ココが好き!
【舞台】横浜→兵庫。
【神棚】三上組事務所
ドンパチ!
《8年前》【横浜】氷室、田村たち→安西組
【夜/道】氷室、田村、川上、町田、斎藤、1名/安西組組員
氷室、殴り続ける!!
田村が死んでしまうと止める。
氷室「こんなゴミ、死んだってかまわねえんだよ」
田村「なあ、落ち着けよ、おまえ。ゴミとおまえじゃあ釣り合いとれねえだろ。やるだけ損だよ」
~~~
田村「この瞬間湯沸かし器みたいな性格どうにかなんねえのかよ!冷静なのか狂暴なのかさっぱり分かんねえぞ」
田村、組員の財布を抜き強奪。
【安西組組員……負傷】
【横浜】氷室、田村たちvs安西組若宮+組員たち
【クラブ】氷室、田村、斎藤、町田、川上、1名
ボーイの「静かに飲んでもらえませんか?」に
田村がボーイを5発ぶん殴り。
田村「文句があるんだったらよ、ケツモチ呼んで来い!!ばかやろう!」
若宮、安西組組員3名が登場。
- 氷室:大人しく飲むには「若宮が土下座、この店の引き渡し」を要求。
- 若宮:拒否。
氷室「じゃあ力づくで行くしかねぇな」
若宮「おもしれぇじゃねぇか。(ペッ)表出ろ」
\乱戦!!/
氷室「若宮さんさぁ、もういいだろ、頭下げちゃえよ」
若宮「ふざけるな! てめぇらみてえなクソガキに頭下げるくらいだったら、死んだ方がマシだよ」
氷室「そっか。じゃあ、死ぬしかねぇな」
氷室、若宮を出血させ店を強奪。
【若宮……負傷】
【横浜】リョウコが安西組に連れていかれた!
【クラブ】氷室、田村、川上、ほか
- 町田:斎藤が安西組にやられた!!
氷室ら全員で斎藤のもとへ。
- 斎藤:店に戻って、これは罠。
店は荒らされて、リョウコが連れていかれた。
【斎藤……負傷】
【横浜】氷室、田村→若宮+安西組
【事務所】若宮、秋本、モトギ、ほか組員たち、リョウコ
秋本「気に入らねえな。これがカシラの言ってた本職の流儀ってやつですか?こんな薄汚ねえやり方。俺には気に入らねえ」
若宮「秋本。俺のやり方が気に入らねえなら、出て行ってくれてかまわねえんだぜ」
秋本、退室。
氷室、田村(ナイフ持ち)が入室。
若宮は銃口を構え、
若宮「そっちのガキ、ヤッパ捨てろや」
田村「やだっつったらどうすんだよ」
若宮「てめえの頭にでっかい穴が空くだけだよ」
田村が、刃物を投げて交戦開始!!
混戦で若宮の足に発砲。
氷室、銃を拾い若宮の耳に発砲!
田村が氷室を止めて、
田村「やめとけって。こんなクズやったって、おめえが損するだけだよ」
奥の部屋にいた安西。
氷室は安西に銃口を向けて、
氷室「この始末、どうつけんだよ。ああ?正直言って俺もどうしたらいいか分かんねえんだよ。後々のこと考えたら、やっぱ全員死んでもらったほうがいいのかな?」
- 氷室:隠退や解散とか?
- 安西:それは本家にお伺いをたてないと(;´・ω・)
氷室「そっちの事情なんてどうだっていいんだよ!(引き金ひいて)今ここで、解散届かいてもらおうか?」
安西「いや、しかし……」
氷室「明日こっちで本部の方に届けてやるからよ」
氷室、壁に発砲し「解散届」を書かせる。
【若宮……足、耳負傷】
【神戸】龍征会vs三上組
【道】\龍征会!/
【道】謙太/\龍征会!/
謙太「俺間違ってました!こっちくるまでは本物の男は蓮司さんしかいねえと思ってましたけど、本当にすげえのは田村さんっす!!」
田村「俺なんか大したことねえぞ」
謙太「いや、大したことあります!蓮司さんはこっちきてから妙に大人しくなったつうか、人が変わっちまったみたいで」
田村「ばぁか、おまえ。蓮司が暴れたらなあ、俺たちなんかすぐ木っ端微塵だぞ、おまえ」
- 田村:龍征会を大きくしようと色々考えている。その点俺たちはバカだからただ暴れるだけ。
【三上組組員たち……負傷】
【神戸】三上の挨拶!!
【道】謙太、三上組組員5名
【事務所】氷室、田村、斎藤、町田、川上、謙太、ほか/三上、三上組組員たち
- 三上:「龍征会をつぶせ」とお達しがきたので挨拶にきた。シャブ売買はゆるさない!
三上組組員たちは帰る。
- 氷室:どうしてシャブなんか!
- 田村:謙太は悪くない。俺がやらせた、資金力をつけるために。相談しても許可は出さないだろう?
氷室「あたりめえだろ!!てめえはそうやって、いつも後先考えねえで突っ走しりやがって!だからバカだっつんだよ」
田村「おう、ばかだよ!バカで悪かったなあ!バカでもなあ、バカなり頑張って突っ走ってんだよ!」
- 中島:これからどうしたら??
- 田村:戦うに決まってる、戦争だ!この時の為に頑張ってきたのでは?!
田村「いいか、蓮。ここで逃げ出したらよ、また横浜の繰り返しだぜ。俺はそれだけは御免だからな」
田村、斎藤、町田は道具を揃えに外へ。
【謙太……負傷】
【神戸】三上組→龍征会
【道】三上組組員たち→川上
- 川上:三上組組員たちに銃口を向けるが、返り討ちに遭う。
【道】三上組組員たち→中島、石沢、ほか
【事務所】三上組組員たち→斎藤
【氷室と田村以外……負傷】
【神戸】謙太→三上組組員
【道】謙太、三上組組員4名
- 謙太:三上組組員へ発砲!
【三上組組員……負傷】
【神戸】三上組との決着。
【事務所】氷室、田村、斎藤、町田、謙太、川上、中島、石沢、ほか
田村「こんな時だけどよ。俺と兄弟分になってくんねえか。俺に身内みてえなのおめえしかいねえんだ」
氷室「いまさら何言ってんだよ。俺とおまえはガキの頃から、ずっと一緒にやってきて兄弟同然じゃねえか。だいたい今そんなこと言ってる時じゃ…」
田村「いや!今じゃなきゃダメなんだよ。(左手を切って、ナイフを氷室に渡し)頼むよ」
氷室も左手を切って、田村と握手。
氷室「わかったよ、兄弟。わかったからそこをどいてくれ」
田村「ありがとな、兄弟。これで悔い残すことねえわ。バカな俺でもよ、おめえの考えてることくれえ分かんだよ。自分の命差し出して、俺たちのこと助けようとしてんだろ」
- 田村:町田、謙太、斎藤に「氷室のことを抑えるよう」を指示。
田村「俺はバカだからよ。こんなことしかできねえんだ。逃げ道作ってやっから、なんとか逃げ延びてくれ」
氷室「バカ言ってんじゃねえ。おまえ一人じゃ無理だ」
田村「頼むぜ、兄弟。兄弟さえ生き延びれば、龍征会はまだまだイケんだよ!」
田村ひとり、交戦へ!!
弾が切れて、三上から銃口を向けられ。
三上「ようけ、がんばってくれたのう。ここまでは褒めたるわ。ここが終点やけどな」
氷室が止めに入り!
氷室「やるなら俺をやれ。責任は俺にあるんだ。俺ひとりやれば十分だろ」
田村「兄弟だめだ!!おめえは引っ込んでろ!な、俺をやれ、俺。俺やれよ!!
- 三上:氷室ひとりで済む話ではない。2人とも死んでもらう。
川谷が登場。
- 三上:(川谷に)邪魔せんといて。何をしようと口出さない約束。
- 川谷:警察もこっちに向かってる。みっかみちゃんの好きなスイーツ2人で食べようと思ったらこの騒ぎ。
こいつらは「殺すには惜しい人間」。きっちり修行積ませたらゴッツイ力になる連中。
川谷「この先、あんたがこいつらの面倒見ろ」
三上「何抜かしとんねん。あんたが面倒見たったらええやん、そこまで言うなら」
- 川谷:そうしたいが、そこまですれば三上の親父(上田)が怒る、それは面倒くさい。
川谷、氷室に短刀を渡し。
川谷「にいちゃん。それで指ちぎったれや。せめてものケジメや。いつまでもの己のこんまい世界で、ほーこら言うとらんで、ここらでビシっと性根入れ替えて、デッカイ世界で勝負してみんかい」
氷室、左指を落として謝罪。三上に左指を渡す。
川谷「ケジメとスイーツ!これでしゃんしゃんにしたらんかい」
三上組組員たち、撤退。
\パトカー音/
- 川谷:この騒ぎ収めるためには、誰かを自首させないと収まりがつかない。
謙太「俺が自首します!すべて俺の責任です!!俺がばかな考え起こさなければ……」
氷室「だめだ。おまえを懲役なんかに行かせられねえ」
~~~
田村「俺が行くよ。な、この状況ならよ。どんなウソつこうが、サツも納得するだろう」
氷室「悠人」
田村「最後くらい格好つけさせろよ」
- 川谷:田村が刑務所の勤めを終えるまで、氷室は三上組で場所空けて待っといてやれ。それでしゃんしゃんや。
田村以外、撤退。
【田村……逮捕】
龍征会の流れ
《8年後》田村さん、おかえりなさい!
【刑務所外】氷室、斎藤、町田/田村
氷室「どうした、悠人。らしくねえじゃかよ」
田村「ばかやろう、この感じは中にいたもんにしかわかんねえんだよ。やっぱ、シャバ最高だな~!」
【横浜】氷室と謙太は、叔父と甥。
【道】氷室、謙太
久しぶりの再会。(氷室と謙太=叔父と甥の関係)
- 謙太:借りたお金(50万)が、利子付けで600万に。
銃(弾1発)でカタをつけようかと。 - 氷室:(銃を預かり)金貸しのところに案内しろ、話つけてやる。
【横浜】謙太の借金について、話をつけに。
【事務所】秋本、氷室、謙太
- 氷室:「金をチャラにしろ」とは言ってない。
ロシアンルーレット勝負を提案。
秋本「本職の俺に道具を出す意味分かってんのか?」
お互い1発ずつうった後。
- 秋本:度胸は認める。元金だけよこせ。
秋本「男ってのはな、親兄弟のために命を張るもんなんだ。こんな下らねぇことで命を無駄にするな」
氷室「フっ……忠告ありがとよ、センパイ」
- 氷室:秋本に100万円渡し、チャラでいいよな?
秋本「それと、もう一つ忠告しとく。あまり調子のって俺たちを本気にさせんな。火傷だけじゃ済まなくなるぞ」
秋本、氷室に銃を返し。
氷室「上等だよ。いつでも勝負してやるよ、じゃあな」
【横浜】叔父さんはすごい人!!
【道】氷室、謙太
- 謙太:ありがとうございます!叔父さんすごい!
- 氷室:叔父さんっていうの辞めてくれねえか?歳あまり変わらない。
謙太「でも、叔父さんは叔父さんだし。……じゃあ、蓮司さん!蓮司さんでいいですか!」
氷室、謙太に返す。
- 氷室:それ本当に弾出るのか?
謙太、誤射し!二人はその場から逃亡。
【横浜】安西組を解散させた後:秋本からの忠告。
【公園】秋本、氷室
- 秋本:丸打組で「安西組の解散」が承諾された。安西組の若衆は、川崎の三田組が引き取る。
秋本「今回の解散の元凶はおまえらだ。本家は丸打組の総力をあげて、おまえら二人を抹殺しろとのことだ。悪いことは言わねえ、一刻も早くこの横浜、いや、関東から離れるんだ。本家が動くとなったら、おまえら一溜りもねえぞ」
氷室「余計なお世話だよ。だいたいあんた、そんなこと俺に喋っちまっていいのかよ」
秋本「まだ俺は三田組から盃はもらってねえ」
- 秋本:正式に盃をもらったら、全力でおまえの命を獲りに行く。今度会う日がおまえの命日。
【横浜】秋本からの忠告後:氷室と田村は横浜を出ることに。
【クラブ】氷室、田村、斎藤、川上、町田、1、リョウコ
- 氷室:姿を消す。丸打組本体が仕掛けて来る。
- 田村:いやだ。正々堂々と勝負すればいい。
田村「だったらよ、暴れるだけ暴れて最後にパァーって死に花咲かそうぜ」
氷室「これは俺たち二人だけの問題じゃねえんだよ。これ以上暴れたら、こいつらだってマトにかけられるかもしれねえんだ」
田村「いいじゃねえかよ。だったらなあ、こうならよう、みんな一緒に死ぬ覚悟だよ。な?な?」
((;´・ω・);;))
氷室「俺たちはヤクザと違って、盃で縛られてるわけじゃねえんだ。生き死にの問題まで強要するわけにはいかねえよ。逆にこいつらの安全を保障してやるのが、先輩としての正しい在り方なんじゃねえのか?」
- 氷室:俺たち(氷室田村)は今夜横浜を出る。行先は教えない。知っていれば、やつら拷問してでも吐かせようとする。
氷室、田村は横浜を出る!!
【神戸】川谷との出会い。
【夜/道】氷室、田村
- 田村:どうして神戸に寄ることになったのか?
- 氷室:子供のころ、父親に連れてこられて来た。しばらくこの街に腰据えてみよう。
裏通りで、売人を発見!!
ボッコボコにしているところを、川谷たちに発見される。
- 売人:すんまへん!シャブさばき二度としません><
- 川谷:今回ばかりは本気でやらせてもらう、沈めろ。
- 田村:後から来て、横取りしてあいつは俺らの獲物!
川谷、田村にサイフを渡し。
- 川谷:(どこから来たかを聞き)金に困っているならいつでも遊びにこいや。どこぞの盃受けてるわけではないだろう。
田村「俺ら、やくざはちょっと……」
川谷「まあ若いうちは、中途半端でフラフラしとってもええけどな。男やったら、行く道決めなあかん時が必ずくるで。ええか?楽な道ばっかり選んどっと、このガキらみたいにみじめな最期を迎えることになるで。せっかく男として生まれたんや、己の頭と腕っぷしだけで、テッペン目指すっちゅう生き方もおもしろいと思へんか? わしはな、この先の山崎組でカシラやっとる川谷ちゅうもんや」
氷室、去る川谷を呼び止めて財布を返す。
川谷「男がな、いっぺん出した金を引っ込めることができるか!つまらんことでヘタおろすなや。おまえがいらんのやったら、その辺の乞食にでもくれてやれ。この金はな、もうわしのもんとはちゃう」
【神戸】川谷と別れた後:神戸を拠点とし、大きな組織を作る!
【道】氷室、田村
- 田村:(川谷は)かっこよかった。ヤクザやるのも悪くないと思った。
- 氷室:安い金で釣られやがって。俺たちにイチから修行なんてできるわけがない!
田村「横浜の安西組と違ってよ、あんなチンケな組じゃなくてよ。ピシっとしてるってつうか、筋が通ってるみたいなさ、男が男に惚れるっていうのは、ああいうことなのかなあ、みたいな。分かるような気がしない?」
- 氷室:横浜に居る時と、言ってることが真逆!
- 田村:山崎組といえば、侠和会の直参。貫禄、背負ってるものの大きさが滲み出てた。愚連隊モドキごときじゃ、あの感じは出せない。
氷室「だったら、俺たちの手で侠和会よりデカイもん作ればいいじゃねえかよ」
~~~
氷室「俺は決めたぜ、この神戸に腰据えてよ、俺たちの手で侠和会よりデカイ組織作り上げてやんだよ」
【事務所】氷室、田村
『龍征会』の看板!
- 田村:組員集め?
氷室「あれだよ、あれ。得意なやつ」
田村「得意なやつ?」
氷室「俺たちにはアレしかねえだろう」
⇒複数の族を吸収し、人員確保。
【神戸】横浜の様子を聞く。
【電話】氷室、リョウコ
- リョウコ:秋本が自分の組を立ち上げ。氷室の居場所を探している。
《回想》秋本、斎藤、町田、秋本組組員
斎藤「勘弁してくんねえか?」
秋本「それはできねえな。あの二人からケジメとんなきゃ、こっちが格好つかねえだ。おまえらには悪いが、こっちの立場ってのも分かってくれ。なあ?」
【神戸】横浜メンバーを呼び寄せ、再会!
【事務所】氷室、田村、中島、川上、斎藤、町田、川上、謙太、後輩、リョウコ、ほか
斎藤、町田、川上、謙太、後輩、リョウコが神戸入り。
- 氷室:謙太がココにいることを注意!
- 謙太:蓮司さんと側にくっついて、男になる修行するため!氷室が秋本とロシアンルーレットした時、感動した。斎藤たちといればいつか会えると。
氷室「姉さんはこのこと、知っているのか?」
謙太「もちろん知ってるよ!どうせあんたは半端なことすんだから、蓮司に責任もって面倒みてもらえって!」
((^◇^)わきあいあい)
【神戸】川谷からの忠告。
【バー】川谷/氷室、リョウコ
氷室、先客で川谷がいたので店を変えようと。
川谷は呼び止め、氷室は一杯飲んで1万円札置く。
川谷「にいちゃんら、えらいイケイケどんどんらしいのう。派手な噂があっちゃこっちゃから、聞こえてくるわ」
氷室「だから何だよ」
川谷「一つ言わしてもろうてもええか。若いうちは周りも見んと、ただひたすら突っ走るっちゅうのもええねえんけどな。たまにはちいとは立ち止まって、頭使うことも覚えないとあかんで」
氷室「何が言いてえんだよ」
- 川谷:侠和会の中で、龍征会が目障りという意見が出ている。状況によっては本気でつぶしにかかるかも。
- 氷室:天下の侠和会が目障りだと思うほど、龍征会が大きくなったということ。
氷室「上等だよ。いつでも来いよ」
川谷「侠和会なめとったらあかんで、相手がガキだろうが、カタギやろうが、行くとなったらとことんいくさかいな」
- 氷室:俺たちは逃げも隠れもしない。
- 川谷:そういう考えだから、横浜から逃げ出してくることになったのでは?連いてきている若い者たちのことを考えろ。
【神戸】川谷からの忠告……その2
【バー】氷室/川谷
- 氷室:真っ先に俺の命を狙えにくれば話は早いのに、俺だけは狙いにこない。
- 川谷:(上田は)ねちっこい、蛇みたいな性格。うちの親父(山崎)とは正反対。
氷室「ここで俺の命(タマ)とりゃあ、勲章一つ増えるんじゃねえの?」
川谷「うちは親父の命令での、にいちゃんらとは一切関わらんちゅう方針や。せやから、上田組がシマうちでにいちゃんらとどんなに、騒ぎを起こしても、わしらは黙ってみとるしかない」
~~~
川谷「にいちゃんには分からん話かもしれへんけどな、それが組織ちゅうもんや。いろんな考えをもった人間がぎょうさん集まって、クレバーや。あっちゃ、こっちゃで、ギクシャクするやろ。それをまとめ上げるのがトップに立つ者の器量っちゅうこっちゃ」
- 氷室:「今の会長にはその器量がない」と?
- 川谷:そういうわけではない。会長は近々隠退予定。次の会長の座に誰が付くか?でみな戦々恐々。
川谷「つまり、にいちゃんらはそのイス取りゲームの道具にされとるちゅうこっちゃ」
氷室「ゲームの道具?」
川谷「死に花咲かすいうたら、聞こえはええけどな。こないな事で命散らすのは、わしゃあ惜しいと思うで」
【神戸】龍征会が攻撃を受け/川谷の忠告後:氷室の考え、田村の考え。
【事務所】氷室、田村、斎藤、町田、川上、中島、石沢、ほか
- 氷室:侠和会に詫びを入れに行こうと思う。
氷室「俺たちのつまらない意地に、これ以上こいつらを付き合わせるわけにはいかねえよ。もう限界だ」
田村「つまらねえ意地だ?ふざけんなよ、なあ意地があっからよ。ここまで頑張ってこれたんだろ? 意地があったらよ、こっちでやり直す気になったんじゃねえのかよ?! ああ゛?!何が今更つまらねえ意地だよ。そんなこと言うんじゃねえよ!!」
- 氷室:横浜でも神戸でもヤクザに負けまいと意地をっ張って来たのは俺たち2人。
氷室「だから俺たち2人が意地の張り合いで死ぬのは構わねえ。でも、こいつらはどうだ?ぶん殴って無理やり引っ張り込んだやつもいりゃあ、考えも無しに、楽しみたいだけで付いてきたやつもいる。そいつらまでは巻き添えに出来ねえって言ってんだよ!」
- 田村:少なくともここに居るやつらは死ぬ覚悟ができている。
((;´・ω・))
謙太「一人撃った」と帰って来る。
- 田村:謙太を褒め。
事務所に三上から「宣戦布告」の着信。
氷室「俺の命はどうなってもいい、もうこれ以上、他の人間に手を出すのはやめてくれないか」
三上「あほくさ。ヤクザ本気にさせたらどないなことになるか、思いしらしたるさかいのう!ほなな」
事務所は包囲された。


