任侠作品極道の紋章

『極道の紋章 第十八章』お互い、形ばかりの手打ちだったようだな

極道の紋章

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ココが好き!

小阪

徹雄の直子分。
16で前崎組の加勢に行き撃ち合いの中死亡。17では、月に一度不甲斐ない実の父親にお金を渡す親孝行であったことが分かる。地味ながら溢れる忠犬感。

 

速水と河合

速水の妹が河合の妻で、義理の兄弟。
速水が昔、一緒にカチコミかけた思い出話や河合が殺り合う事を回避できないだろうと自棄酒している所が良い。なによりも速水「そうすりゃ元通りになる」が、もう絶対元通りにならない展開を思わせて最高に好き。この回の見所は、この2人だと思う!

 

島谷

新流会をボコボコにするところ。いつも若衆を抑えている島谷が暴れているシーンはこの回だけなのでは?その後、島谷は逮捕され戦線離脱。

 

将棋の話

【相手の王将とったらどないです? 将棋やったら、それで勝ちになります】

⇒長塚「アホか、戦争と将棋を一緒にすな」
滝口「王将の周りは守りが固いんや、将棋かてそやろ。おまえみたいな歩じゃあ相手にならん」

 

★星の話

いて座

夏の南天に低く輝いている星座で「南斗六星」が目印。
●時期:3月~10月の約8ヶ月間
●見所:7~8月

⇒津浪「頂点に立つもんは、その苦しみに耐えなあかんちゅう事や」

極道の紋章第十八章_いて座

 

 

好きなセリフ!

【桐生】「変わったのは、状況じゃなくてあんたじゃないのか」
【桐生】「ここまできたら、殺るか殺られるかだ」
【速水】「点数稼いで、のし上がろうって魂胆ですか」
【鹿野】「俺は保身の為に関西についたんじゃない、関東のやってる事に筋が通らないと思ったからだ。命が惜しいんなら今すぐカタギになれ」
【島谷】「無駄な血や、と思ってまへんで。ワシら、関東に進出するの為に来とるんや。もしここで引いたら、それこそ今まで流した血が無駄になりまんがな」
【桐生】「血の気の多いおまえには分かんないかもしんないけどな、物事には順序ってもんが」
【速水】「馬鹿な奴だ、生きる道はあったのに……」
【風間】「戦争が長引けば、失うもんも多いで」
【徹雄】「行くも地獄、引くも地獄か」
【桐生】「お互い、形ばかりの手打ちだったようだな」

引用:極道の紋章 第十八章

 

 

ざっくりしすぎた4コマ!

極道の紋章第十八章_4コマ

 

 

こんな人たちも素敵だよ

河合 大
(川谷組・辰巳一家若頭

妻(あゆみ)は速水の妹である。
親である鹿野と義理の兄である速水との間で、板ばさみになっていた。
親である鹿野に「関西侠友会から抜けたら?」と進言したり、速水との衝突を避けたかったようだが…。
結局、鹿野を殺され速水にケジメをつけに行ったところ、速水の部下に刺され死亡。
どちらにも完全に振り切る事ができず、葛藤している姿がとても良い。

 

 


 


 

 

 

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