概要
あらすじ
青森の大手神農団体・菖蒲川一家の跡目争いをきっかけに勃発した東北抗争。激化する抗争を沈静化すべく秋田に乗込んだ侠和会直参・氷室(本宮泰風)だったが、進友会々長・平川(松田一三)の襲撃事件により抗争はさらに混乱を極めた。事態の首謀者である菖蒲川一家則坂組会長 ・則坂の足取りを追うも、一向に沈静化を見せぬまま抗争は佳境へと突入したのであった・・・。
(引用:youtube)
キャスト・スタッフ
出演:本宮泰風 / 山口祥行 / 小沢仁志 / 松田一三 / 川村りか / 宮内知美 / 東村久也 / ホリベン / 谷村好一 / 北代高士 / 工藤俊作 / 白竜 / 哀川 翔
(引用:youtube)
ストーリー
『日本統一13』前回までのあらすじ→【青森】財前組タケハラ刺殺事件→【侠和会】緊急幹部会→平川、神社参拝→タケハラの葬儀→【神農会】進友会、神農会を脱退→【いつものバー】則坂の企みについて→\東北各地でドンパチ/→財前と野宮→中島、襲撃を受ける→植木と堀井→氷室、中島のお見舞い→氷室、田村→【進友会】則坂が見つけられない→【宮城】平山組に電話→則坂は平山→【侠和会】川谷と馬場→【セピア】氷室とアヤ→謙太と丈治→【横浜】若宮と沖田(電話)→【青森】氷室、神農会→謙太、田村と合流→松内組は進友会に帰し→【侠和会】工藤と川谷→秋本と若宮→氷室と田村、札幌へ(北海道への足掛かり)→謙太ら、襲撃を受ける→アヤを助ける→【侠和会】川谷と渡部(一時休戦)→堀井、平川について→則坂、あらたな拠点へ→【セピア】謙太、アヤを訪ねる→氷室と田村、祝杯(堀井から電話)→【セピア】謙太とアヤ→【バー】謙太と丈治→【セピア】アヤ、謙太と丈治が訪ねるも平川と会わせないようにする→【新宿】氷室と堀井(堀井の仲裁で手打ちの流れ)→進友会、山崎組の泊っている宿に襲撃→【セピア】平川とアヤと謙太→堀井の仲裁:氷室と平川(同時刻に、進友会の事務所が襲撃される)→田村、則坂組を殲滅→手打ちを交わし抗争終結→【セピア】氷室と平川→【青森】川谷、青森入りでねぶた祭を楽しむ→(東北問題は終結)
15へ続く⇒
登場人物
二代目侠和会
会長:工藤雅信
若頭補佐:馬場
工藤組
(侠和会本部長)二代目組長:渡部圭太
財前組
(侠和会工藤組幹部)組長:財前直也
三代目山崎組
(侠和会 若頭)総裁:川谷雄一
(侠和会幹部)組長:氷室蓮司
組員:坂口丈治
三代目川谷組
(侠和会山崎組若頭)組長:田村悠人
中島組
若頭補佐/中島組組長:中島勇気
二代目龍征会
(侠和会山崎組若頭補佐)会長:菅谷謙太
東北神農会
菖蒲川一家(青森の太平洋側、盛岡、宮城
六代目総長:野宮祥裕(財前と親子盃で侠和会入り)
則坂組
(元菖蒲川一家若頭補佐)組長:則坂宣光
進友会(青森の日本海側、秋田、山形
会長:平川進
組員:ソノダ
二代目拓海組(福島全体
組長:拓海康広
丸神連合
丸打組二代目三田組
組長:秋本照政
二代目秋本組
(丸神連合三田組若頭)組長:若宮猛
水神会
沖田組
組長:沖田学
平山組(宮城
(元菖蒲川一家若頭補佐)組長:平山一明
その他
五代目極山会幹部/植木組組長:植木尚人
大日本礎會会長:堀井謙介
スナックセピアのママ:アヤ
堀井の妹:かなえ
14終了時の勢力図
日本地図のイラスト(白地図:都道府県名入り) | 無料フリーイラスト素材集【Frame illust】
ココが好き!
【タケハラの葬儀/侠和会参列者】:900名
【神棚】:三田組事務所
ドンパチ!
進友会組員vs財前組組員2人
進友会の庭場で、客引きをしていた。
客引きバイトに「そこは進友会の場所」と注意してたが、侠和会財前組のタケハラが登場。
話し合いから、殴り合い、蹴り合いに発展。
進友会組員、ドスを出しタケハラを刺す。
【タケハラ……死亡】
進友会vs財前組
タケハラが死亡したことにより、
侠和会が進友会との抗争に踏み切り、東北各地でドンパチ!
豊中組→拓海組
【福島】
沖田組の福島支部、豊中組は縄張りを広げる為、拓海組への攻撃。
(車を鉄パイプで叩きまくる(´Д⊂ヽ)
進友会組員→中島
中島は歩いているところ、進友会組員から発砲を受ける。
【中島……肩を負傷】
則坂・(則坂組組員5人)→平山
平山は、則坂に潜伏支援をしていた。
話し合いが決裂して、平山は弾を受ける。
(平山と則坂の二人は、菖蒲川一家を野宮が跡を継いだことにより割れた二組。)
(平山:丸神連合沖田組の傘下)
(則坂:潜伏中)
【平山……死亡】
松内組→進友会
中島を撃たれた松内組の若い衆は、進友会へ返し。
進友会組員2人→謙太ら一行
謙太ら一行は、一方的に襲撃を受ける。
撃った組員2人は、セピア横の路地へ逃げ込む。
そこへ偶然居合わせたアヤは巻き込まれ、謙太が助ける。
進友会3人→山崎組の泊っている宿
山崎組たちが泊っている宿に襲撃する。
則坂組組員2人→進友会組員2名
堀井の仲裁で、氷室と平川が手打ちの話をしている。
一方その頃に……
進友会事務所襲われ、2名撃たれる。
【進友会組員2人……死亡】
田村ら→則坂(則坂組組員2人)
田村らは、街で則坂組組員を見つけて則坂のいる拠点へと乗り込み、発砲。
【則坂、則坂組組員2名……死亡】
進友会の流れ
神農会を脱退
平川「進友会は、本日をもって東北神農会を抜ける。これから俺たちは侠和会と戦争だ。みんなに迷惑かけるわけにはいかん。いろいろあったが、これまで本当に世話になった。」
(頭を下げる)
「それだけあんたらにちゃんと言いたかった。」
ぶわわわ( ;∀;)
面と向かって、きちんとご挨拶するのは大事なこと。
平川を想う人たち
氷室と川谷
氷室「俺はなんとか平川を助けてやりたいんです」
川谷「それはわしかて一緒や。せやけどな、こないに皆がイキりたっとったら、その全部を抑えることはできひんど」
この時点で、進友会は侠和会にがんがん攻撃して、死亡者も出ているのでなかなか難しい。
植木と堀井
堀井「植木。極山会のほうでどうにかしてやれんのか?」
植木「……今、ここでうちが手出したら、更に抗争は激化しちまいますよ」
堀井「相手は侠和会だぞ。平川に勝ち目があると思うのか?」
植木「…………」
堀井「あの男を死なせてもいいのか?」
植木「それは……」
堀井「極山会にこそ平川が必要な男なんじゃねぇのか?」
あの男を死なせてはいけません。
みなさん、死なせないように色々と考えて動いている!
東北神農会
神農会の人「東北神農会は、今日をもって解散する。そして皆、侠和会さんのお世話になろうかと」
氷室「そうですか。分かりました、すぐに会に持ち帰って段取りさせて頂きます」
神農会の人「ですが、一つだけ……条件というわけではないのですが、お願いがあります」
氷室「なんでしょう?」
神農会の人「平川を助けてやってほしいんです。あいつはとんぱちだが悪い男じゃない。一本筋の通った、いい男だ。あいつがこの会を、引っ張ってきてくれたようなもんです。本当は平気で人のタマとるような男じゃないんです。」
神農会も、平川さんに生きていてほしい!
皆がそう思える行動を今までしてきてるから、周りからもこういった言葉がでるのです。
命の恩人
進友会の事務所が襲われた後……
氷室は、田村に電話で則坂の始末する命を出した。
平川「ゆうと?……ゆうとって、田村悠人か?」
氷室「ああ、そうだ。昔からの俺の相棒だ。よく名前、覚えてたな」
平川「命の恩人の名前、忘れるわけねえよ」
かっこよか!
めでたし、めでたし!
平川「神農の意地だ。博徒と盃は交わさん」
氷室「そうか」
平川「極山会のマツナカ会長から盃もらうことにした」
氷室「極山会か。良かったじゃあねぇか」
~~~(略)~~~
氷室「俺も、極山会に植木って兄弟がいる。一緒に東北を盛り上げていこうぜ」
そして、\乾杯/。
二人ともいい顔してる!
(色々あったけど、なんとかまとまってよかった!)
山崎組の流れ
- 則坂が見つからない
- 秋田拠点(松内)の応援に、謙太を招集。
みんな持ってるモノが違う
氷室「そいつはさ…昔から妙な強運持ってる奴で、俺には無いモノを持ってるんだ」
アヤ「そりゃあ、皆それぞれ持ってるモノが違うよ。皆が皆一緒だったら、なーんも面白くない」
氷室「そうだな……俺はそいつが居たから今までやってこられたようなもんなんだよ」
アヤ「お客さん、仲間大事にするんだね」
氷室さんは、強運など持ってなくてもいいのだ!
皆持ってるモノが違って、それでいい!
(自分ができることはやってあげて、自分ができないことはお任せして……それがよき生き方なのかもしれない)
北海道に足掛かりができた!(札幌帰り)
田村「蓮司…おまえやっぱすげぇな!」
氷室「そんな事ねぇよ。おまえたちが居たからだ。俺一人じゃあ、何にもできねぇよ」
田村「いや、おまえがそういうもん持ってるから、俺らはついてくだけなんだよ」
安定の褒め合い!最高です!
(氷室さんも田村さんも、2人ともすごいのです!!)
謙太とアヤと平川
- 謙太:ドンパチ中に偶然居合わせたアヤを助けたことで出会う。
アヤの過去
謙太「アヤは生まれも育ちもこっちか?」
アヤ「そう。他所行ったのって修学旅行くらいかな……昔はね、東京とか憧れてたんだけど、……いつの間にか根生やしちゃったねぇ」
~~~
アヤ「いろいろ必死で旅行行く余裕なんか無かったし、……普通の人がやったことあること、私はやったことないこと、たくさんある」
謙太「じゃあよ、今度色んなところ連れてってやるよ。って、俺も仕事でしか行ったことねぇしな。でもよ、おもしろそうな所ちゃんと調べっから!」
やさしい~~!(*´▽`*)
謙太とアヤ、いい雰囲気へ
謙太「俺、ヤクザだぞ」
アヤ「昔の彼氏もヤクザだったから」
平川とアヤの関係
アヤ「かれこれ、何年経つのかね? 別れて」
平川「俺がムショに入る前だから、10年以上だな」
平川と謙太の鉢合わせ
【平川と謙太】
セピア横の路地でタバコを吸う。
謙太が名乗った後に、二人は銃口を向けあう。
そこへアヤ登場。
アヤ「またあたしの前から消えるの、またあたしは待つの? そんなの許さない」
(銃を下す2人)
(銃をしまう謙太)
謙太「……二度とアヤにさみしい思いさすんじゃねえぞ」
謙太は、二人の関係を察し理解してその場を去る。
(去り方かっこいい!)
(しかし、アヤは罪な女です。気をもたせないでえ、好きになってしまう(´Д⊂ヽ)
謙太と丈治の成長
秋田入り前
丈治「いろんなこと経験して、1日も早く組の力になれるようになりたいんすよ」
謙太「そうは言っても、向こうは今、戦争の真っ最中だからな。おまえに何かあったら総裁に顔が立たねぇ……」
丈治「アニキ! 特別扱いはせえへんって言うてくれましたよね。」
秋田入り、襲撃後
丈治「総裁の息子やから特別扱いされてるんやろって。そんな風に思われてるんやったら自分がちゃんとせんと、親父の顔に泥塗る事になってまうやないですか」
前から聞きたかったこと
バーで、
丈治は、謙太になぜヤクザになったのかを聞く。
謙太「俺な、ガキの頃から親父に、蓮司さんに憧れててよ。その頃はよ、すっげえかっこいい不良でよ。それで色々あって、蓮司さんがヤクザになって、俺は甥っ子だから親父が俺のこと、ヤクザにしたくなかったんだけど。俺はどうしてもあの人の背中を見たくて、押しかけてヤクザにしてもらったんだ。だから、俺は親父の力になりたくて必死に頑張ったけど、空回りばっかりでよ。それでも親父は投げ出さないで、俺のこと厳しく育ててくれたんだ。俺もよく周りから親父の甥っ子だからって、そんな目で見られてきたから。おめぇの気持ち、少し分かんだよ」
丈治は12~14での成長が著しい。
謙太はもっとすごい!
若衆なんていっぱい居るし、教育機会はいくらでもあるはずなのに、
ここまで変わるのは自分と似た境遇の丈治だからなのか?
野宮さん!
【野宮と財前】
戦争により、お金も人材も出ていく状況についての解決策。
財前「わしと盃交わしゃあええんですよ」
野宮「おおおお!! 交わす!交わす! あんたと兄弟になる。そしたら、なんとかしてくれるんだな」
財前「ちゃいますよ。親子盃交わして、あんたがわしの子になるんや」
野宮「(絶句)わ、わしが……子分に……」
財前「そうや。馬場の叔父貴には筋通さなきゃならねぇんで、叔父貴に盃返してあんたがわしの子になれば、あんたは侠和会の傘の下に入ったことになる。そうなりゃあんたも、あんたの子らも、あんたのシマも……全部わしが責任もって守っちゃるわ」
12からのフラグを回収した野宮さん。
泣きながら、盃を交わす野宮さんの姿に心がいたむ。
事の始まりは野宮さんだけど、侠和会との縁があることで勝利を確信して意気揚々。
まさか自分がこんな結末になるとは、あの時は思わなかっただろうに。
(大きなものに頼り過ぎた結果、その身を食べられてしまう)
(この東北抗争での学びの一つに、野宮さんの行動があげられます)
聖地巡礼
- 平川が参拝した神社
柴宮神社(しばみやじんじゃ):山梨県甲府市
甲府五社の一社祭神は、櫛稲田姫命 他2柱 創建年は不詳でありますが、文六年間の甲府城築城の際に浅野長政により地鎮祭執行の命を受けたました。引用:甲府観光ナビ
好きなセリフ!
【工藤】「売られた喧嘩や。高こう買うたれ」
【平川】「神農として、博徒と手を組むことはできん」
【氷室】「この東北を守っていくために、あんたの力が欲しい。進友会の力だけじゃそんなことはできねぇ。うちとしても、あんたの力が欲しいんだ」引用:日本統一14
まとめ
東北の話が決着!!前中後編の『後編』。
東北抗争が終結しました。
みんな平川さんを死なせたくない!平川さんのその人間性よ!
「謙太と丈治の成長」「平川さんの人間性」「謙太、アヤ、平川の関係」が見どころです。