任侠作品単発・短編

『報復への道』意味の無い殺しはやめませんか

報復への道 単発・短編
任侠作品『報復への道』の「あらすじ、キャスト・スタッフ、登場人物、相関図、個人の感想」を記載しています。

任侠映画『報復への道』予告 原田龍二 オールインエンタテインメント

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概要

あらすじ

息子の誕生日に訪れた悲劇。拳銃襲撃事件の被害者となった新崎(原田龍二)は、最愛の妻と息子を失い、一人生き残ってしまった。そして、信じられない言葉を耳にする。「あなた達は間違われて襲われた」ヤクザの抗争事件に巻き込まれたことを知った新崎。光を失った男は、ただただ復讐を果たすため、拳銃を求め彷徨い始める。辿り着いたドヤ街。平凡に暮らしてきた過去とは真逆の世界で、地べたに這いながら、男は静かに立ち上がる。

(引用:youtube)

キャスト・スタッフ

出演:
原田龍二 / 山口祥行 / 本宮泰風 / 古井榮一 / 松田優 / 小沢仁志
監督 浅生マサヒロ

(引用:youtube)

ストーリー

嫁と子どもの誕生日を祝っている最中に、隣人に間違えられて襲撃事件に巻き込まれた主人公は嫁と子どもを失う→狙われていた隣人(シマクラ)がお見舞いにくる→復讐したいと告げるが「何もできない」→退院し自宅に帰ると玄関のドアに一枚の紙が…→部屋に入りかつての生活を思い出し涙する→そして紙に書いてあった大阪へ向かうが門前払いをくらう→シマクラの兄貴分から話を聞き、真実を知る→スポンサーとなり解散させられたヤクザ(アライ組残党)と手を組み、復讐の最終決戦へ

⇒おしまい。

 

登場人物

新崎家

新崎(にいざき):一般人の主人公。
ハルミ:新崎の妻
ショウタ:新崎とハルミの子

 

仲間4人

イソガイ:十字会(極秘任務/身内も殺る特殊部隊)に居た、長兄。
トヨシゲ:マスターピースを渡す
オオタ:武器商人と知り合い
ハマダ:調理学校卒業、末弟

 

その他

シマクラ:新崎の隣人で狙われたヤクザ
キヨヒロ:武器商人

 

ココが好き!

雰囲気・演出・アクション

舞台は大阪のドヤ街。
テンポいいし、とても見やすい。
銃がメイン!殴る蹴るはほぼ無い。 練習でもガンガン撃つし、本番でもガンガン撃つ!

 

武器商人による指導

銃について色々と語っているよ!
「引き金には指かけない」他、銃の持ち方やどう撃つのか?急所の説明などの指導が10分位ある。

 

作中のセリフで言う名前↓

  • イタリア製ベレッタ92F
  • アメリカ製コルトガバメント45口経
  • ブラジル製トーラスレイジングブル (44マグナム
  • マスターピース

隠語:初婚は犯罪歴なし、×は前科あり、歳は銃の口径、こどもは弾1ケース。

 

とくに好き

  • シマクラがお見舞いに来てくれる(「あっ…お見舞いに来てくれるんだ、律儀な人」と思った)
  • 新崎「意味の無い殺しはやめませんか」からの「殺さなきゃ殺される」の返し。

  • ラストの銃撃戦(特に、小沢仁志さんの二丁拳銃がカッコイイです)

 

 まとめ

嫁子を殺された主人公が復讐する話。
主人公が一般人なので感情移入しやすい。
「任侠作品見たこと無いよ~興味ないよ~」って人にも、復讐劇としてオススメしやすい。
良い意味で任侠作品っぽくない。

組残党の人たちの組事情は、説明入ってたけど「利害一致!」で深く頭に入れなかった。
「彼らも色々事情があるんだな」位の認識で十分楽しめる。
この話、あくまで新崎(一般人)の復讐!

そして、全員死亡エンドなのにハッピーエンド!

最後の最後に互いの自己紹介のシーンがあるのも泣けます。
新崎が嫁と子と手を繋いで歩いていく終わり方が、幸せそうで良かった!!
新崎が死んだ描写は無いけど、嫁子の元へ行ったのはつまりそういう事だろ……?
こういう演出、最高に好き。
作中に流れるBGMが切なくて、また良いのです!!

 

 


 


 

 

 

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