かっこいいから。元気になる。ただただ、それ声に出して言いたい!!
……そんなセリフをまとめています。
第一章 勃発編
鷲尾一馬
「それよりな、サツのよこす情報は全部疑え。あいつらの言うことには、すべて裏があるからな」
「疼くんですよ、俺の暴れ虫が」
伊達宗継
「このままでは一般人から、裸の王様だと言われます。ヤクザのメンツ丸つぶれです」
「兵藤のアニキのカタキは俺たちがうつ。……心配すんな」
兵藤護
「なめんなよ、ヤクザ」
田所修二
「織田のアニキが、来週仮出所します。この事知ったら、即動きますよ。あの人、むちゃくちゃですからね」
倉田鉄也
「俺たち兄弟だろ、なんで組の掟のが大事なんだよ!!」
穂積宏
「抗争黙認ですか?」
河島源
「まぁ、いいけどよ。店の男が二人とも、小指が無いなんて洒落になんねぇだろ」
中山静江
「どうせ死ぬなら奴らの誰でもいい、誰か殺さないと気が済まない」
第ニ章 終結編
鷲尾一馬
「ばかやろう。腕一本でもケンカできんだろう」
「大東亜団と天道会……天秤にかけたのは、先生ですか? それとも磯山ですか?」
「俺が六代目になるために、極道やってると思ってるのか!」
「何で命を粗末にすんだよ」
「おまえがカタギになっても、俺の家族だ」
織田征仁
「柴崎、おまえ自分が思ってるほど頭良くねえからな」
「ヤクザってのは、多少不器用なほうがかっこいいんだよ。あんまり頭きれっとと女みてえだろ」
穂積宏
「おまえみたいな殺人鬼を世に放つとなると、心苦しいよ」
第三章 壊滅編
鷲尾一馬
「サシで勝負する気がのねえハンパモンと、一緒にされたかねえ」
「損得で盃を図れないのが政治と違うところ」
「勝手にしろ、だがな…死ぬ事だけは俺は許さんぞ、わかったか」
「そんなんじゃねぇよ、テツ。一人で行くのは親の務めだ。……死に急ぐ子を見捨てる親なんていねえだろ」
「俺がいなくたって。おまえと沖田がいれば大丈夫だよ」
鬼塚重孝(過去
「これからは面子に掟、仁義、そんなもん関係ない極道社会になっていく、金を持っとる奴が勝つ時代になる」
明神秋成
「残酷やなぁ、けどな家族ってのはそういうもんなんや」
正岡浩治
「自分の流儀に目先の損得は入っていません」
第四章 逆襲編
沖田正平
「考える必要なんかねぇ、失った時間を取り戻すだけだ」
織田征仁
「算数が得意だったら、俺はやくざなんてやってねぇよ」
伊達宗継
「俺たちはヤクザしか出来ねぇからな」
「あいつらが本気になったら、僕の出番なんかありませんよ」
河島源
「娘の為に足洗ったけどよ、その娘の命を救ってくれたのが鷲尾だ。俺はこのままじゃああいつに顔向けできねぇよ」
「この名前に恥じないように、デカイ組にしていこうぜ」
明神秋成
「風が…風が止んだか」
第五章
沖田正平
「あのよ、俺はおまえを許すことはできねぇ…絶対に許さねぇそれは覚えとけよ」
大谷
「やくざならやくざの気持ち分かってやれ」
鷲尾組組員
「いくら根性磨いても、数じゃ勝てませんよ」
山形吉衛(過去
「このままだと日本は悪くなる、日本どころか世界もな、その道を正しい道に修正せねばならん、どんな手を使ってもな」
第六章
鷲尾一馬
「全部作られてきた中で、俺は生きてきたんですよ」
「なら…この命尽きるまで戦い続けてやりますよ、たとえこの日本が相手でもね」
倉田徹也
「奇跡、奇跡って。俺は信じてないっすよ、そんなの」
大谷幸三
「奇跡が起これば会えるかもな」
穂積宏
「暴対法だけで潰れた組がどれだけあると思います?ましてや政府が絡んでいるとしたら…」
東条秀幸
「良い目だ、身震いしますね」
第七章
鷲尾一馬
「どんな綺麗事並べたって、俺たちヤクザからしてみりゃあ政治なんぞ、ただのシマの奪い合いじゃねぇか」
「俺たちはな、死んでも極道なんだよ」
沖田正平
「親父は総理だろうが、なんだろうが、人の風下に立つような人間じゃねぇ」
倉田徹也
「俺たちは、本当に守られてるのかもな」
村田弘治
「俺の肚か。俺は……沖田を、日本の極道を束ねる大親分にしてぇだけだ。かつての鷲尾以上によ」
薮田大吉
「日本は今、世界中から狙われとる。日本には君臨する大きな龍がおらんからのう」
笠原吾郎
「本気で日本を変えるのには、多くの犠牲が必要だしな」
第八章
鷲尾一馬
「俺んとこ来い。俺のもとでもう一度男を探してみろ」
「虎徹か。……良い刀じゃねえか。俺たちは直感的に匂いをかぎ分けることができる。狩る者と狩られる者の違いをな」
「この刀、てめえには似合わねえよ。……頂いていくぞ」
「なんでそんなに死に急ぐ? おまえが噛みつく相手は、沖田なんじゃねえのか」
「生まれ変わったら、俺のとこ来い」
「沖田に伝えてくれ。俺が鷲尾組をつぶす、とな」
沖田正平
「親父はもう……俺たちの親の鷲尾一馬じゃねぇのか」
「……いっぺん死んで、別の人間になっちまったのか」
「人の値打ち計りたいなら、顔見てモノ言えばかやろう」
大谷幸三
「追われてから追うおまえは、おまえが思ってるほど戦えねぇ」
薮田大吉
「己に自信持ってりゃあ、上も下も関係ないもんあるんちゃうか」
「今はな、政治が国の値を下げとる。この国を残すなら、俺らが昔の極道組織に戻ることしかないんや」
柴山克人
「狩れる仲間なら、好きな極道がええと思っただけじゃい」
笠原吾郎
「沖田は鷲尾にとって子ですよ。その意味は、総理はご理解頂けてますかね?」
山形吉衛
「誰がこんな無残な国にした、……息子はどこへ行ったんだ」
加藤玄
「イヤな予感がするんです。ヤクザという概念が木っ端微塵になるような」
外伝 織田征仁
織田征仁
「俺はな、神谷みてぇなクソヤクザが一番嫌いなんだよ」
「織田同志会に喧嘩売りやがってよお!てめぇの脳みそ食わしてやろうか……ああ?!神谷ッ!!!」
「また来るってよ。次来たらやっちまうかもしんねぇから、もう寄越さないでくれ」
「下向いて生きるくれぇなら、上向いて死んでやるわ」
織田慶次
(過去)「征仁、絶対おれが守ってやるからな」
「ずっと二人で生きてきたからな」
「とにかく、天道会には俺が信じた道がある。おまえにも見えるはずだ。一度でいい……考えてみろ」
鷲尾一馬
「どうするも何も、喧嘩を売ってきたら買うまでですよ」
河島源
「人間…一番大事なのは血の繋がった家族だよ、そんな風に思えちまったらヤクザなんかやれねぇよな」
外伝 織田征仁 第二章
織田征仁
「今から行ってやるからよ、代紋磨いて待っとけや」
「おまえら、地獄って知ってる?本当の地獄を俺が教えてやるよ」
「それが俺の、織田同志会会長としての最後の仕事だ」
「アニキ、一緒に行こうぜ……昔みてぇによ」
「自分を天道会にいれてもらえますか」
織田慶次
「おまえらは所詮愚連隊だ、いつかは組織に潰される」
「あいつはよ。前を見ることしかしねぇ男でよ。俺ら兄弟は施設で育った。だぁれも守ってくれねぇ、与えてくれねぇ、欲しいものは、必要なものは、戦って奪わなきゃ生きてこれなかった。だから、俺ら兄弟はずぅっと戦ってきた」
鷲尾一馬
「……一度足を踏み入れたら死ぬまで極道だぞ。その覚悟はあんのか?」
兵頭護
「指…つめてからいけよ」
近藤正敏
「捨て駒か、良い言葉だ。所詮やくざは利用し合うものだ、そうだろ?」