極道の紋章
沢村 信治
沢村 信治(堀田一家・沢村組組長)
「ヤクザは喧嘩してナンボ」の考え。
堀田一家総長に一番可愛がられており、総長の遺志を継ぐ者。
保守的な堀田一家の執行部とは考えが合わず、厄介者扱いされ堀田一家を抜ける。
徹雄に撃たれ死亡。
最後まで自分の信じた道を突き進み散った。
極道の紋章 第弐章
川谷 純一
川谷 純一(川谷組幹部)
川谷才蔵の実子。彼女は徹雄の妹(尚美)。
元々、徹雄よりも(家柄・学力・他)上だったのに、どんどん差をつけられて焦る。
暴走して破門、そして薬売りをするまで堕ちる。最後は徹雄に刺され死亡。
個人的に「若」というポジションの人が好きなので、無条件に愛おしい。
極道の紋章 第参章
柳田 恭介
柳田 恭介(旭西会若頭・柳田組組長)
筋を重んじる武道派で、一度言ったことは絶対に変えない。
江原・海藤らを撃ち、再度津浪に盃を持ちかけられるも断り、交渉決裂で撃たれ死亡。
最後まで己を貫いて散る姿がかっこいい。
極道の紋章 第四章
幸田 義則
幸田 義則
(元堀田一家・沢村組組員→前崎徹雄の子分)
忠犬感があってかわいい。特に神社でお参りをするシーンは、徹雄の所作を見ながら遅れて所作するところにほっこりする。
黒田をやることに踏ん切りがつかない徹雄の代わりに黒田の命を狙いに行くも、返り討ちにあい死亡。母曰く「優しい子だった」。
谷口 直樹
谷口 直樹
(川谷組若頭補佐・谷口組→絶縁)
手塚に「川谷組2代目に」と勝手に推され火種の元として絶縁される。
後に、柿谷から復帰(川谷組が潰れたら盃交わす)を提案されるも拒否。
結果、柿沼から邪魔者と判断され射殺された。
基本的に、人の話を断っているのに関わっているせいで立場も命も失う不運なひと。
【シリーズ:1.2.4に登場】
極道の紋章 第伍章
木村 昇三
木村 昇三
(石垣組若頭・木村組組長)
堂本とは盃兄弟。いつも命がけで交渉し代紋の為に命を張る人。
度胸だけは沖田連合を食い止められず、川谷組に加勢を頼むも裏目に。
最後は、堂本に刺され死亡(刺されるつもりであった)。
哀しい終わり方だけど、かなり好きなラスト。
極道の紋章 第六章
村井 悟
村井 悟(谷口組組員→前崎組組員)
いわゆる狂犬。
親父である徹雄への忠誠心はあるが、津浪は嫌い。
徹雄の為+喧嘩したい!で動き、誰の言うことも聞かない。
5では指示を無視し沖田連合とケンカ。
6では勝手に上条・津浪を襲撃するが、親父の為になると思って行動している。
最後は津浪に刺され死亡。徹雄が手なづけられず、謹慎・破門になった根源。
後先考えずの暴走型だが、行動に一貫性があるので好き。
【シリーズ登場:5・6】
小倉 一也
小倉 一也(小倉組組長)
天王寺で前崎組と揉める。
川谷組と沖田連合の両方に良い顔をするが、双方からそっぽを向かれ組は解散。
津浪曰く「コウモリみたいな男で、仁義に関係なく得な道を探し回る」。
こういうキャラは主人公陣営をより引き立たせる存在なので嫌いではない。
極道の紋章 第七章
大将
大将(博多/小料理屋・池田屋の店主)
徹雄を「皿洗い」として雇う。
酔っ払い客のトラブルを上手く処理した徹雄を気に入り、魚捌きを教えて包丁を贈り板前にしようとしていた。人
を助ける為とは板前の包丁で人を刺すのを見せられるのは、不憫でならない。
極道の紋章 第八章
尾崎 克己
尾崎 克己(弘和会若頭補佐・尾崎組組長)
杉岡に協力関係を持ちかけられるが、その話を徹雄に持ちかけて内部分裂するように仕掛ける。
高見組には薬を提供したりと、川谷組と沖田連合を戦争するように引っ掻き回した。
最後は津浪に射殺され死亡。
極道の紋章 第九章
馬渕 栄三
馬渕 栄三(弘和会幹部・馬渕組組長)
二度、津浪の命を狙った。
高島組のシマで勝手に商売したり、啓心会の明石と繋がったり、破門にされた高見を使ったり…、と本部の命令で動いていた。
三重と静岡の進出を目論んでいたが、成しえる事は出来ずに、最後は津浪にナイフで刺され死亡。
極道の紋章 第十章
三田 宗佑
三田 宗佑(弘和会幹部・三田組組長)
元々新庄組と揉めていた横浜に、前崎組が新庄組のシマに進出したことで一層揉める。
動かない新庄組に業を煮やし、新庄組をカチコミして、弘和会本部の応援を呼ぶほどに抗争は発展。
しかし、交渉の末に本部が撤退した事を不服とし、川谷組との盃を受けた新庄を殺し、船で逃げようとした所を津浪に射殺され死亡。
極道の紋章 第十一章
目黒 勝彦
目黒 勝彦(弘和会幹部・目黒組組長)
横浜で前崎組と事あるごとに小競り合い。
怖いもの知らずで、桐生に勝手な行動を釘を刺されるが、沼尻に煽られて独断で行動。
辰巳一家にカチコミをかけ謹慎処分。
組員の服部が堂本を射殺した事により、本家からハシゴを外され、最後は津浪に刺され死亡。
岡島 典史
岡島 典史(前崎組組員)
滝口と一緒に居ることが多い。
初登場は5から(名前役職は出ていないが)。
中学の時に家出、前崎組入りしてからは母親に連絡し、時々仕送りもしていた。親分(徹雄)のおかげで男になれたらしい。
亡くなった事により、前崎組VS目黒組であったのが、川谷組VS関東睦会に発展したキーパーソンでもある。
【シリーズ登場:8.9.10.11】
極道の紋章 第十二章
森岡 淳一
森岡 淳一(関東睦会幹部・森岡組組長)
第12章のかませ犬である。
前崎組と源誠会と小競り合いをしていた。源誠会から襲撃を受け、あっさり死んでしまう。
源田の活躍が多いせいもあってか、かませ感を強く感じてしまう。
極道の紋章 第十三章
寺西 豪士
寺西 豪士(関東睦会幹部・森岡組組長)
二度、津浪に銃口を向けた人。
源誠会と小競り合いが続き、勝手に源田を襲撃して、関東睦会を不利な状況に陥らせ破門された。
自暴自棄になり「誰でもいいから川谷の奴を殺りたい」と、誘い寄せたら津浪らと鉢合わせ。
そこで津浪に刺殺された。
極道の紋章 第十四章
天馬 日出男
天馬 日出男(天馬組組長)
石川・北陸を治める長。
関東睦会と川谷組の双方から盃を誘われ、関東睦会と盃を交わす。
その結果、津浪から邪魔な存在とされて、花火を眺めている時にキムに射殺され死亡。
部下に語った花火と極道の話は、完全な死亡フラグである。
キム ジョンホ
キム ジョンホ(※口頭説明のみ)
韓国から逃げてきたヒットマン。
韓国の巨大組織キンセイ会の会長を殺し、生死を問わずの懸賞金をかけられている。
津浪と「天馬を殺す」取引をして、彼女?であるヨンヒと一緒に海外へ逃がしてもらった。
「女は足手まとい」と津浪に言われ、「俺に残されたのはヨンヒだけ」と返すところから、愛のある人物であることが分かる。
極道の紋章 第十五章
生沼
生沼(※口頭説明のみ)
奈良・生沼組組長(他の組から侵攻されたことが無い)。
関西共友会を正式な組織にする事に反対し、騒ぎ、津浪襲撃の疑いをかけられる。
酔って「邪魔する奴は殺す」と言うが、実際はそんな度胸は無い。
この人のおかげで関西の結束が強まったので、結果的には貢献者。
極道の紋章 第十六章
門倉 久徳
門倉 久徳
(京都・門倉組組長→関西侠友会幹事長補佐→門倉組組長)
関西侠友会の会長を決める入れ札対決で、対抗勢力・小さな組の利権問題で立候補。
入れ札対決を盛り上げた人である。
これにより、川谷組と沖田連合は門倉に入れる予定の5票を獲得する為に、色々と奔走した。
理事長の座欲しさに双方と交渉するも結果、幹事長補佐に就いた。
【シリーズ登場:16.17】
極道の紋章 第十七章
サメジマ
サメジマ(※口頭説明のみ)
関東睦会に雇われたヒットマン。
親殺しの元ヤクザで、信用できるのはお金だけ。
ウェイター姿でスタイリッシュに清水を撃ち去っていくところ好き。ジョギング中を装いながら、風間を襲撃するも仕留めらず肩を負傷。
その後、津浪らに捕まりじわじわ撃たれ関東睦会に頼まれた事を洩らしたのちに、ヘッドショットされ死亡。
極道の紋章 第十八章
河合 大
河合 大(川谷組・辰巳一家若頭)
妻(あゆみ)は速水の妹である。
親である鹿野と義理の兄である速水との間で、板ばさみになっていた。
親である鹿野に「関西侠友会から抜けたら?」と進言したり、速水との衝突を避けたかったようだが…。
結局、鹿野を殺され速水にケジメをつけに行ったところ、速水の部下に刺され死亡。
どちらにも完全に振り切る事ができず、葛藤している姿がとても良い。
極道の紋章 第十九章
渕上 正樹
渕上 正樹(伏見会若頭)
渕上の恩人は2人いる。
津浪と伏見である。津浪には20年ほど前に半殺しにあった所助けてもらった。
伏見には、カタギになろうと思った矢先拾われて現在に至る。
津浪との約束、親の意向との狭間に悩んだ。
津浪に銃口を向けるも、結局撃つことはできずに自害した。
18の河合さんもですが、二律背反の苦境に立たされている人はとても好きです。
極道の紋章 完結編
安達 慎吾
安達 慎吾(津浪組組員)
津浪の話し相手か電話係をしている事が多い。
そんな彼が完結編では、前線に送り込まれ銃撃戦で活躍する姿にはテンション上がった。
章によって表記される名前が間違えられていたり、生き残るだけで出世していく人間が多い中出世しない安定の「津浪組組員」(津浪さんの直が最高位なのか?)
地味な存在であるが地味ゆえに、作品を見直していく中で一番注目した人物である。
極道の紋章 外伝
八神
八神(※口頭説明のみ)
八神組組長。
広島の平和を望む津浪の兄弟分。勝ち目のある戦争をしようとしていたが、筋を重んじる津浪の言葉を聞き、不利な大松一家に加勢することを決意。
しかし、志なかばで刺され死亡。
筋目を重んじていた津浪の考えを大きく変えた人である。
極道の紋章 外伝2
五十嵐 直人
五十嵐 直人(※口頭説明のみ)
津浪組若頭。
周りにどう言われようが、津浪の命令を忠実に守り抜いた。
徹雄の代わりに三田村組に話をつけに行き、その交渉時に刺され死亡。
言いつけを理解できない子たちに身をもって組を守ることがどういう事なのか教育した人である。
彼の思いは引き継がれ、徹雄がその代役を果たした。