概要
あらすじ
東北抗争は一応の終幕を迎えた――。しかし、依然として東北、そして、広島極道を中心とする西日本睦会への睨み合いは続いているのであった。そんな中、福井での小競り合いから地元やくざ坂下組と侠和会との抗争が勃発する。西日本睦会と繋がる坂下組はこれを機に侠和会襲撃を画策、侠和会々長・工藤(白竜)と若頭補佐・川谷にヒットマンを放つのであった・・・。
(引用:youtube)
キャスト・スタッフ
出演:本宮泰風 / 山口祥行 / 小沢仁志 / 宮内知美 / 松田ケイジ / 川原英之 / 北代高士 / 御木裕 / 白竜 / 哀川 翔
(引用:youtube)
ストーリー
『日本統一14』前回までのあらすじ→【山崎組】先の結果により財前組が福島でごたつく/これから→【組長室】氷室、田村、謙太、丈治(組長付きに出世)→氷室と田村→【いつものバー】川谷と氷室(田村の説得/丈治の出世)→【玄誠会】福本、原木、坂下→【京都】三谷と馬場(福井駅ビル建設、トラブル?)→【金沢】坂下組情報→【福井】建設会社社長に話を聞く→【山崎組】氷室と丈治(心理テスト)→若宮、来訪(秋本の今/福島で、豊中と会った)→【山崎組】謙太と丈治(5の話)→【福井】三谷組、セイナン建設(坂下組)→【工藤組】渡部と財前→【車中】三谷、坂下組と揉めた報告を受ける→【電話】三谷が馬場へ(川谷も知る)→【坂下組/電話】坂下、福本(原木)→【ホテル】工藤移動中→【福井】三谷、襲撃を受ける→【ホテル】工藤、襲撃を受ける→三谷、死亡→【山崎組】工藤が撃たれたと知る→工藤、重傷→【侠和会】犯人探し難航→【玄誠会/電話】福本と坂下→【侠和会】坂下組よりも会長を襲った犯人探す→【山崎組】犯人探し最優先(担当割り振り)→若宮、来訪(関東/福島ごたごた)→【車中】氷室、丈治、長谷川→【福井】田村、坂下組調査→【京都】謙太ら、馬場と遭遇→【東北】中島、財前は豊中と会う→【?】氷室ら、制裁()→【病院】川谷と渡部→【坂下組事務所】田村と大成、乗り込み爆破!→【病院】工藤、目を覚ます→氷室、囲まれて襲撃を?!→
16へ続く⇒
登場人物
侠和会
二代目会長:工藤雅信
三谷組
侠和会若頭補佐/組長:三谷弘志
三谷組若頭?:(オオモリ
馬場組
侠和会若頭補佐/組長:馬場伊佐雄
工藤組
本部長/二代目組長:渡部圭太
侠和会工藤組幹部/財前組組長:財前直也
山崎組
侠和会若頭/三代目山崎組総裁:川谷雄一
侠和会直参/三代目山崎組組長:氷室蓮司
山崎組組員→組長付き:坂口丈治
川谷組
侠和会山崎組若頭/三代目組長:田村悠人
組員:大成虎雄
山崎組幹部:三代目三上組組長:渋谷誠吾
中島組
山崎組若頭補佐/組長:中島勇気
龍征会
侠和会山崎組若頭補佐/二代目会長:菅谷謙太
組員:石沢勇将
組員:山村義明
西日本睦会
会長:(空席)
玄誠会(広島
初代玄誠会会長:高坂玄(病気療養のため引退)
二代目玄誠会会長:福本貞夫
福本組
玄誠会幹事長/二代目組長:原木秀一
坂下組(福井
組長:坂下惟秀
若頭:モギ
若頭補佐:オリハラ
組員:タカハタ(偽名:ウスイ)
組員:ミズキ
組員:コミヤ
丸神連合
水神会
沖田組組長:沖田学
三田組
丸打組二代目/組長:秋本照政
秋本組
三田組若頭/二代目組長:若宮猛
その他
(福井)ニシカワ建設社長:ニシカワ
セイナン建設:ウスイケンスケ
ココが好き!
【三田が乗っていた車のナンバー】:京都333 ゆ37-37
ドンパチ!
《回想》セイナン建設社長?→社員?ウスイ
建設会社社長が、セイナン建設に説明しに行った時。
社長?が、社員に
社長?「どなるな言うたやないかい! おい! 誰がおまえのアニキだ、こら! わしはおまえの社長やろうがい!」
で、殴る!蹴る!
社員?のウスイくん、奥の部屋へ連れていかれる。
坂下組はただでは帰さない
三谷組組員2名はニシカワ社長の代理(素性を隠して)、セイナン建設に話をしにく。
「坂下組の人間だろう!」「あんたらかてカタギちゃうやろ!」で口論が激化。
揉めて、坂下登場!
三谷組2名が返ろうと背中を見せた時に、
坂下はイスをぶん回す!
それを機に、坂下組みんなで三谷組組員2名をボッコボコに!
【三谷組組員2名……負傷】
タカハタ→三谷
車から降りて、一服中に発砲を受ける。
隣の組員は撃たれ倒れる。
接近戦となり、短刀を出してきたヒットマンにより三谷は刺される。
何度も刺されて、地面は真っ赤。
三谷はヒットマンの手首をつかみ、どこの者か問い詰め、
「坂下組のタカハタ」と答えさせてた後で、首をスパアアアア!!
【タカハタ……死亡】
三谷、三谷組若頭に「やったのは坂下組のタカハタや」と告げる。
三谷組若頭「わかりました。で、親父は無事なんでっか?」
三谷「ああ、こんなもん痛くも痒くも、何ともないわ」
三谷組若頭「もうすぐ着きますよって、辛抱してください」
【三谷……死亡】
工藤雅信襲撃事件の犯人は?
- 工藤は、瀕死の重傷ながら一命を取り留め。
組員総出で、日本全国での犯人捜し!
西日本睦会系の組員→三谷組組員
三谷組組員(組長不在)に対して、福本は西日本睦会系の組員を使って襲撃。
【三谷組組員2名……死亡】
【坂下組事務所】田村、大成の襲撃
- 田村と大成2人:坂下組へ乗り込み発砲するも、坂下は不在。爆弾セットして去る!
\ドゴーーーーン!!/(爆発)
【オリハラ、他坂下組組員……死亡】
侠和会の流れ
財前組は、おもしろくない
東北戦争後……【福島】
- 財前組(侠和会):青森の一部と福島の半分
- 豊中組(水神会):福島の半分
⇒先の戦争っで良いところは、
山崎組が獲得したので財前組にとってはおもしろくない。
【福井】駅ビル建設トラブル
【料亭】馬場、三谷に相談。
福井に建設中の駅ビル。
地元の人間とトラブルになりそう。
もともと愚連隊の集まり。一本独鈷。
組長の坂下が相当なきちがい、若頭以下組員全員が特攻やろう。
坂下:去年まで刑務所。
建設会社社長の話:
- 役所と建設予定地周辺の住民に、説明会した時に、ガラの悪い人たちが現れて、難癖をつけられた。
- ガラの悪い人の事務所に出向いたら、「↑上記の件」を聞きつけて用意したような事務所。
- セイナン建設からの提案
①:ビル解体の下請けをうちの会社を使う。
②:立ち退き料の上乗せ。(1億円要求)
渡部、財前に注意。
福島で、豊中組にちょっかいかけてる事について:
- 渡部:氷室から頭下げられて了承した。
- 財前:山崎の看板ばかりに気をつかってたら、シノギにならない。
馬場さんのイヤな予感
馬場は、川谷に「三谷にニシカワ建設の件を頼んでいた」ことを言う。
川谷「まあ、ええやないかい。いざとなったら、福井はわしらのシマにしてまえばええだけの話や」
馬場「へい。せやけど……」
川谷「?、どないしたんや?」
馬場「……ちぃと、ヤな予感がするんですわ。カシラ、わし福井入りますわ」
⇒馬場、福井入り。
お目覚め
【病院】工藤:目を覚ます。
山崎組の流れ
福島がごたついてる……
- 財前組(侠和会)が、豊中組(水神会)にちょっかい。
⇒財前は、山崎組をよく思っていないので、
福島に乗り込んでも事態がこじれるだけ。
・若宮(水神会)に探りを入れる。
・氷室が、渡部(侠和会)に話を聞く。
丈治の出世
- 氷室の組長付きに出世。
力がある奴に従うシンプルなルール
- 氷室:田村に山崎組の直参になってほしい。俺たちはもっと上を目指していくべきでは?
- 田村:(´-ω-`)ウーン。考えてみる。
氷室「俺たちは世間のゴミだなんだと言われちゃいるが、俺は必要悪だと思ってる。俺たちが不良外国人や若え連中を教育していかなくちゃいかねえ。そのためには、小せえ組同士や地域同士で揉めてる場合じゃねえんだよ。日本極道界を統一して、一丸となっていかねえといけねえんだ」
田村「でもよお、蓮司。それ綺麗ごとだよ。俺たちヤクザはよ。世間で生きられねえからヤクザやってんだよ。ルールを守れねえ我の強え集まりなんだよ。だから、ケンカや抗争が絶えねえんじゃねえか」
氷室「ああ、分かってる。俺たちは力のある奴に従うっていう、シンプルなルールで生きてる。だったら、俺たちが一番強くなればいいだけのことじゃねえのか?」
田村「お前、それ本気で言ってるのか?」
氷室「ああ。それが結果、仲間や家族を守ることに繋がる。俺はそんな風に考えてる。もちろん今すぐじゃねえ、今はただの戯言かもしれねえけどな」
田村「いやあ、戯言なんかじゃねえよ。やっぱりおまえは俺らの上を行く人間だ。頭のいいおまえが言ってるんだから間違いねえよ、きっと。」
氷室「そのためにも、おまえの力が必要なんだよ。おまえも自分は身体を使うしか能がねえとか思ってるかもしれねえけど、立派にうちの組を引っ張ってくれてる」
田村「そりゃあ、おまえが後ろでデーンと親分してくれてるからだよ」
氷室「そんなことねえよ、おまえは十分に状況を把握して、適切に対応ができてる」
田村「~~……蓮司。おまえの夢聞かせてもらったんだ。俺もちゃんと真剣に考えてみるわ。もうちょっと時間くれ」
(´▽`)!
川谷の丈治を想う気持ち
- 丈治が組長付き(氷室の元)になったことに対して……
川谷「おまえ、それ甘やかしすぎちゃうか? 早すぎるやろ?」
氷室「いいえ! その逆です。俺の下で、直接厳しく育てていきますから」
川谷「うん。……まあ、おまえに任せる言うた以上、口挟むつもりは無いけどな。周りのモンと同じように扱ってくれや。特別扱いは無しやで!」
氷室「分かってます。けど、俺が言うのもなんなんですけど、丈治のやつ、やっぱり……」
川谷「やっぱりなんや?」
氷室「親父のDNAなんですかねえ、他の若い衆より飲み込みも早いし、肚も座ってます」
川谷「ええ、(笑)ホンマかいな」
笑顔になーる(´▽`)
心理テスト後……
- 氷室:川谷の親父への恩返しとして、丈治を立派な跡取りとして育てていく。
- 丈治:荷が重い。意味は理解している。
⇒
(ドアの向こうで涙ぐんでる謙太もよき)
福島の近況
若宮が、氷室に「豊中と会った時の報告」、「財前組の説得」。
- 若宮:豊中を抑える。
- 氷室:財前の説得。
山崎組:担当地域
氷室は、各自担当する地域を割り振る
- 龍征会:京都(他の組とぶつかっても遠慮はいらねえ)
- 川谷組:三谷組と協力で、福井(タイミング良すぎて坂下)
- 中島組:若宮と相談で、東北(念には念を)
- 三上組:情報収集で、神戸
- 氷室:傘下と念調べで、大阪
氷室らの制裁
- 氷室:工藤襲撃が「坂下組のしわざ」であると吐かせる。
⇒坂下組を徹底的につぶす流れに。
囲まれてしまった!?( ゚Д゚)
- 氷室:車移動中、前から後ろから車を挟まれ、たくさんの人たちに銃口を向けられる。
→16へつづく
西日本睦会の流れ
福本さんの真の狙いは……?
- 玄誠会:初代高坂が病気療養のため引退、福本が二代目に。
- 西日本睦会:会長は(空席)
福本「先代はいうなれば、守りの人じゃった。じゃがわしは、その反対じゃ。侠和会じゃろうと、九州じゃろうと、攻めにいっちゃる。その辺が反対派には理解できんのじゃろう」
⇒今は「睦会の次の会長を決める大事な時期」。
二代目が決まるまでは、激しい動き(戦争など)はしない。
というのは、建前。
- 福本:坂下を利用するために、↑上記の話を。
- 原木:「睦会会長を福本反対派」の説得。
坂下組はやる気まんまん!
【電話】坂下、福本に報告
福本の策を得て三谷組との戦争に、意気揚々!
三谷、工藤襲撃の後……
坂下は、工藤の病室に直接カチコむというが……
坂下「正面からダンプでバーン!とつっこんでな、裏口からスルっと案外楽勝やで」
⇒坂下は、福本のあらたな策で、戦闘準備。
- 原木:会長と叔父貴の関係が表に出れば、侠和会との全面戦争に発展しかねない。
- 福本:単細胞じゃが口は堅い。
丸神連合の流れ
《回想》若宮、豊中から福島情報をきく
【福島】財前組(侠和会)と豊中組(水神会)が揉め。
- 豊中:こちらからは手を出してない。不慣れな土地、水神会から「揉め事を起こすな」と言われてる。このままでは抗争になりそう。
抑えることが難しくなってきている
- 若宮:工藤が襲撃されたことにより、「秋本組」と「水神会」の均衡がくずれてきている。福島の豊中は抑えていたが…。
- 氷室:中島を連れて福島に。財前と豊中で、直接話し合いの場を設けてほしい。
氷室さんの心理テスト
氷室と丈治:心理テスト。
心理テスト1
- ①:あなたは大きな組織の若頭(組持ちの親分)です。ある時、親分の舎弟頭が出所してきます。その舎弟は問題ばかりを起こす人です。自分の組の人間にも手を出してくる人です。どうしますか?
氷室「まず、おまえはでけえ組織のカシラをやってるとしよう。当然組持ちの親分だ」
丈治「なんでっか? 心理テストやないんですか?」
氷室「いいから、最後までちゃんと聞け。そこにな、おまえの親分の舎弟頭が出所してくる。その舎弟がとんでもないヤクネタで、問題ばかりを起こす」
丈治「はあ……」
氷室「しまいには自分の組の人間にまで、手を出す始末だ。その時、おまえはどうする?」
丈治「そらあ、自分の親分に掛け合って舎弟をなんとかして下さいって、頼みます」
氷室「ああ、そうだな」
みんな大好き!大宮さんのこと~~~~!
大宮さんの回は『日本統一5』です。
心理テスト2
- ②:舎弟頭は、親分を想う気持ちはやくざとして立派な心を持っている。親分も舎弟頭に恩があり、簡単に切ることできない。しかし、舎弟頭には引退の処分を伝えなければいけない。誰に言いに行かせますか?
氷室「けどな。その舎弟も親分を想う気持ちは誰にも負けてなくて、むしろヤクザとしては立派なくらいだ」
~~~(略)~~~
氷室「けど、兄弟に恩がある親分は、舎弟を切ることができない。そこでおまえは親分をなんとか説得する。次の問題は、引退の処分は誰に言いに行かせるかだ?」
丈治「そないな大事な話、誰にも任せられへん。かというて、恩を感じている親分が舎弟に言えるわけも無い。自分が……自分が話に行きます」
氷室「そうだ」
三上さんが、大宮さんに恩を感じている話は、『日本統一外伝 川谷雄一』です。
この話の終わりが、『日本統一4』へと続いてます。
心理テスト3
- ③:引退に納得いかない舎弟は、同じ代紋の違う組の人間をさらう。さて、次はどう行動しますか?
丈治「そらあ、その違う組の人間を助けに行きます」
氷室「うん、間違っちゃいねえ。でも、それだけじゃあ足りねえんだな。俺たちの世界では、同じ代紋の組とケンカになっちまうんだよ」
丈治「そこの組を助けに行ってんのにですか?」
氷室「そうだ。なぜなら、その舎弟はおまえの叔父貴だからだ」
心理テスト4
- ④:同じ代紋の組と自分の組がケンカにならないように、自分の親分に罪を背負わさないようにするには、どうしたらいいと思う?
丈治「俺を、破門にしてもらいます」
心理テスト5
- 最後の問題:おまえは何故生き残れたと思う?
丈治「親や子分のため……自分を捨てて死を覚悟したからですか…?」
氷室「ちげえよ、運だよ。……たまたまだ」
丈治「それだけですか」
氷室「そうだ。そんなもんだ。俺たちの世界は、だから悔いが残らないように、一生懸命今を生きるんだ。それと、いつ生死の選択を問われてもいいように、緊張感をもって腹をくくっておくんだ。分かったな?」
(一般人も同じなのです。死の距離が近いか遠いだけの違いで。)
(私たちの世界でも、悔いが残らないように、今を生きるのです!!今、この瞬間を!)
- 丈治:昔、三上、大宮からおこづかいをもらったことがある。
結論、『日本統一5』は最高です!
聖地巡礼
- 15の終盤~16の頭で氷室らが襲撃を受けた道
通り:東京都中央区
(写真は2016年/2023年現在:アイリスボタンの博物館)
好きなセリフ!
【福本】「確かに、ここらで花火ぶちまけてやるのも面白いかもしれんな」
【福本】「このカバチタレが。あんなんでも利用価値ある思うて、今まで付き合うてきたんじゃろ」
【馬場】「コンプライアンスも知らんのかい、兄弟」
【豊中】「綺麗ごと並べやがって。あんたら上のモンは、それでも飯が食えるからそんな余裕かませんだよ。俺たち下っ端はな、シマ広げてどうにか、凌いでいかなきゃならねえんだよ」
【坂下】「ケンカは数やない! 心意気や!」
【氷室】「原点に立ち返ってみると、案外単純な事だったりもする」引用:日本統一15
まとめ
中部戦-前編:福井でドンパチ発生!
侠和会会長が襲撃を受けて、その犯人探しをする話。
田村さんと大成さんが坂下組事務所に乗り込んで
\ドカーン!(´▽`)/とするところ、すき。
心理テストのとこがハイライトかもしれない。