任侠作品極道の紋章

『極道の紋章 第九章』誰が二代目になろうが、子は親を支えなあかん

極道の紋章
任侠作品『極道の紋章 第九章』の「あらすじ、キャスト・スタッフ、登場人物、相関図、個人の感想」を記載しています。

 

2017年08月12日に同人誌を作りまして、その内容を加筆修正したweb再録となります。
以前、本をお手にとって下さった方々ありがとうございました!

極道の紋章_同人誌表紙

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概要

あらすじ

全国制覇を目論む弘和会は、その足がかりとして三重に進出。それを阻みたい川谷組若頭・津浪(白竜)は、どこの傘下にも属さない高島組と盃を交わし、弘和会傘下の馬渕組の追い出しにかかる。そんな中、突如、謎のヒットマンに狙われる津浪。前崎(松田一三)たちがヒットマンの身元を躍起になって洗ううちに、沖田連合本部長・風間(桑名正博)が収めた、静岡の抗争が関わりを持ちはじめ・・・跡目を巡る修羅の果て無き闘い。圧倒的な人気を誇る、シリーズ第9弾!!

(引用:youtube

キャスト・スタッフ

出演:白竜 / 松田一三 / 松田優 / 小沢和義 / 倉石功 / 川地民夫 / 桑名正博

(引用:youtube

 

 

登場人物

川谷組

組長:川谷 才蔵

津浪組

若頭/組長:津浪 裕史
若頭:安達 慎吾

堂本組

若頭補佐/組長:堂本 伍郎

杉岡組

若頭補佐/組長:杉岡 栄

芝村組

若頭補佐/組長:芝村 幸吉

清水組

若頭補佐/組長:清水 武雄

前崎組

若頭補佐/組長:前崎 徹雄
組員:滝口 考太
組員:岡島 典史

大森組

若中/組長:大森 敏郎

沖田連合

風間組

本部長/組長:風間 将兵

阿久津組

副本部長/組長:阿久津 孝道

弘和会

馬渕組

幹部/組長:馬渕 英三
若頭:三浦 勉

高島組

組長:高島 住男

啓心会

会長:西川 博恭

瀬川組

若頭/組長:瀬川 道則

明石組

舎弟頭/組長:明石 雅光
若中:若松 徹

その他

元沖田連合幹部/高見組組長:高見 和幸
元川谷組組員:木島 忠雄
元根岸組組員:金井 恵一
大阪府警・捜査四課刑事:田崎 正人

極道の紋章第九章_相関図

 

 

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ココが好き!

黒い服

堂本が、黒い服を着ている。

立ち位置

杉岡が、川谷組の跡目問題で騒ぎざわつく。
一時解散した後も、清水は堂本・杉岡の話を聞いているので、この時点ではまだ中立かもしれない?

津浪と風間

8で盃を交わした事により、ドンパチしあう仲だったのに協力関係に。

高見活躍回

8の終わりに破門され、9でスパイ。
10で復縁されるが9が一番好き。

迎え撃ち

徹雄と滝口が、潜伏しているヒットマンの家に乗り込む時に「宅急便ですけどー」からの「開いてますよー」と応える無用心さ!(勿論、迎え撃つつもりでの対応なのだが)

将棋の話

【将棋は戦争のゲーム】

将棋は敵の駒でも、味方として使えて殺さない。

【川谷→津浪】:病室

川谷「将棋ちゅうのはな、戦争のゲームや。他の国にも同じようなゲームがある。チェス、インドのチャドランガ、中国のシャンチー、韓国将棋。だがな、将棋は他のゲームと違う点が一つある。他のゲームは駒を取られたら、もう二度とその駒は使えない。だんだんと盤上から消えていくんだ。将棋は、敵の駒でも味方として使えるんや。殺さない。」
津浪「…………」
川谷「ワシも時々、そんな戦争が出来たらええなと思うことがある」

★星の話

【太陽】…太陽系の全質量の99.86%を占める。

【津浪→徹雄】:事務所屋上(昼)

⇒太陽がそんなに大きいと思わなかった徹雄に対し、

津浪「自分の価値観で判断するからや、全体を見なんと物の本質は分からんで」

【月】…地球の唯一の衛星である。

【津浪→徹雄】:事務所屋上

月ができた説は、「親子・兄弟・他人・衝突」の4つの説がある。
過去がどうであれ、今は地球に対し忠誠を誓ったように忠実に回っている。ワシらの世界に似ている。

津浪「月がどうやってできたか知ってるか?」
徹雄「いえ」
津浪「4つの説があるんや。地球から飛び出してでたという親子説。地球と一緒にできたという兄弟説。他の天体から飛んでできたという他人説。地球とほかの天体が衝突してできたという衝突説。けど、今地球の周りを通じて回ってる。地球に忠誠を誓ったようにな。なんやわしらの世界に似とるやろ」

~~(略)~~

津浪「過去がどうあれ、忠誠を誓った以上、地球に従うんや。けど、軌道を外れて地球に向かってきたら命とりやで」

~~(略)~~

津浪「誰が二代目になろうが、子は親を支えなあかん。過去に何があろうが、今後何が起きようが忠誠を誓うんや」

極道の紋章第九強_太陽月

 

 

好きなセリフ

【津浪】「対岸の火事や、と安心してられんぜ。いつ火の粉が降りかかってくるかもしれんからのう」
【杉岡】「いつまでも武闘派が重宝される思うたら、大間違いやぞ」
【芝村】「兄弟……あんた、仲裁ばっかしとるけどどっちの味方なんやの」
【堂本】「馬鹿言うな! 川谷組の為やったら、命捧げるつもりや」
【芝村】「しょうみな話や…極道になった以上、誰もが頂点(テッペン)を目指す、せやけど誰もがなれん。おまえは少ない一人の…候補なんやぞ」
【川谷】「おまえのたった一つの親不孝は、跡目を断ったことや」
【高見】「いまさら、義理もメンツもおまへんわ」
【津浪】「誰が二代目になろうが、子は親を支えなあかん。過去に何があろうが、今後何が起きようが忠誠を誓うんや」

引用:極道の紋章 第九章

 

 

ざっくりしすぎた4コマ!

極道の紋章第九章_4コマ

こんな人たちも素敵だよ

馬渕 栄三
(弘和会幹部・馬渕組組長)

二度、津浪の命を狙った。
高島組のシマで勝手に商売したり、啓心会の明石と繋がったり、破門にされた高見を使ったり…、と本部の命令で動いていた。三重と静岡の進出を目論んでいたが、成しえる事は出来ずに、最後は津浪にナイフで刺され死亡。

 

 


 

 

 

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