かっこいいから。元気になる。ただただ、それ声に出して言いたい!!
……そんなセリフをまとめています。
極道の紋章レジェンド | |
キャスト | 登場人物・相関図 |
名言・名セリフ | ロケ地・聖地巡礼 |
天文部 | – |
極道の紋章レジェンド 第二十一章
芝村幸吉
「わしから皆に話があるんや。ちょっと聞いてくれ。わしがおるおらんは別にしてもや、一つにまとまらんような義真会にしてしもうたのは、わしの責任や」
「実際そうなんや。上に立つもんは元気なうちに、もしもの時のことを考えとかな、それを怠った組織は分裂、抗争、またはサツに叩かれてあっという間に潰れてしまいよる。わしはそういう義真会を見とうはないんや。ま、それでもわしの身体が本調子に戻るまではまだまだ時間がかかる。その間、会をまとめる人間が必要になる。しかも、私利私欲に走らん人間でないとあかん。そこで、わしは会長代行、前崎徹雄……推薦する。どや?異論のあるやつおるか?」
「それに関して、この先みんなで切磋琢磨してもろて、一番ふさわしい人間をたてる。ここにおる全員にその資格があるんや」
前崎徹雄
「罠?上等やないかい。いずれやらなアカンのじゃ。今が攻め時や!」
橋本勝
「やっかましい!!今日は言わしてもらうでよ。黒岩が睦会を?それが何?!どっちみちあいつは止められん、ぶつかることになるわ!それは最初から分かっとったことだろう。ええ?!それでも羽佐間にこっちの旗振らせたんならよお。あいつとドンパチする覚悟で、あいつを助けてやる責任があるんじゃにゃあの、わしら一人一人によお!!人間として、極道である前に、一人の人間としてよお!違うか?!」
黒岩重成
「あんた、極道の盃どう考えてるんだよ?いいか、兄弟分ってのは一生の縁だ。死ぬまでの縁だ。俺はな、自分が男と見込んだ相手としか縁を持たねえよ」
「もっと早く盃を交わしてりゃあ、菅沼さんを助けてやれたかもしれねえ。義真会の総攻撃が始まる前に、みなで兄弟の盃を交わし、団結しようじゃないか!」
木嶋良平
「津浪?最初から俺の事なんか信用してねえよ。お互いに、利用してるだけだ」
「それは本人に聞いてみないとねえ。おまえは…………俺の価値。津浪と俺の縁が切れたら俺を生かしておく価値がなくなるか?」
「ぶっちゃけ!俺はてめえから何もしたくねえし、人も当てにはしてねえ!ただのその時その時の状況を読んでうまく世渡りできれば、それで満足で!……どうですか?納得できる答えになってます?」
「そうそう!他人に考えを悟られねえのが1番利口な生き方なんだよ。そうじゃありませんか?」
「またまた、昔からよく言うじゃありませんか、極道はバカでなれず利口でなれず、中途半端でなおなれず。だったら一体誰がなれるんだって、もう意味分かんねえよ。津浪さんだったら、分かります?」
「……賛成だね。いいか!親睦なんてぬるいこと抜かす段階はもう終わったんだよ!関東睦会は、盃で結ばれた連合組織として、義真会と対決すべきだ!……いやなら抜けても構わねえけどよ。菅沼組の二の舞になる、オチだぜ」
近日予定。