任侠作品『極道の紋章』の「名言・名セリフ」を記載しています。
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極道の紋章
川谷才蔵
「人にはそれぞれ向き不向きちゅうもんがある」
津浪裕史
「血の雨が降るで。のう…清水はん、組の存亡を賭けてまで守らなあかん会長かどうか、あんたが一番よう分かってる」 「 極道にとって勘ちゅうんは、時には自分の命を守る大事な武器やぞ」 「徹雄…甘いで。情けかける奴まちごうたら、命ナンボあっても足らんで」
前崎徹雄
「おやっさんは残忍ちゃいますよ。ワシは昔からね、えげつない残忍ちゅう奴をようけ見てきてますけど、そういう奴は頭に血が上り過ぎて、ホンマのヤクザにはなれませんわ」
沢村真治
「殺られたら殺りかえす、それが親父の遺志やおまへんのか!」 「ワシらはワシらの信じた道を行けばいいんや…」
川谷純一
「ワシは反対されると、余計やりたくなる性分なんやッ!」
極道の紋章 第弐章
川谷才蔵
「情に流されたら、組の統率はとれへんで」
津浪祐史
「ヤクザには肉親の愛情は必要やない。あるのは義理だけや」 「徹雄……そないな剣で人が切れると思うとんのか。剣を落とすのは、支える指が無いからや」 「カタギにさせろちゅうんは、納得せんやったら殺せっちゅうことや」 「極道にはな…過去も未来もない。あるのは、今ちゅう現実だけや」
川谷純一
「何ごちゃごちゃ言うとんねん、ワシが戦争言うたら、戦争したいんじゃ!」 「どうせいつか人間死ぬんや…おまえも肚決めや」
極道の紋章 第参章
津浪祐史
「ワシら極道やで、代紋に逆らう奴をつぶすのは当たり前のことや」 「その立場が問題なんや、盃は命より重い」
加賀美信吾
「味方が増えた分、敵も増える」
柳田恭介
「あんたと違うて、一度口にしたことは命だってかけま」 「相手がどこやろうと、ワシはワシのやり方で行くわい」 「わしゃあ、いっぺん言うた事は絶対守る!」
極道の紋章 第四章
津浪裕史
「感情に流されたらあかんで。己の一番の敵は、己や。己の感情をコントロールできんような男は、頂点に立つ資格はない」
黒田基樹
「うちとアンタんとこは、昔から色々あったやろ。過激な奴が多いんや、けどな……筋の通らん事はあかん。ケンカするんやったら、真っ向からタイマン勝負したらええねん。そやろ?」 「勝ち目はのうても、やらにゃあならん時かたあるんじゃい!」
加賀美信吾
「けど…いつ何時(なんどき)仮の話が現実になるやも、分かりまへんからなあ」
清水武雄
「その時、兄弟との盃に物言わしたいんや」
田崎正人
「因果なもんやなぁ…おまえたちの稼業も。いつも若いもんが犠牲になる」
山中秀樹
「戦争に勝つだけが、勝ついう事やないでっしゃろ」
谷口直樹
「いくら絶縁されたから言うてな、ワシかて極道の意地があるんじゃ」
極道の紋章 第伍章
津浪裕史
「問題は掟に従って冷静な判断を下すことや。そして、その決断に全責任を持てる事が、上に立つ人間の条件や」 「喧嘩する時はな……殺す気でいかなあかん。そして相手が殺すに値する人間か見極めなあかん、雑魚相手の喧嘩はチンピラと同じやぞ」 「油断、過信、情け、己の全てが命取りになる。敵に向かうにはまず己を制さなあかんぞ」
堂本伍朗
「喧嘩するだけが極道やないで」
木村昇三
「極道にとってメンツいうもんが、いかに大事か」 「ワシがいつも死ぬ覚悟で会ってるからや。ワシの目見て、奴らがビビってるのが分かるんや。最近は、代紋の為に命を張るなんて極道も減ってきてるからのう」 「義理返せ……言うやったら、ナンボでも身体張ったる。せやけど盃は別や」
極道の紋章 第六章
津浪裕史
「あんた戦争のやり方知っとるんか。まず狙いを定めるんや…最初の狙いはあんたや」 「一家を支えるには、しっかりとした幹部と非情な決断が必要なんだ」 「極道はな…刃物みたいなもんや。切れる刃は大事にされるが、錆びた刃物は捨てられる。おまえは切れそうやな、けどな…切れる刃者は、下手すると自分の命を落とすことになる」
堂本伍朗
「謝って済むことやないやろ!てめぇの子分なんやぞ!よりにもよって頭にチャカ弾くとは、どないな教育しとるんや!」
杉岡栄
「無闇に戦争するのはアホのやるこっちゃ」 「奴を恨むな。おまえか家族か言われて、家族を選んだだけや」
村井悟
「俺は死ぬまでヤクザじゃ」
極道の紋章 第七章
清水武雄
「何でも上に従えば、ええちゅうもんでもないやろ」
堂本伍朗
「意見は言え、せやけど決定には従うんや。それが自分の考えとちごうてもな」
牧原善三郎
「どんな経緯で破門になったか知りませんが、見ず知らずのこの年寄りの命を、身体を張って助けてくれました。まさに任侠道。親分さんの教えの賜物だと思います」
風間将兵
「敵に回したくないから味方にする。おもろい理屈やなぁ」
極道の紋章 第八章
津浪裕史
「野心を持った組は他にもある。問題はその組が敵か味方か、見極めることやな」 「引いたら負けや。何が起きようと……強気で行くんや」 「そんな薄汚ねぇ手は借りんよ」 「親分が決めて頂ければそれに従います。誰が跡目を継いでも、ワシが親分の子分だという事には、変わりおまへんので」
芝村幸吉
「殺る時はワシが殺る!……おまえら、大人しゅうしとけ」
風間将兵
「代紋こそ違え、お互い似たモン同士やと思わへんか。立場もやり方も何もかもな…」 「この盃、割るようなことがない事を祈るで」
田崎正人
「おまえらがな、共倒れするのは構わんが、市民を巻き添えにするのは許さねぇってな」 「関西を血の海にされたら、かなわんからな」
極道の紋章 第九章
川谷才蔵
「おまえのたった一つの親不孝は、跡目を断ったことや」
津浪裕史
「対岸の火事や、と安心してられんぜ。いつ火の粉が降りかかってくるかもしれんからのう」 「誰が二代目になろうが、子は親を支えなあかん。過去に何があろうが、今後何が起きようが忠誠を誓うんや」
堂本伍郎
「馬鹿言うな! 川谷組の為やったら、命捧げるつもりや」
杉岡栄
「いつまでも武闘派が重宝される思うたら、大間違いやぞ」
芝村幸吉
「兄弟……あんた、仲裁ばっかしとるけどどっちの味方なんやの」 「しょうみな話や…極道になった以上、誰もが頂点(テッペン)を目指す、せやけど誰もがなれん。おまえは少ない一人の…候補なんやぞ」
高見和幸
「いまさら、義理もメンツもおまへんわ」
極道の紋章 第十章
川谷才蔵
「昔から、極道は揉め事を調停する役割を持っていたんだ。暴力のぶつかり合いを回避する為に、顔にモノを言わせるんだ。全て暴力で解決するマフィアとは、そこが違う」
津浪裕史
「ワシは先代の気持ちに応えたい。おまえを頂点に立たせるのが、ワシの使命や思うとる。おまえも先代の気持ちを汲んで、しっかりと男を磨くんやぞ」 「イモひいてたら、こっちの負けですわ。ぶつかる事を恐れたら、何も交渉できまへんで」
杉岡栄
「親分、もっとあいつらにキツう言うたらどないでっか。暴力だけが、わしらの武器やおまへんやろ」
前崎徹雄
「ワシら同業やろがい。同業者が同業者にみかじめ払うって、コレおかしちゃうんか?」
高見和幸
「アホぬかせや。バランスちゅうもんを知らんのか、バランスちゅうもんをよ」
極道の紋章 第十一章
堂本伍朗
「誤解せんといて欲しいが、戦争するんが怖わと言うとるんやない。無駄な犠牲者は出しとうないんや」 「正直言うと、まだ板に付かんのですよ。頭を子分と呼ぶことに…」
津浪裕史
「戦争も辞さないというわけやな」 「互いに頂点(テッペン)を目指す以上、衝突は避けられんでしょうな」 「代紋を信じる……それが信念や。横槍が入ろうが邪魔されようが、信じきることや」
風間将兵
「兄弟が描いた絵図通りに、事が進まんからか?けど…今までもそんな時あったやないか。それを逆手にとって…ねじ伏せてきた」
権藤伊佐夫
「一度振り上げた拳は、なかなか下りねぇ。仕方ねぇな」 「俺がくたばるまでは、筋は向こうにある。血の泥沼に這いつくばって、日本中のヤクザもんに笑われるのがオチだ」
桐生健介
「どんな要求してくる気か知らんが、その要求には応えられない。それでもゴリ押しで来るというなら、受けて立つよ」 「戦争も辞さないというわけやな」
目黒勝彦
「戦争が怖くて、ヤクザが務まるか」
極道の紋章 第十二章
津浪裕史
「皆が納得しなければ、おまえの跡目は無いで」 「人には分というモノがあるんや。大将になる奴、参謀になる奴、兵隊になる奴、みんな重要や」 「いや、ワシは参謀や。参謀が頼りないばっかりに、潰れた組はたくさんあるで」 「便乗するような奴らは、期待できんな」 「おまえは…代紋の意味が、よう分かっとらんようやのう」 「おまえは一度死んだんや。煮て食おうが、焼いて食おうがワシの好きにさしてもらう」
芝村幸吉
「極道が、銭、金になびくようになったらしまいや」 「兄弟はまっすぐやまっすぐや。兄弟の為やったら、命賭けられるで」
清水武雄
「跡目になるには、度胸、器量、分別、色んなもんが必要やろうけど、一番大事なんはワシらの鑑になってくれるっちゅうこっちゃ!」
源田誠司
「馬鹿やろう、俺は俺の流儀でやらしてもらうわ」 「ビジネスもギャンブルも必勝法はただ一つ、勝ち馬に乗ることです」 「シマ、力、金、全てを勝ち取る為だ」
極道の紋章 第十三章
津浪裕史
「どんな問題にも、色んな道があるはずですわ。それを一本に決めるのが、親分の仕事です。ワシはそれを補佐しますわ」 「裏からこっそり入れば、シマが手に入るとは限らん。正面切って、正々堂々と行くしかない」 「殺れるもんやったら、殺ってみい。ワシを取ったらどないな事になるか、分からんわけやないやろ。その度胸があるんやったら、引き金引いてみんかい!」 「引き金引いとったら、取れとったな。ワシを取る気やったら死ぬ覚悟で来んかい」
桐生健介
「信用なんてしてねぇ、敵だからな」 「何でおまえは俺に相談なしに、勝手な真似をするんだ。いいか…戦争になる時は、俺が先頭に立つ。だがな……それは最後の手段だ。分かったか」
源田誠司
「弾いてみろよ、てめぇの頭も吹っ飛ぶぞ」
極道の紋章 第十四章
津浪裕史
「突然死ぬかもしれんで。人の運命なんて、分からんもんやからな」
清水武雄
「ナンボ働いたかて、跡目は取れんぞ」 「組織が大きなったら、一筋縄ではいかん事もあるやろ」
権藤伊佐夫
「日本っていう国はな……狭えや。互いに痛み合わなきゃいけねぇ。引く時はよ、引けや」
桐生健介
「俺に相談もなく、跡目を決めるっていうのはどういう了見なんだ」
天馬日出男
「花火のような生き方は、極道にとっての理想だ。まっすぐ空に駆け上って、派手な花を咲かせて消えて無くなる。どうせ死ぬなら、花火のように死にたいものだ」
極道の紋章 第十五章
津浪裕史
「思った時がその時や」 「自覚のないまま……操られている、という可能性もあるで」
黒崎竜也
「確かに……これだけの組を一つにまとめるのは簡単な事やないと思います。だからといって、諦めることはないと思います」
権藤伊佐夫
「ケンカは数じゃねぇ、モノを言うのは上に立つモンの度胸だ」
桐生健介
「抗争に巻き込まれるのは、迷惑なだけだ」 「流石、策士だな。そういう手があったか。勉強になるわ」
生沼
「歴史みたら分かるやろ、天下獲るためやったら何でもありや。今日は味方でも明日は敵かもしれへんで」
極道の紋章 第十六章
前崎徹雄
「この代紋とも、いよいよお別れですね…」
津浪裕史
「痛みは殴られたもんしか、分からんからな」 「能書きは誰にでも言えるで。問題は自分の言った事に命を張れるかっちゅう事や」 「良くなりはじめが、腐りはじめや。果物は熟した時が食べ頃やが、同時に腐り始めとる。組織も同じや。大きくなればなる程、綻びが見えてくる」 「樽の中に1つでも腐ったリンゴが入っとたら、他のリンゴも腐ってしまうからな」
杉岡栄
「銭で済むやったら、ナンボでも協力しまっせ!」
峰岸良太郎
「ただ数の多いところは、何を仕出すか分からんって事を言いたいだけや」
速水俊充
「兄貴に天下獲ってもらうために、俺の命預けますから」
極道の紋章 第十七章
津浪裕史
「人間な、簡単に死ねんもんや」
桐生健介
「俺は肚を決めた。もう奴等と話し合いには応じねえ。だがな…一度弾いちまえば、後は返しの連続だ。後戻りは出来ねぇぞ」 「俺が頂点(テッペン)を獲るためには、おまえの力が必要だ」 「宣戦布告と取ってもらってかまわん」 「ですが……考えようによっちゃあ、返り討ちにする絶好のチャンスかと」
速水俊充
「俺はまた懲役に行っても平気っすよ。いや、死んでも構わねぇ。我慢してるよりはよっぽどマシだ」
サメジマ
「俺に言わせりゃあ、馬鹿な親分の言いなりになっているヤクザの方が信用できませんけどねぇ」
極道の紋章 第十八章
前崎徹雄
「行くも地獄、引くも地獄か」
風間将兵
「戦争が長引けば、失うもんも多いで」
島谷英輔
「無駄な血や、と思ってまへんで。ワシら、関東に進出するの為に来とるんや。もしここで引いたら、それこそ今まで流した血が無駄になりまんがな」
鹿野博文
「俺は保身の為に関西についたんじゃない、関東のやってる事に筋が通らないと思ったからだ。命が惜しいんなら今すぐカタギになれ」
桐生健介
「変わったのは、状況じゃなくてあんたじゃないのか」 「ここまできたら、殺るか殺られるかだ」 「血の気の多いおまえには分かんないかもしんないけどな、物事には順序ってもんが」 「お互い、形ばかりの手打ちだったようだな」
速水俊充
「点数稼いで、のし上がろうって魂胆ですか」 「馬鹿な奴だ、生きる道はあったのに……」
極道の紋章 第十九章
津浪裕史
「いや、しばらく様子を見たほうがええやろ、相手の動きを見てこっちの動きを決める」 「問題は、頂点(テッペン)に登りたい奴が1人だけじゃやないちゅうことや。誰かが治めんと戦争は終わらん」 「戦争で怖いのは、命がけでくる奴や」 「親の命令に従うのが、ヤクザだ」
長塚義弘
「たったこんだけの人数で、組織に戦いを挑もうとはええ根性しとるで」
玉本軍平
「わしゃあ、先代に惚れて代行を務めてきた。先代の遺志を尊重するよ」
桐生健介
「一つ教えといてやる。戦争ってのはな、勝ってこそ意味があるんだよ」 「攻める時は一気に攻める。それが俺のやり方だ」
渕上正樹
「うちはどの組の傘下に入る気はありません。これは親父の意向でもあります」
本橋涼介
「俺は逃げるのが嫌で、組を立ち上げたが結果として逃げざるをえなかった。これからどうなるか予想もつかん。おまえらに無理強いする気はねぇ。足を洗いたい奴、今ここで言ってくれ」
極道の紋章 完結編
津浪裕史
「今度、戦争になったら決着をつけるまで、殺らないかんやろ」 「答えの分かってる道やったら迷わず進めるが、答えの無い道は決断する人間が必要なんや。それが親分や」 「戦争は政治の手段や」
風間将兵
「あの頃はお互いナンバー2やったさかい。親分の為に戦ってきた」
桐生健介
「そうだ、二度目の手打ちはねぇ」 「手打ちをしても、何の意味も無かったじゃないですか。やはり…決着をつけなきゃならないんですよ」 「生きるか死ぬかの人間がいるんだ。下らねぇ事で騒ぐな」 「おまえを狙ったという事は、俺に銃口を向けたのと同じことだ」
極道の紋章 外伝
津波祐史
「筋が通らん事はでけん」 「筋を通して生きるよりも、筋を通して死んだほうがマシや」 「事を成し遂げられなかった、無念さだけが伝わってきた」 「推測だけで動くな、八神は裏切りにあう程そんな馬鹿じゃない」
前崎徹雄
「同感や、何事にも死ぬ覚悟が必要や」
八神
「そんな古臭い事を言うとったら、殺られるだけじゃあ。殺るか殺られるか!ワシはのう、広島を治めて平和にしたいんじゃあ」 「筋金入りの極道じゃあ、兄弟は」
アイハラ
「死ぬ覚悟でいけば、誰が居ようと関係ないんじゃ」
極道の紋章 外伝2
津浪祐史
「五十嵐はな…ワシの代わりに死んだんや。三田組とケンカすな、というワシの命令を守ってな」 「極道になった以上、頂点(テッペン)を目指すんや。それが親分の願いでもあるし、ワシの使命でもある」
五十嵐
「こんな事で、親分の手、煩わせるわけにはいかんからな」 「病院紹介してもええで。藪にかかったら、法外な治療費請求されそうやからな」 「覚悟はハナからできとる」 「それで落とし前になるんかい。なら、ワシの命くれてやるで」
前崎徹雄
「おまえはまっとうに生きるんや。その為やったら、兄ちゃん何でもしたる」
三田村
「1人で乗り込んできた以上、死ぬ覚悟はできとるんやろうな!」