「宅急便ですけどー」からの「開いてますよー」と応える無用心さ!(勿論、迎え撃つつもりでの対応なのだが)

 

将棋の話

将棋は戦争のゲーム

将棋は敵の駒でも、味方として使えて殺さない。

【川谷→津浪】:病室

川谷「将棋ちゅうのはな、戦争のゲームや。他の国にも同じようなゲームがある。チェス、インドのチャドランガ、中国のシャンチー、韓国将棋。だがな、将棋は他のゲームと違う点が一つある。他のゲームは駒を取られたら、もう二度とその駒は使えない。だんだんと盤上から消えていくんだ。将棋は、敵の駒でも味方として使えるんや。殺さない。」
津浪「…………」
川谷「ワシも時々、そんな戦争が出来たらええなと思うことがある」

 

★星の話

【太陽】…太陽系の全質量の99.86%を占める。

【津浪→徹雄】:事務所屋上(昼)

⇒太陽がそんなに大きいと思わなかった徹雄に対し、

津浪「自分の価値観で判断するからや、全体を見なんと物の本質は分からんで」

 

【月】…地球の唯一の衛星である。

【津浪→徹雄】:事務所屋上

月ができた説は、「親子・兄弟・他人・衝突」の4つの説がある。
過去がどうであれ、今は地球に対し忠誠を誓ったように忠実に回っている。ワシらの世界に似ている。

津浪「月がどうやってできたか知ってるか?」
徹雄「いえ」
津浪「4つの説があるんや。地球から飛び出してでたという親子説。地球と一緒にできたという兄弟説。他の天体から飛んでできたという他人説。地球とほかの天体が衝突してできたという衝突説。けど、今地球の周りを通じて回ってる。地球に忠誠を誓ったようにな。なんやわしらの世界に似とるやろ」

~~(略)~~

津浪「過去がどうあれ、忠誠を誓った以上、地球に従うんや。けど、軌道を外れて地球に向かってきたら命とりやで」

~~(略)~~

津浪「誰が二代目になろうが、子は親を支えなあかん。過去に何があろうが、今後何が起きようが忠誠を誓うんや」

極道の紋章第九強_太陽月

 

 

好きなセリフ

【津浪】「対岸の火事や、と安心してられんぜ。いつ火の粉が降りかかってくるかもしれんからのう」
【杉岡】「いつまでも武闘派が重宝される思うたら、大間違いやぞ」
【芝村】「兄弟……あんた、仲裁ばっかしとるけどどっちの味方なんやの」
【堂本】「馬鹿言うな! 川谷組の為やったら、命捧げるつもりや」
【芝村】「しょうみな話や…極道になった以上、誰もが頂点(テッペン)を目指す、せやけど誰もがなれん。おまえは少ない一人の…候補なんやぞ」
【川谷】「おまえのたった一つの親不孝は、跡目を断ったことや」
【高見】「いまさら、義理もメンツもおまへんわ」
【津浪】「誰が二代目になろうが、子は親を支えなあかん。過去に何があろうが、今後何が起きようが忠誠を誓うんや」

引用:極道の紋章 第九章

 

 

ざっくりしすぎた4コマ!

極道の紋章第九章_4コマ

こんな人たちも素敵だよ

馬渕 栄三
(弘和会幹部・馬渕組組長)

二度、津浪の命を狙った。
高島組のシマで勝手に商売したり、啓心会の明石と繋がったり、破門にされた高見を使ったり…、と本部の命令で動いていた。三重と静岡の進出を目論んでいたが、成しえる事は出来ずに、最後は津浪にナイフで刺され死亡。

 

 

 



 

 

 

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