概要
あらすじ
会長の事故死、内部スパイ発覚、中国マフィア襲撃と立て続けの被害により組織に大きな亀裂が生じた。そこに、会長職のポスト争いも絡み理事長の梅原（小沢仁志）、田村（菅田俊）を主軸とする分裂抗争へと発展していく。そんな中、梅原は田村と中国マフィアとの癒着を嗅ぎ付けアジトへと乗り込むのであった・・・。
（引用：youtube）
キャスト・スタッフ
出演：
小沢仁志 / 波岡一喜 / 菅田 俊 / 中野英雄 / 山口祥行 / 小沢和義 / 川原英之 / 野口雅弘 / 佐々木心音 / 遠藤沙季 / 福山優 / 鶴田さやか / 岡崎二朗 / 深水三章 / 渡辺哲（引用：youtube）
ストーリー
前回からの続き『裏社会の男たち』⇒【拠点】多田野、佐野、速水→【道】梅原、ほか3名→【田村オフィス】(電話)田村、周季→《3か月前：中国・大連》田村（ほか2）、徐（ほか2）＼交渉決裂、射殺！／→【車中】多田野、速水→《回想》多田野、佐野、速水→【公安0課出張所】速水→【？？】梅原、ジヒョン→【WRC本社】佐久間、今野、田村、梅原、多田野、ほか幹部たち→【警視庁】佐野、浜田→【車中】梅原、多田野、韓→【田村オフィス】田村、今野、ほか幹部たち→《回想》今野、田村→【電話】田村、周季→【田村オフィスの外】今野、佐野→【総合薬品株式会社・本社】梅原、山中、多田野、韓、ほか3→【電話】多田野、多田野の妻→【ロビー】梅原、多田野、韓、ハラダ、他2→【0課出張所】速水、多田野→《回想》多田野、警察学校長/佐野→【道/車中別々】田村、周季→【韓国料理屋】梅原、ジヒョン、韓、ハラダ、ほか2名→【道/車中別々】田村、周季→【韓国料理屋】梅原、ジヒョン、韓、ハラダ、ほか2名→【周季陣営拠点】周季、山中の妻/ほか→＼梅原陣営、到着。交戦へ！！／
⇒第3章へ
登場人物
総合商社Ｗ・Ｒ・Ｃ
相談役：佐久間
副会長：今野
理事長：田村（中国担当）
理事長：梅原（キャンディ・マン/韓国担当）
会長秘書：多田野
梅原の側近：韓
多田野の部下：ハラダ
製薬会社
製薬会社社長：山中
警察/公安0課
警視正：田島
警部補（速水の父）：佐野
警部：浜田
フリーライター：速水
警察学校長：古畑
中国黒社会
幹部：周季
周季の部下：ヤン
幹部：徐（死亡）
その他
梅原のパートナー：ジヒョン
（中国人/梅原陣営の協力者）：楊
ココが好き！
ドンパチ！
《3か月前：中国・大連》田村→徐、男2名
【交渉の場】田村、徐
- 徐：「中国全土の売り上げの50％」または「BDLの製造データをそちらの言い値で買い付けること」を要求。
- 田村：↑を拒否。周季がこの場に来ないことを問う。
＼交渉は決裂！！／
田村は、徐と他2名の中国人を射殺。
その後「梅原」の名刺を落とし立ち去る。
【徐……死亡】
【他中国人2名……死亡】
田村→WRC幹部
【田村オフィス】田村、今野、ほか幹部たち
票固めで呼ばれた、今野と(副会長に誘われた)幹部1、幹部2
- 幹部2：田村のやり方に異議を唱え、帰る時に田村の部下に鉄バットで殴られる！
- 幹部1：(↑の状況の後に)「この倒れてるやつのシマを引き継いで事業を拡大したら？」と田村に脅される。
【幹部……負傷】
梅原、韓 は、中国黒社会のアジトに乗り込む！
【周季陣営拠点】
楊が、梅原と韓を送り届ける。
韓「キャンディ・マンの復活ですね」
梅原「また血生臭い世界に引き戻してもらったな」
韓「ボスに救われた時から、この命ボスのためにありますから」
両手にナイフを持って、内部へ。
梅原、後ろから男をザクザク！
異変に気付いた男に、上から飛びつきザクザク！
一方、韓も男をザクザク！
素早く動いて2名まとめてザクザク！
梅原、階段の下から忍び寄り男をしとめる。
気付いた男2名をザクザクザク！！
侵入が発見されて、大混戦へ！！
周季は、ショットガンをぶっ放す！！
梅原、韓も銃で対応。銃撃戦に！
山中の妻、ヤンも銃撃戦に参加！！
暴走した山中の妻。
梅原、山中妻の腹へナイフを投げて刺す！！
トドメは、周季とヤン。
逃げる周季とヤン。
追った先には手榴弾。爆発を回避。
追うことを断念。
- 韓：パソコンの中の「BDL製造データファイル」を発見する。
- 梅原：銃撃戦での女性が「山中の妻」であると確認。
【周季陣営/部下ら多数……死亡】
W.R.Cの流れ
【梅原陣営】襲撃した者たちに、逃げられた。
【道】梅原、ほか3名
- 前回『裏社会の男たち』、駐車場で襲撃を受けた人物を追ったが逃げられた、と報告。
中国人の可能性が高い。
【田村陣営】地下駐車場の襲撃を受けた後…
【田村オフィス】田村、ほか1
田村、中国組織(取引中)と電話をする。
- 田村：襲撃してきたことを問う。
- ？？：仕掛けてきたのはそちらが先。中国で「同胞」を殺したからやった。田村がやってなくてもWRCの誰かがやったのは確か。
【多田野】佐野と接触後……
【車中】多田野、速水
《回想》多田野、佐野、速水
- 多田野：決して顔は合わせない約束だった。
- 佐野：立花会長が死に、状況が変わった。
多田野「これ以上、何をやれって言うんですか？！」
佐野「大したことじゃない。次期会長はこっちでコントロールする、いいな？」
～～～
佐野「こっちで選んだやつを次期会長に座らせる、おまえがそれをサポートするんだ」
多田野「ふざけんな、ふざけんなできるわけねえだろう！！」
佐野「……このやろう、身も心もやくざになったか？ 上官の胸倉を掴むのか？おい、おまえは警官か？ それともやくざか？」
多田野「…………」
佐野「警官なら敬礼してみろ」
- 多田野：「もう無理、やめる」と拒否。
- 佐野：多田野はもう8年もWRCに潜入していた。
▼もし、多田野が潜入警官をやめたら？
佐野「やくざのほうが稼ぎいいからな。次期会長でも目指すか？ やつらはそれ、許してくれるか？ 元潜入警官が会長だなんて」
多田野に子供ができたことへのプレゼント。
- 多田野：なんでそのことを？！俺を監視していたのか？
- 佐野：監視ではない、おまえを守っていた。おまえにどれぐらいの経費がかかっていると思っているんだ！
【WRC幹部たち】次期会長を決めるのは、来週。
【WRC本社】佐久間、今野、田村、梅原、多田野、ほか幹部たち
▼議題「次期会長の選定」
- 田村：まずはトップを決めて足場を固めたほうがいい。
- 梅原：皆の意見に従う。
- 今野：それがいいが「時期会長」辞退させてもらう。
今野「私はもう年だ。これからは若い人が組織を運営していくべきだと思うし、無駄に票を割るよりは理事長2人に絞るべきだと」
⇒
来週の臨時役員会で「田村、梅原」両理事のどちらかを、次期会長として選任する。
【梅原/多田野】梅原さんの肝臓移植の話
【車中】梅原、多田野
梅原「票固めに動かないでいいのか？」
多田野「会長の座は票で決まるのか？」
- 多田野：「梅原が次期会長にふさわしい」と思う。
梅原「肝臓移植を待つ二人の男」の話
梅原「肝臓移植を待つ二人の若者がいたんだが、肝臓は一つ。残された時間は同じ。そこで二人は互いの銃に弾を一発だけ込めて、突きつけ合った。どうなったと思う？」
多田野「…………」
梅原「二人とも死んじまったよ、相撃ちだ」
韓「で、肝臓はどうなったんですか？」
梅原「次の患者行きさ。今、呑気に足固めなんかしてたらどっかの誰かにやられちまう」
- 韓：地下駐車場の襲撃は「周李」が絡んでいるので、反目の中国組織『黒龍』に探してもらっている。
《回想》田村が、今野に求めること
【店】今野、田村
- 田村：「井出の最期の言葉」を伝えようかと呼んだ。
田村「奴はあの時、こう言ったんです。全部、副会長の指示だと」
今野「嘘を言うな！！」
田村「実は、皆が来る前に証言をICレコーダーに収めておいたんです。なんなら今度の役員会で検証してもいいんですが……」
- 田村：(今野に)次期会長を諦めて、票集めにまわってほしい。会長になった見返りは「殺さないでやる」こと。
▼井出が亡くなったのは『裏社会の男たち』
【田村】周季からの電話
【電話】田村、周季
- 周季：今夜20時に。場所はまた連絡する。
【梅原/多田野/山中】BDL製造データについて、調べる。
【総合薬品株式会社・本社】梅原、山中、多田野、韓、ほか2
山中「BDLの製造には、全てコンピュータ制御です。原材料は分かってるんですが、何をどう配分しているのか、全く」
梅原「そのシステム作ったやつに調べさせてみたらどうだ？」
山中「今はもういないんです」
IDチップが無ければ、機械さえ動かない。
【部屋】梅原
- 梅原：一人のみで入室しパソコンを操作。
多田野、妻から着信が入る。
- 多田野の妻：妊娠中毒症だったが心配いらない、と。
- 多田野：なるべく早く帰るが、先に寝とけよ。
山中、入室。
- 梅原：「山中と山中の妻の写真」を発見し、山中に見せる。
—
【ロビー】梅原、多田野、韓、ハラダ、他2名
梅原が多田野に「ご飯」を誘うが、断る。
代わりに、多田野の部下ハラダを送り出す。
【多田野】多田野・速水：佐野との関係
【0課出張所】速水、多田野
多田野、速水のライトで事故を思い出して意識を失う。
（突然の訪問に、速水が警戒したため）
多田野「事故以来、急な光を受けるとああなるんだ」
多田野、壁にある「W.R.Ｃ情報」を確認。
速水「私はただ、情報をまとめているだけ。……この情報には、己を犠牲にしている人たちの魂が宿っていると、私は思ってます」
多田野、「佐野と速水の写真」を発見。
佐野と速水の関係
多田野「君と、警部補は長いのか？」
速水「警察学校の上官であり、……私の父です。と言っても物心つく前に出て行った人ですけど。……でも、後になってその理由がわかりました。父の同期の人が教えてくれたんです。その頃、父が尊敬している上司が目の前で覚せい剤中毒者に刺殺されたそうです。その時、父は拳銃を発砲したのですが、犯人を殺せず、そのせいで上司が致命傷の傷を負ってしまったと」
「犯人は長い懲役の間、出所して幸せに暮らしているのに、上司の家族が離散してしまった責任を一人で背負っているんだと」
佐野と多田野の関係
- 多田野：警察学校卒業まじかに、「履歴書に事実と違う記載をしている」を理由に辞めることを命じられる。
多田野＝本名：カン・ドンゴン
警察学校長「いや、君が在日なのを問題視してるわけじゃない。問題なのは、同じ施設で兄弟同然に育った梅原一矢のほうだ！！ やつは今WRCで売り出し中のやくざじゃないか！そんなやつと付き合いのある人間を警察組織においておくわけにはいかんのだよ。わかるかね？」
多田野「自分は警察官になりたくて、ここに来ました！ 自分は自分であります！」
警察学校長「通用しないんだよ、そういうのは。君がやくざのスパイじゃないという保証もないしね」
学校を出たところ、多田野は佐野に声をかけられる。
佐野「俺が君を警察官にしてやる」
多田野「気を抜くなよ。始まるぞ、中国マフィアも巻き込んでの権力争いが！」
【田村】周季との交渉、そしてまとまる。
【道/車中別々】(電話）田村、周季
- 周季：「BDLの製造データ」を要求。
- 田村：「BDL」はうちでしか製造できない仕組みになっている。
●代案として：「中国全土の売り上げの50％を渡そう」ただし、梅原を始末してくれ。
周季「私が交渉の場に来ないから、代役を送ったと言ったが、私が交渉の場に立たないと決めたのはその1時間前だ。ウソでウソを固めるとボロが出るよ。自分の不始末をキャンディ・マンに擦り付けるわけだ。よほど嫌いなんだね」
話し合いは終わる。
【梅原陣営】「田村と周季が一緒にいた」と連絡入る。
【中華料理屋】梅原、ジヒョン、韓、ハラダ、ほか2
ジヒョン「本当によく食べるわね」
梅原「死ぬときに後悔したくないからな」
韓の電話に、「周季が田村と一緒にいた」と連絡入る。
公安0課の流れ
【速水】WRCの情報と、かつての佐野と速水
【公安0課出張所】速水
壁には「WRC幹部たちのデータ」ほか「警官姿の佐野と速水」。
【佐野/浜田】次期会長を巡る権力争い、始まる。
【警視庁】佐野、浜田
佐野「これからは権力の座を巡っての腹の探り合い、潰し合いが始まるぞ」
浜田「どっちを望んでるんだ？」
佐野「こっちが望ましいのは、……共倒れだ」
【佐野】今野への忠告
【田村オフィスの外】今野、佐野
- 佐野：「井出を殺った？最近見ない」と問う。
- 今野：仕事で海外に行かせている、とウソ。
佐野「これだけは言っとくぞ。田村は必ず、おまえも消す。肝に銘じとくんだな」
中国黒社会の流れ
【電話】地下駐車場襲撃後：田村への忠告。
【電話】周季、田村
- 周季：先に仕掛けてきたのはWRCだ。
【電話】話し合いをするための、約束。
【電話】周季、電話
待ち合わせは20時。場所はまたあとで。
【道】田村との交渉、そしてまとまる。
【道/車中別々】(電話）田村、周季
田村との交渉。
（↑『WRCの流れ』を参照）
【拠点】すべては製造データとIDチップのために、山中へ接触。
【周季陣営拠点】周季、山中の妻
- 山中の妻：製造データ、IDチップのために、山中に取り入り人質の役をしていた。
聖地巡礼
- Ｗ.R.C本社
オンワード総合研究所：神奈川県横浜市都筑区
（※写真は2014年）
- 多田野の妻が、多田野に電話しながら歩いている商店街。
横浜橋通商店街：神奈川県横浜市南区
（※写真は2014年）
まとめ
次期会長の座をめぐる戦いが始まる！！
梅原・韓vs中国黒社会
田村さんが梅原さんを嫌っているがよく分かる。
終盤の、拠点潜入からの銃撃戦がたのしい！
多田野の過去、そして佐野との関係。
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