任侠作品単発・短編

『新・日本暴力地帯』血を血で洗う暗闘に身を投じる男の物語である

新・日本暴力地帯 単発・短編
任侠作品『新・日本暴力地帯』の「あらすじ、キャスト・スタッフ、登場人物、相関図、個人の感想」を記載しています。

 

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概要・あらすじ

時は平成。ヤクザと堅気との境界がわからないほど、犯罪が蔓延る日本社会になっていた。3万人体制を誇る大和田組は、巨大組織なればこそ、ご法度を犯す者も増えていた。そんな中、会長・島村(白竜)直々の命により、影で動く男がいる。鬼頭(虎牙光揮)は、組の秩序と日本の泰平を守るべく「会長代行」の刺青を背負い、悪を斬り続けるのだ。

(引用:youtube)

 

キャスト・スタッフ

出演:
虎牙光揮/Koji/武蔵拳/倉見誠/永倉大輔/猪瀬孔明/大和啄也/速水今日子/松田優/御木裕/加納竜/石橋保/白竜

(引用:youtube)

 

ストーリー

犯罪が蔓延る日本社会→矢野組と仙波組が揉めるが、一時的に話はおさまる→が、すぐにまた揉めて話は決裂する→矢野組は仙波組(大和田組)と激突する流れ→秋山、石津を射殺→この一件により、大和田組は矢野組をつぶす事を決定する(萩原は仙波組のやり方には疑問を感じている)→秋山、矢野組長(護衛3名他)射殺され、無条件降伏し仙波組預かりとなり、抗争は終結→1ヶ月後…鬼頭、島村邸に乗り込み、傷害罪で逮捕→平成21年に、徳島刑務所を出所(8年服役)→出所早々に島村に呼ばれて、日本任侠道再建の為に粛清役(大和田組一門以外の人間で任侠道に命をかけられる人間)を頼まれる→ショウちゃん、罠にハメられ…と、鬼頭は粛清の任を受ける→仙波を撃ち終了。

⇒第二章へ続く

 

 

登場人物

矢野組(一本独鈷の組)

組長:矢野徳市
若頭:三宅良介
若頭補佐:鬼頭清次
若中:江島政夫
若中:秋山鉄男
若中:広瀬浩二郎

 

六代目大和田組(巨大組織)

会長:島村剛造
若頭:萩島朝重
服部組
組長:服部浩次(死亡)
若頭補佐 仙波組組長:仙波宇三郎
仙波組若頭:石津豊光
若頭補佐:大崎重夫

 

新・日本暴力地帯_相関図

 

ココが好き!

時代・舞台・アクション

時代:平成13年~平成21年
舞台:大阪。 全体的に治安の悪い世の中。
アクション:派手なシーンは多くない。殴る蹴る。射殺。長ドスで乗り込み。射殺。

 

制するのは銭か、力か。

仙波「人を制するのは銭や。ヤクザの出世の銭や。理想は理想であって……この現実から目そらしたらアカンで」
アーアー理想家にはとても耳が痛いセリフでございます。
島村「この世界は力や。中途半端な横の連携は一度問題が起きたら簡単に吹き飛んでしまう。そうなると残りは縦の連携以外にはない」
→縦もどれほどの信頼関係が築けば揺るぎ無いものになるのか、考えさせられる。
形式上の盃もあれば、見えない絆もある。人の繋がりとは……うん、一般社会も同じだね。

お腹空いた!

三宅さん、苦労・愚痴話から「わしもはらぺこや」すごくほっこりする。

矢野組長の息子、ショウちゃん

学生時「ヤクザにならない為に勉強する」
大人になって「矢野組2代目を目指す」
若様ポジションは、どんなに出来の悪い子でも好き。
この業界に向いていないのに頑張ろうとするのも、それを助ける主役も敵役のクズ感も映えるし、とても良い!
何しろ仙波組にも「ショウちゃん」と呼ばれてるのに笑ってしまう。
矢野組の人たちは、子供の頃から付き合いがあるからその呼び名に違和感はないけど、広瀬経由とはいえ、仙波組とは大人になってからの付き合いだよね??馬鹿にした意味合いであの呼び方なのかな??
呼ばれる名前を統一するのは、観る人に対して分かりやすい配慮かもだけど、皆から「ショウちゃん」呼ばれるの良いね!!

好きなセリフ!

【ナレーション】「闇社会の住人たちが次々と暗殺される血の粛清劇がくり返されていた」
【ナレーション】「血を血で洗う暗闘に身を投じる男の物語である」

 引用:新・日本暴力地帯

 まとめ

抗争して負けて逮捕されて、色々あって『会長代行』として粛清役に至るまでのお話。

会長代行として動くのは、最初と最後だけ。
中盤は、政治的(話し合い)部分が多いので、ダレそうにはなる。

一番印象だったのが、結果的にショウちゃんかもしれない。

 

 


 


 

 

 

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