【木・金曜更新】日本統一東京編
任侠作品孤狼の血

【R15+】『孤狼の血 LEVEL2』わしらが生き長らえとるんはのう、警察に利用されとったけじゃあ

孤狼の血 LEVEL2 孤狼の血

広島県警/呉原東署の流れ

【日岡】尾谷組キャバレー襲撃後:形だけの取り調べ

【取調室】友竹、菊池、チンタ/日岡
竹友、菊池が退室。

チンタはスパイ。「銃を使う」約束だった。
チンタは日岡のタバコを吸い

近田「いっぺん、取調室で吸うてみたかったや。うまいのう」

 

【日岡】尾谷組キャバレー襲撃後:そろそろ「上林」が出所。

【尾谷組賭場】日岡、天木、橘、花田、柳島

▼日岡と尾谷組は協力関係『孤狼の血』。

 

 

  • 日岡:(尾谷組からの)封筒(お金)を受け取る。
  • 天木:網走刑務所服役中の、「一ノ瀬」は元気だった。
  • 花田:親父(一ノ瀬)は五十子の右腕だった「上林」が出所するので、気にかけていた。

日岡「五十子会は、組織としてもはや体を成していおらんわい。昨日も4人パクったしのう。風前の灯いうやっちゃ」

 

【日岡】真緒は、チンタのお姉ちゃん!

【近田家】真緒、日岡、子供たち2人

●真緒はチンタの姉である。

  • 日岡:金田は一時的に刑務所に入ることになった。
  • 真緒:弟(チンタ)にスパイみたいなことをさせた?極道にさせたくなかったから、ガミさんの弟子であった日岡に面倒任せた。

▼ガミさん=大上章吾(『孤狼の血』)

 

 

  • 子ども2名:日岡に「近田幸太宛封筒(大韓民国民団広島県地方本部より)」を渡す。
  • 日岡:受け取り、お駄賃をわたす。

 

【県警】女性ピアノ講師殺人事件

【広島県警察本部】瀬島、中神/日岡/嵯峨、他刑事いっぱい/

被害者:神原千晶
職業:音楽講師
頭部、腹部、鼠径部に激しく殴打された損傷あり。
眼球損傷。えぐり取られた。
  • 嵯峨:被害者の親族から「五十子会の犯行とも考えられる」。五十子会周辺の捜査は日岡担当。

⇒日岡、瀬島コンビで捜査。

 

【日岡/瀬島】神原から「上林」の話をきく。

【神原家】神原、日岡、瀬島

  • 神原:証拠があるわけではないが、上林ならやりかねない。
  • 瀬島:刑務所に確認したら、上林は模範囚だった。

⇒入所から出所まで懲罰房にいた。力で抑えつけていた。

神原「一体どうすりゃあ、あんな人間が産まれるんか。……わしらみな、早う厄介払いしたかったんです。ほいじゃけ、模範囚いう建前にして……」

 

【日岡】日岡と「広島仁正会/五十子会」は協力関係。

【キャバレー】日岡、角谷、溝口、ほか

  • 溝口:上林逮捕するためなら、なんぼでも協力する。
  • 角谷:同意。せっかく手打ちしたのに、元の木阿弥になってはつまらん。
●上林の経歴
【中学時】両親をめった刺しにして、初めて逮捕された。目の玉をくりぬいた。

 

【上林組】日岡瀬島は、上林組から話をきく。

【上林組】上林、佐伯、ほか組員/日岡、瀬島

  • 日岡:呉原東署の日岡。ピアノ教室で起きた事件を捜査中。「近くで上林を見た」という証言で。被害者遺族、神原が上林をよく知っていた。
  • 上林:神原は刑務所で世話になった大恩人。出所したその足で妹さんに挨拶した。
上林出所日:9月15日

●上林、昨日の夜の行動は?

  • 日岡:行方不明になった知り合いがいる。
  • 上林:昨日はわしらここで宴会。

⇒日岡、瀬島は帰ろうとすると、

上林「そういや、ムショで聞いたんじゃがのう。うちの親父が呉原で殺られたんは、裏で東署のデカ(刑事)が糸引いちょった話」
日岡「ほうなんか、初耳じゃあ」
上林「おおねえ、なら東署に戻ったら同僚の皆さんに伝えといてくれや。……わしゃあ必ずそのデカ見つけ出して、地獄見せちゃる」

  • 日岡:また刑務所に戻りたいんか?
  • 上林:逮捕されれば次は「網走刑務所」。そこには五十子を殺った一ノ瀬がいる。チャンス。

 

【留置所】日岡、チンタへの頼み。

【留置所】日岡、チンタ

日岡、チンタに「頼みごと」をする。

 

【呉原市】釈放されたチンタ。最後の仕事への準備。

【スタンド華】チンタ、真緒、日岡

  • 日岡:(真緒に)「今月分の封筒(多め)」を渡す。チンタに仕事をさせる。仕事はこれで最後にすると。

 

【県警】千晶殺害は、ヤクザの犯行ではない??

【警察】日岡、瀬島、(鑑識)2名

  • (鑑識):現場から上林の指紋が見つかっているが、犯行を決める証拠にはならない。

(鑑識)「わしにはヤクザの犯行とは思えんがのう。こがあな殺し方、異常犯罪者の手口じゃがあ」

  • 日岡:これは上林の犯行。上林の少年時代の事件資料を。

瀬島、日岡をご飯に誘う。
(コンビ組んでまだ1度も飯食べてない)

瀬島「相棒いうんわ、ケツの穴見せあうぐらいならにゃあ、できゃせんのじゃけえ」

今夜、ご飯に。

高坂(安芸新聞、記者)登場。

  • 高坂:わしが調べているのは「3年前、日岡が尾谷組の一ノ瀬をそそのかして、五十子会長の首を獲らせた」。
  • 日岡:わしにそんな力はない。

日岡「な~んかコソコソ嗅ぎ回られてる気がしたんじゃが、おたくじゃったか」
高坂「嗅ぎまわるのがわしらの商売でしてのう」

 

【日岡/瀬島】「上林」の幼少期の生活とは??

【警察】日岡、瀬島

    上林の親殺し
    昭和47年6月。犯行現場は自宅アパート。
    【父親】はアル中でごくつぶし。
    上林は学校どころか、飯もろくに与えらていなかった。父親の酒代を稼ぐために窃盗をやらされていた。
    【母親】は上林が殴られるのを見て見ぬふり。

     

    【日岡/瀬島】相棒なので、一緒にご飯を食べる!

    【瀬島家】瀬島、日岡、百合子

    ●瀬島夫婦には息子(難病死去)がいた。

    • 瀬島:なぜそれを??
    • 日岡:瀬島を少し調べさせてもらった。管理官の嵯峨とは昔、因縁があり。広島に呼びつけたのは裏があるのでは?と。

    瀬島「じゃあ、あんた、わしを管理官のスパイじゃと?」
    日岡「すんません!」

    瀬島夫婦、喜び笑(^◇^)

    • 瀬島:ずっと公安畑。
    • 百合子:瀬島は毎週刑事ドラマを見る。よっぽど殺人事件捜査に未練がある。

    • 日岡:上林は厄介。

    瀬島「政治犯に比べれば、極道なんじゃかわいいもんじゃ」
    日岡「はい?」
    瀬島「あたりまえじゃろ。極道は自分は悪人じゃいうて、宣言して悪さしとるじゃけ。むしろ健全じゃ。厄介なのは善意面して悪さしよる奴らや。己は正しいと思い込んでしもうとるんじゃ、まあ~~始末に負えんわい」
    日岡「…………」
    百合子「あんま、気にせんで。酔うといっつもこの調子じゃけ」

     

    【日岡】チンタからの情報

    【屋上】日岡、チンタ

    • チンタ:角谷と華英が上林組に殺された。上林を逮捕できるのか?いつまでこんなことを。
    • 日岡:捜査で動けるのは「ピアノ教室の事件」だけ。

    ⇒じきに、尾谷組と戦争に。

    • チンタ:「韓国パスポート」ありがとう!真緒にはまだ言ってない。向こうで母と暮らす。
    • 日岡:向こうに行ったら、弟らの面倒は真緒が一人で見ることに。

    チンタ「もう、決めたんじゃ。……やっぱ、わし無理なんよ、日本で生きていくんは。コケにされるだけじゃ」

    • チンタ:姉(真緒)は大丈夫、日岡がいるから。

     

    【日岡】極道とつるんで、抗争のない3年間。

    【県警前】高坂、日岡

    • 高坂:「取材はやめろ」と尾谷組に脅された。

    高坂「わしゃあのう、日岡さん。あんたは大上以上に問題ある思うとるんじゃ」
    日岡「はい?」
    高坂「大上は泥をかぶるんが仕事じゃあわかって、マル暴やっとった。ほじゃろ?」
    日岡「何が言いたいんですか?」
    高坂「けど、あんたはどうじゃ。裏で極道とつるんで、やりたい放題しとる人間が、正義の味方みたいな顔して、天に恥じずいう態度じゃないの。そりゃあいくらなんでもマズイじゃろ」

    • 日岡:それの何がマズイ?この3年抗争で一人も死なずに済んでいる。

    日岡「何が表現の自由じゃ。そがいなもん守って、犠牲者出ても新聞は責任とりゃせんじゃろうが!こっちは必死に治安守っとるんじゃ!おどれら外野は黙ってみとりゃあええんじゃ!」

     

    【日岡】橘が撃たれた後:日岡、尾谷組を牽制。

    【尾谷組事務所】天木、花田、柳橋、組員たち/日岡

    • 日岡:会長(綿船)と話をするまで、待ってほしい。
    • 天木:(花田にめくばせして)

    花田、柳橋は動く。

    日岡「わしは一ノ瀬の親父からこの組任されとるんじゃ。わしに逆らうんは、親父に逆らういうことで分かっとるんか?」
    橘「……あんた、どの口でそがあな事言うちょるんの。親父があんたを許したんは、五十子との手打ちを優先したけじゃ。けど、あんたが親父を嵌めた事実は変わらんわい!わしら、誰一人として、あんたを許しとらせんと」

    日岡、動く花田を抑え、
    花田の口に銃口つっこんで

    日岡「おどれら。一歩でも動いてみい。こんガキぶち殺すど」
    ~~~
    日岡「口答えしようもんは全員、豚箱に叩きこんじゃる。ええのお!!!」

     

    【日岡】綿船に「上林を止めるよう」頼む!

    【理容室】綿船、日岡、綿船組組員たち

    • 日岡:このままでは抗争に。上林を止めてくれ。抗争になれば県警も動かさざるを得ない。
    • 綿船:上林は言うことを聞かない。困るのはうちだけでなく、日岡もでは?

    綿船「わしじゃて、新聞くらい読むわいや。この3年、広島の極道は大なり小なりあんたの思惑通りに動いてきたんじゃなあの。それがちぃと問題が起きりゃあ、わしら極道だけお灸すえられるいうんは、不公平じゃ」

    • 日岡:このままいうわけにはいかない!

    綿船「(日岡のジッポ狼を見て)そういや、もう日本に狼はおらんのよのお。狼は狂暴になりすぎて手に負えんようになったけ。人間様が根絶やしにしてしもうたんじゃ、強うなりすぎんのも、考えもんじゃのう」

    環、入店。
    日岡、退店。

     

    【日岡/瀬島】上林と戦闘撃たれた後:瀬島に頼む。

    【病院】日岡、瀬島

    ●上林組へのスパイ協力者「チンタ」。

    • 日岡:「かなりの重症を負った」ということにしてもらいたい。
    • 瀬島:マスコミには「瀕死の状態、賽の河原を彷徨ってる」と伝えておく。

    ⇒日岡が撃たれたことにより、
    上林は尾谷組に襲撃をかけるはず!

     

    【(近田家)】チンタが決めたこと。

    【近田家】チンタ、真緒、子供2名

    • 真緒:日岡の言いなりにならなくていい。足を洗いなさい。警察に利用されているだけ。
    • チンタ:まだ辞めない。自分で決めたこと。

    チンタ「わし、ひーさんは正しいことをしちょると思う」
    真緒「はあ?」
    チンタ「あがいな外道ども野放しにしちょったらいけん」
    真緒「ねーちゃんは認めんよ。足洗うまで帰ってきんさんな」

     

    【日岡】チンタからの情報②

    【電話】日岡、チンタ

    • チンタ:「今日の午前0時呉原に襲撃をかける」

     

    【瀬島】内部告発により、尾谷組へのカチコミ対応。

    【警察】瀬島、中神

    • 瀬島:Sからの内部告発「カチコミ」。

     

    チンタ死亡後:近田家の様子。

    【近田家】真緒、子供2名/警察いっぱい、近所の人たち、マスコミ/日岡/高坂

    近田家のにわとり小屋に、チンタの遺体(目をえぐられ)。

       

      (くっ……惨状を子供たちに見せたくない><)

       

      【県警】日岡、嵯峨から「注意と始末書」を。

      【県警】嵯峨、日岡(離れた席に瀬島

      • 嵯峨:記者に手を出すとか、気迷ったの?
      • 日岡:行動を監視していて、上林に情報を売っていた。

      嵯峨「なんだよ、それ。陰謀論?」
      日岡「陰謀かどうか、証拠はとってますけん」

      • 嵯峨:チンタは日岡のSだった。おまえのために動いて殺された。

      嵯峨「広島の治安守ってんのは、てめえだけじゃねえんだよ!タコ!」

      • 嵯峨:「捜査はいいから始末書書いて」と指示。3年前の五十子事件のことも全部!

      嵯峨「俺ら一応公務員だからさ、書類が必要なの。分かる?」

      中神、刑事1が入室。

      • 中神:銃撃事件発生!尾谷組組員が撃たれた!!

       

      【瀬島】日岡、瀬島と協力することに!

      【瀬島家】瀬島、日岡、百合子

      瀬島「べつに始末書くらい書きゃあええじゃない。あんたじゃて、正義じゃ信じてやってきたんじゃろ」
      日岡「そがあなもん書いたら、わしは終わりです。管理官、いや上層部はわしに弱みを握られとるもんで、わしが邪魔なんです」

      • 日岡:上層部は「五十子殺しに加担していた証拠」が欲しいだけ、そんな罠にははまらない。

      瀬島「わしに、手伝わせてくれんか。……定年間近の労働じゃ。失うもんはありゃせんのじゃけ。最後くらい組織の爪痕残しちゃりたいんだ」
      日岡「ほんまですか?」
      瀬島「わしら、相棒じゃないの」

      日岡、瀬島に「五十子事件」について話、現状を模索。

      五十子殺害事件について『孤狼の血』。

       

       

      【日岡】高坂が「県警の目的」を教えてくれる。

      【夜/道】日岡、高坂

      • 高坂:ピアノ講師殺害事件でなぜ上林を逮捕しなかったのか?証拠隠滅も何もしていない。

      高坂「広島は昭和に逆戻りじゃなあか。県警はハナっからそれが目的だったんじゃなあんか。あんたの仕切りが気に食わんけ。上林を野放しにしてわやくちゃにしよったんじゃ。そうとでも考えにゃあ、説明がつかんじゃろ」

       

      【日岡】「上林を野放しにするのは、すべては公安の作戦です!」

      【警察】日岡、(鑑識)

      日岡:科捜研の報告はまだですか?

      • (鑑識):迷宮入りもあるかもしれない。
      • 日岡:科捜研にいる知り合いに会ってきたが「被害者の膣内から検出された精液が前科者リストと一致」。

      (鑑識)「わわわしは、本部の方針に従っただけじゃ」
      日岡「方針じゃと?」
      (鑑識)「ほうじゃ!本部はハナから上林を泳がす方針じゃったんだろうが。公安も入れた作戦じゃ言われたけ」
      日岡「公安?」

       

      【瀬島家】「その部屋はずっと空き家ですけど??」

      【瀬島家】日岡

      日岡、瀬島と連絡がつかず。
      瀬島家を訪ねるが、隣人は「その部屋はずっと空き家」。

      部屋の中はからっぽ。
      「瀬島息子の写真」だけが残されていた。

       

      【嵯峨】瀬島からの諜報報告。

      【警察】嵯峨

      • 嵯峨:瀬島からの「五十子殺害事件証拠データ」「極道との繋がり写真」を確認。

       

      【日岡】チンタ死亡後:日岡と真緒

      【近田家】真緒、日岡

      • 真緒:「韓国のパスポート」をエサにスパイやらせてた?(チンタには書類揃えられない)

      真緒「日本でもチンピラしかできん人間が、言葉もできん国でどがあに生きてくんよ?」
      日岡「向こうに母ちゃんがおるって」
      真緒「お母ちゃんが韓国に?……アホらし。そんなわけないじゃろ。ごくつぶしのチンピラと駆け落ちしたんじゃけ。今頃どっかの風俗で働いとるんが関の山じゃ。……こがいなもんの為に。ホンマにどんだけアホなんこの子!」


      日岡「わしはもう警察じゃあなあ、イヌじゃ。イヌに成り下がってしもうた。……わしがチンタを殺してしもうた。わしが、チンタを殺してしもうた……わしが……チンタ……」

       

      【日岡】高坂に「上林がピアノ教室講師殺害、県警隠蔽」記事を頼む。

      【高坂の車中】高坂、日岡

      日岡「わしゃのう、戦争しよう思うちょるんじゃ。記事にしてくれんかのう」
      ~~~

      安芸新聞:1991年(平成3年)10月13日日曜日
      エンタープライズ上林社長、ピアノ教室講師殺害の容疑。
      広島県警が容疑者隠蔽か

       

      【日岡】謹慎軟禁処分となる。

      【近田の家】日岡

      日岡、確保される!!

       

      【日岡……謹慎軟禁】

       

      【日岡/ほか】手錠ついたまま、逃亡、尾谷組へ!!

      【警察】日岡、中神、警察官たち

      情報:上林組が尾谷組にカチコミ!

      日岡(手錠付き)は、中神ともみあい銃を強奪。
      窓を割り、2階から飛び降り。
      パトカーに乗り込み発進!!!

       

      【日岡】上林との決着後:その後の日岡。

      • 日岡:県北部駐在所に配置転換。

      ナレ「広島県警は、日岡が上官の拳銃を使用して捜査対象者を殺害した事実を公表できないと判断したのだ」

      山で「オオカミ」を見た報告。
      消防団出して捜索。

      日岡、単独で別の道に行き「オオカミ」を発見。
      追いかけ、スタッフロールへ。

       

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