任侠作品漆黒の男たち

『漆黒の男たち 第ニ章』あくまで貴方という男の価値です

漆黒の男たち 第二章 漆黒の男たち

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ココが好き!

この二人の関係性

出所後

安田「たばこ、もらえるか」
桐生「わりぃ…これ最後の一本なんだよ」
安田「そっか」
桐生「うそだよー」

→1でもあったけど、タバコのやりとりのところは重要シーン!

献杯後…

桐生「あおのカチコミん時に背中に立ってたの誰だよ、1人で背負うなよ。あんたに責任があるんだとしたら、半分は俺の責任でもあんだろう」

杯直しの頼み

安田「俺の親父は、東條辰巳だけなんだ」
桐生「そんなの心の中に仕舞っといてよ、杯直しなんて形式だけじゃねぇか」

→この時の哀しい曲も相まって、決着つける流れに着実に近づいている。
そして、襲撃を受けて、完全にやらざるを得ない状況に。

タバコのやりとり

今までのたばこのやりとりは全てこの時の為に!!

過去のタバコシーンを全部見直したくなるそんなアレです。
この直後のシーンがすごく良い!どんな展開になろうが十分堪能できたので良いのですが、この後また2人一緒にカチコミに行くのかな!!と思わせて~~~の演出がすばらしいです。

 

大塚圭介

1と2の差の激しさ……。
そして、シャブ中にまで堕ちる。
ナミちゃん、本当は生きてるんじゃないか……と期待したけど、非情な現実。
「死なないで!」という気持ちと、大切な人は死んでしまう方がストーリーとしては好き!という個人的に矛盾した感情がうまれる。

 

二階堂→桐生

桐生「兄貴には俺が言い聞かせます」
二階堂「聞かなかったら、どうすんだ」

→ああ、これ……あの展開になる流れだ、と思ってわくわくするシーン。

 

 日向

第ニ章の始まりは二階堂派、と思わせてあの人なりに良き方向に導いていた。
日向さんは、ただのツンデレ刑事さん。

 

好きなセリフ!

【桐生】「あの人懐っこい圭介がもう居ねえんだ」
【圭介】「ナミを……犬死なんか絶対させやしねぇ」
【二階堂】「おまえは、料理に付いてくるパセリみたいなもんだからだ。自分でも分かるだろ?」
【桐生】「女はみんな強えんだな」
【ゆかりママ】「男はみんな寂しがり屋だから、こういうお店はそんな男たちの為にあるのよ」
【ワン】「私たちはそんな地位には何の価値も感じない、あくまで貴方という男の価値です」
【ワン】「人間はすぐに情報の奴隷になってしまう、何が嘘か誠か…己で見極めてこそ情報を飼い馴らせるんです」
【安田】「親父が命を落とす原因を作った張本人の下につけってか」
【日向】「くその中でもちっとはマシなやくざほど早く死んじまう」

 引用:漆黒の男たち 第二章

 

まとめ

てっきり第ニ章で終わるものだ、と思っていたのですが続きます。
安田と桐生の互いの立場状況で、これから二人はどうなっていくのだろうか?を楽しみましょう。
会長もどうしたの?!という位、考える事を放棄しているし山科さんは完全に発言権失ってるし、もはや竹宮連合は二階堂さんのモノ!
関西勢がしゃしゃりでてきたり、色々とどう収束していくのか?

続きが見たいです!

 

 


 


 

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