概要
あらすじ
横浜に代々拠点を築く任侠団体・龍安組。その組長である円月(渡辺裕之)の教えにより、麻薬の商売は御法度であった。
しかしながらこの時代、ヤクザのしのぎは厳しく、多くの所帯を抱える任侠団体にとっては生きづらいご時世であった。
龍安組の毛利(的場浩司)は敵対組織である山神組の組長を暗殺。
麻薬の取引が行われていることを知り、円月の教えを忠実に守るために行った行為であったが、中立派の土井(小沢和義)と毛利との間で対立が生じる…。そんな中、毛利は円月から「倅を一人預かって欲しい。アイツを一人前の男にしてほしい」との相談を受ける。
円月の息子である才賀(榊原徹士)は無鉄砲な性格で気性が荒く、毛利率いる毛利一家で住み込みで働くも、「儲からない上、面倒くさい仕事が多いヤクザなんかやってられるか」とさっさと抜け出し、親である円月に報告。
その才賀を、円月は勘当することに。実は円月に一番認めてもらいたかった才賀であったが、その最中、円月が何者かによって命を狙われてしまう…。
(引用:ライツキューブ)
キャスト・スタッフ
出演:的場浩司
榊原徹士 青木玄徳 浜田学 黒石高大 堤下敦(インパルス)
日向丈 ヒデ(ペナルティ) 長友光弘(響) 木田佳介
遠山景織子 星田英利 松田賢二 小沢和義 / 渡辺裕之(引用:ライツキューブ)
- 的場浩司(毛利)
- 榊原徹士(カワカゼ才賀)
- 青木玄徳(マツ)
- 浜田学(ドウマエ)
- 黒石高大(タンノ)
- 堤下敦(ダイカツ)
- 日向丈(山神組若頭 サカキ)
- ヒデ(山神組組員)
- 長友光弘(山神組組員)
- 木田佳介(アソウ)
- 遠山景織子(ミカコ)
- 星田英利(チョウ)
- 松田賢二(ヤエガシ)
- 小沢和義(土井)
- 渡辺裕之(偃月)
- 中村祐志(タニ)
- 室龍規(マチダ)
- 中川翔太(カトウ)
ストーリー
前回までのあらすじ→\一年後/→【中華料理屋】円月とチョウ→買い物の帰りに倒れる円月→【龍安組】土井とヤエガシ→【病院】毛利、亡き円月と対面→【店】毛利とミカコ(才賀は行方不明中)→ドウマエと、?とダイカツ→【埠頭】毛利とマツ→おくすりの元締めが山神組→【龍安組】幹部会/マツとヤエガシ(薬の件を目をつぶるように言われる)→【店】マツ、毛利一家へ報酬渡す→【山神組】ヤエガシ、山神組を訪問→【龍安組】土井とヤエガシ→夜の街、才賀は山神組組員を襲う→【中華料理屋】毛利→毛利と才賀→翌日:マツと才賀→【山神組】ヤエガシの訪問→才賀と半グレのゆかいな仲間たち→【店】毛利とマツ→ヤエガシ、毛利のもとへ→【山神組】ヤエガシ、山神組組員をけしかける→半グレたち→才賀、毛利のもとへ連れていか話決裂→山神組、半グレたちをボコボコ!→才賀、半グレたちとも不穏→山神組組員、タニを殺害、アソウを拉致→【中華料理屋】毛利とミカコ→毛利一家→ドウマエ、才賀と会う、山神組登場で戦闘に、ドウマエ死亡→毛利一家、山神組への報復準備→【店】カチこまれる→毛利一家の写真→才賀とヤエガシ→【龍安組】毛利一家、龍安組へカチコミ殲滅→【龍安組】土井とヤエガシ→土井と毛利→【店】マツと毛利→毛利ひとりでの回想→最終決戦前の毛利一家3人→【龍安組】最終決戦→
おしまい!
登場人物
龍安組
四代目組長→(引退):円月
若頭→五代目組長:土井(どいけん)
舎弟頭→五代目顧問(相談役):マチムラ
舎弟→五代目若頭:ヤエガシ
毛利一家
舎弟→五代目本部長:毛利
組員:ドウマエ(サトウヤスユキ
組員:ダイカツ
組員:タンノ
円月の実子/二代目円月(五代目本部長補佐):カワカゼ才賀
VIPの店主:ミカコ
マツナミ組
組長マツ(マツナミ)
山神組
組長:?(1で死亡)
若頭:サカキ(1で死亡)
組員:(?)
組員:(?)
半グレ
アソウ
タニ
マチダ
カトウ
その他
中華料理屋(九龍城)の店主:チョウ
中華料理屋(九龍城)の娘:?
ココが好き!
【舞台】横浜
【毛利一家の店】:VIP
【囲碁している中華料理屋】:九龍城
ドンパチ!
才賀(半グレたち→山神組組員
夜の街。
半グレの一人、山神組組員をナイフで襲い、右足を刺す。
才賀は山神組組員からスマホを奪う。
才賀「ハマはこれから俺らが仕切ります。次、ここいらで見つけたら殺すぞ」
と、忠告。
山神組組員たち→半グレ2人
山神組、前に襲われた報復行為で。
殴る!蹴る!鉄パイプで殴る!
山神組組員たち→タニ(半グレ
中華料理屋、個室で。
タニは、酔っ払って山神組組員のもとへ。
山神組組員は、タニを中華料理の骨で、何度も叩く!!返り討ち?
【タニ(半グレ)……死亡】
山神組→アソウ(半グレ
アソウは道を歩いているところ、
車で轢かれて山神組事務所へ連れていかれる。
才賀、ドウマエvs山神組7名
才賀とドウマエが話をしているところに、
山神組組員登場で、戦闘に!
才賀、道端に置いてあった、縁石のような石で殴られる。
ドウマエ、バールのようなバールで殴られる。
その後何度も頭を殴られて、絶命。
【ドウマエ……死亡】
山神組組員3名→VIP襲撃
チャカの準備をしているところに、
山神組組員たちがカチコミをしかけてきた!
が、逃げられる。
毛利一家→山神組
毛利一家、山神一家にカチコミ!
ダイカツ、?は発砲しながら入ってくる。
毛利は、奥の部屋にいた山神組組員をマシンガンでぶっぱなし一掃。
【山神組組員たち……死亡】
最終決戦!
3人で乗り込む!
毛利一家3人は、龍安組の事務所へ乗り込む。
入り口前の組員3人をいなし、
止めにくる組員を銃口を構えて制御。
幹部会をしている前のホール?で
たくさんの龍安組組員を制しつつ幹部たちの部屋へ。
ドアを開けたヤエガシ。
毛利は扉が開いて、目の前にいるヤエガシに発砲し絶命。
毛利→才賀
止めるマチムラ、マツを払い、
毛利の前に立つ。
毛利「考え変えろって、言ったじゃねえか」
才賀は毛利に撃たれる。
(才賀くんの撃たれる直前の顔、すごくいいです)
毛利→土井
毛利は、「落ち着け」と止める土井の左足を撃つ。
毛利「五代目。親父が草葉の陰で泣いとるぞ」
その後、2発撃ち込み、土井は絶命。
【ヤエガシ……死亡】
【才賀……死亡】
【土井……死亡】
毛利「子の不始末は、親の不始末。それが筋だ」
銃声が鳴り響く!
円月さんの流れ!
突然の死
円月、中華料理屋(九龍城)の娘と
買い出し途中に倒れて、そのまま絶命。
ミカコにとって、父のような存在であった。
中華料理店にて
毛利、中華料理店(九龍城)を訪ねる。
円月の得意料理が酢豚であったことが判明。
回想シーン
過去の円月「龍安組はヤク御法度。それは初代から一本通してきた筋。言ってみれば、背骨だ。それ無しに龍安の男はたたん。いいか、男が試される世界だ。屈強にたたされてこそ、その真価は問われる。時代だ、法律だ、よそのせいにするのは、己の武をわきまえとらん証拠だ」
(いいお言葉です。 窮地に陥った時、人の本性がみえますね)
回想シーンその2
円月、才賀について
過去の円月「男にしてやってくれよ。おまえさんみたいに育ってくれれば、それこそ冥利に尽きるっていうか、誇りに思うよ。男の名誉だ」
回想で、毛利と才賀が2人でキャッチボールしてる!
うるうるしてしまう(´Д⊂ヽ
もう戻れない……あの頃。
毛利一家の流れ
マツからの依頼
- おくすりが出回っているので、元締め(山神組)から回収。
毛利の気遣い
マツは、ヤエガシから「毛利の分け前は目をつむるから、ブツは山神に返してやれ」と言われる。
それを、毛利一家には言えないでいる。
毛利「マツ、大丈夫か?」
マツ「はい」
毛利「無理させてねえか?」
マツ「いや、全然……大丈夫です」
(優しい気遣い。何かを察しているのかもしれない、言わないのなら触れないやさしさ)
毛利と才賀、再会
毛利「今までどこ行ってた?」
才賀「大陸。上海に。シャブのルートを作りに行ってました」
毛利「おまえ、俺に喧嘩売ってんのか?」
才賀「違います。俺は毛利の為に大陸に渡ったんです」
毛利「龍安はシャブは御法度だ。てめえの親父の言葉だぞ」
才賀「龍安獲るための、毛利を上げるための手段です。それができれば、シャブはきってもいい、わかってください!」
毛利「今の話は聞かなかったことにする。頭冷やして、考え変えろ」
毛利のために、才賀はおくすりを扱って上に上がろうと。
だがしかし、毛利はおくすりを許さない。
才賀は店に連れてこられて
才賀「龍安の了承も無しに、商売できるはずないでしょう。ジリ貧の山神組がヤク御法度なんて、詭弁もいいとこですよ! 今の龍安は、そっちの稼ぎで肥えてんじゃないですか! 分かってんでしょう。親っさんだって」
才賀:龍安を獲るため手段で、山神組のようにシャブを扱う(今だけ)
マツ:龍安の裏事情を分かっているが、黙って従う。
毛利「おまえらはどうやって飯を食うか、それだけか? ヤクザってのは生き様じゃねえのか」
才賀「理想ですよ、それは。円月の親父、毛利の親っさんが言ってるのは理想です。任侠なんて呪文で下のモン洗脳して、具体的な打開策もな」
(毛利、才賀の頭を瓶でパーン!!!)
毛利「てめえとの盃は終わった。失せろ」
追い出される才賀。
親不孝じゃないだろ?
才賀「泥は全部俺がかぶりますから。だから毛利を上げてくださいよ。龍安の毛利にしてくださいよ、じゃなきゃ円月だって……」
ドウマエ「子分を地下に潜らせて、麻薬の利益を吸って良しとする親か? 毛利は、ええ?!」
才賀「じゃあ叔父貴らはどう考えてんですか? なんか策あるんですか?!」
ドウマエ「策なんてねえよ、俺たちは毛利の生き様に賭けてんだ」
才賀「…………」
ドウマエ「次、てめえがことを起こしたら、始末つけんのは毛利だ。やらせんなよ、そこまで親不孝じゃねえだろ」
すれ違い。
(才賀くんも親のために、と動いているのですが……行動方針がズレているので分かり合えない)
才賀への説得
ドウマエ、才賀に会いに
ドウマエ
「ああは言ってもよ、あいつも一家の人間には変わらねえ。考え直すように話に行ってみるわ」
「アイツのシノギを止める話に行くんだ」
優しい!!(´▽`*)
才賀「だめですよね、仲間信じなきゃ、束ねるなんてできないですよね。器じゃないんです、俺は人の上には立てねえ」
ドウマエ「分かってるなら、考え改めろよ。今からでも、遅くはないぞ」
(分かってるなら、遅くない! ;∀;)
ドウマエさんの過去
ドウマエの本名:サトウヤスユキ
ドウマエの名は、離婚して出ていった父の苗字。
毛利、ミカコに実家に帰ることを勧める。
毛利「出ていけって言ってんだ」
これから、戦闘が起こると思ってのこと。
毛利の肩に寄せて、軽くキス。
ミカコ「宴会やろうね」
と去る。
(「宴会」というワードに震え( ゚Д゚))
才賀が親子盃を飲むのも、毛利のため。
マツ「毛利のためです。カワカゼが泥水かぶって、龍安ぶっつぶすためです!! 分かってください! アニキ!」
毛利「話ってのは、それだけか」
マツ「アニキ!!」
毛利「俺はてめえの生き様を貫き通す……それ以上でもそれ以下でもねえ」
生き様を貫き通す……それ以上でもそれ以下でもないのです。
毛利一家の写真
毛利、毛利一家の写真を燃やす。
(かなしい(´Д⊂ヽ)
(もう、あの頃には戻れないのです。)
最終決戦前
毛利は、ダイカツと?の2人を田舎に帰れというが……
ついていくことを主張。
この後、終わったら「宴会しよう」と。
(「宴会」というワードに震え( ゚Д゚)その2)
マツの流れ
本部の幹部(マチムラ計らい)
毛利の芽を残すために、組を作り……マツを幹部入りさせる(金儲けがうまいと評判)。
マツに相談する:
才賀「シノギの話。したら考え直せって、俺は本気で毛利の為に、龍安獲ろうと思ってるんです!」
マツ「おまえの気持ちも分かるが、やり口は強引すぎる。山神はうちの子飼いだ。その子飼いを筋も通さす、つぶせば歪みがうまれるのは当然だろ? 山神だって黙っちゃいないぞ」
才賀「山神が子飼いって……じゃあマツナミさんも知ってるんでしょ? 龍安がシャブ扱ってる……知ってて毛利の親父には黙ってる。俺と一緒じゃないですか」
土井がどんどん大きくなっていく。
状況を把握していても、それを言えないでいるマツ。
(マツもマツで、中間ポジションでなかなか難しい立場。幹部になった意味も含めての行動しなければならないし><)
マツの提案
毛利「いつからてめえは、俺に意見できるようになった」
マツ「え?」
毛利「座布団が上がったら、その海に飲まれていいのか、ああ? シャブ御法度の龍安の掟を忘れたのか、マツ。答えろ」
マツへの忠告
毛利「マツよ。執行部辞めても、俺は龍安円月の子。ミソつけるようなマネしやがったら、敵は選ばんぞ」
マツ「…………わかりました」
ヤエガシの動き
龍安組の評判
土井「最近の龍安組は良くないですね~とか言われてな」
ヤエガシ「良くないとは?」
土井「龍安組は麻薬御法度。その信用のうえでカタギとのシノギが成り立ってるってわけだ」
ヤエガシ「はあ……」
土井「あんまり評判落とすなよ。なあ、カシラ」
ヤエガシもヤエガシで、「誰のおかげであぐらかけてんだ」と文句。
円月さんとチョウさんの関係
円月さんは、カタギの人とも交流があって、街でも慕われている組長。
「おくすりだけはしない」という最低ラインが、龍安組の信用信頼につがながっていたのかと。
(そこが崩れると、金儲けはできるかもしれないが、人との繋がりは消えて長くは続かないのでは?)
毛利へ
山神組が才賀に襲撃を受けた件で、
毛利「ケツかかれんでも、ケジメはとる。身内だろうが、山神だろうが」
ヤエガシ「え? じゃあ、カワカゼのことは、昔通りアニキがってことで?」
毛利「腐っても円月の子だ。裏とれるまでは俺は奴を信じる」
言質をとりにきたヤエガシさん。
山神組へ行って、毛利と才賀が繋がっていることを吐露。
土井と才賀の盃
- 才賀に盃を与えて、身の安全を保障する。
- ヤエガシが才賀と盃を交わして面倒みるというが、土井は自ら親子盃を下すという。(いきなり直参、執行部入り)
- 土井は、毛利に才賀と盃交わす話をする。(物言える立場ではないので、毛利は従うだけ)
好きなセリフ!
【ミカコ】「私ももう年だし、順番が回ってきたってことかな」
【ヤエガシ】「過去の恨みつらみより、まず肝心要のシノギをなんとかしねえとよ、オタクらは。毛利相手に喧嘩して勝てると思ってんのか、考えろよ」
【才賀】「やった、やられたの時代じゃねえんだ。それくらい知ってんだろ」
【才賀】「仲間信じなきゃ束ねるなんてできないですよね。器じゃないんです、俺は人の上には立てねえ」引用:修羅の世界2
まとめ
毛利さんカッコイイ!!
最初から最後まで変わらずに、生き様を貫き通し続けた。
時代や組が変わろうと、何も変わらない。
後半は「これ死ぬんだろうな」というフラグが立ちすぎていて、それを見事回収してくれる。
「人に何かを教えることの難しさ」「時代や状況の変化による立ち振る舞い」
「ただご飯を食べるために生きること(身の保証)」と「今をどう生きていくのか?(信念)」。
信念だけじゃあ、飯は食えねえ!!
だが、はたして飯を食うためと言って、その身を落としてよいものか?
『生きる』とは、なんなのでしょうか??!