概要
あらすじ
東北抗争終焉まもなく、侠和会会長・工藤(白竜)が襲撃される。かろうじて一命をとりとめたが、まもなく氷室(本宮泰風)もヒットマンにより銃撃される。田村(山口祥行)たちの反撃により襲撃犯を捕らえ、西日本睦会と繋がる福井の坂下組組長・坂下の指示によるものと知る。仇を討つべく川谷(小沢仁志)主導で侠和会総動員による西日本睦会との全面戦争の準備を進めるが、工藤によって福井撤退を命じられるのであった。
(引用:youtube)
キャスト・スタッフ
出演:本宮泰風/山口祥行/小沢仁志/松田ケイジ/川原英之/北代高士/御木裕/白竜/哀川 翔
(引用:youtube)
ストーリー
『日本統一15』前回までのあらすじ→【道】氷室、襲撃を受けるも返り討ち→【料亭】財前と中島、若宮豊中(財前と豊中の手打ち提案)→【?】襲ってきたひと、坂下の居場所を吐く→【工藤宅】工藤と川谷(福井からの撤退命令/カタギの供養が先)→【侠和会】侠和会全体に通達→【山崎組】これからと、中島の報告→【組長室】氷室と田村(水面下での坂下暗殺動き)→【京都】謙太、石沢、山村→【広島】原木、中川(中川は二代目体制について不服)→【玄誠会】福本、原木(玄誠会二代目入れ札)→【電話】福本と坂下(ガラかわすことを提案)→【電話】福本、北村(岐阜・柳ケ瀬連合)に連絡→【?】田村と大成:坂下暗殺の指示→【岐阜】坂下とモギ:北村のもとへ→【山崎組】氷室のもとに若宮→【広島】福本が西日本睦会二代目となる(満場一致)→【福井】ヒットマンら、坂下の居場所を得る→【岐阜】坂下、土岐を訪ねる→【東京】秋本、出所→【名古屋/熱田組事務所】北村、土岐、香取(名古屋重光一家をつぶす流れに)→【土岐組事務所】土岐、坂下に名古屋戦へ誘う→【名古屋】殴り合い!→【工藤宅】工藤小堺と川谷(名古屋戦の近況)→【侠和会幹部会】名古屋戦へ(氷室と小堺)→川谷と渡部→【工藤組】渡部と財前(財前は山崎組に不満)→【山崎組】名古屋戦準備→【名古屋】謙太、石沢、山村→【名古屋】氷室、小堺、大井と筒井、奈村(侠和会は名古屋水神会系に提案するも拒否され)→【東京】氷室、丈治と秋本、若宮(筒井と奈村を抑える相談)→【名古屋】氷室と田村(田村にヒットマンから坂下と北村を発見した報告)現場へ→【坂下潜伏先ホテル】氷室、田村(ヒットマン3人)は坂下に話を聞くが……
17へ続く⇒
登場人物
侠和会
二代目会長:工藤雅信
工藤組
本部長/二代目組長:渡部圭太
侠和会工藤組幹部/財前組組長:財前直也
山崎組
侠和会若頭/三代目山崎組総裁:川谷雄一
侠和会幹部/三代目山崎組組長:氷室蓮司
山崎組組員→組長付き:坂口丈治
川谷組
侠和会山崎組若頭/三代目組長:田村悠人
組員:大成虎雄
山崎組幹部:三代目三上組組長:渋谷誠吾
中島組
山崎組若頭補佐/組長:中島勇気
龍征会
侠和会山崎組若頭補佐/二代目会長:菅谷謙太
組員:石沢勇将
組員:山村義明
重光一家(名古屋
五代目総長:大井忠雄
西日本睦会
玄誠会(広島
(入れ札により)二代目西日本睦会会長/二代目玄誠会会長:福本貞夫
福本組
二代目玄誠会幹事長/二代目組長:原木秀一
中川組(呉
組長:中川至道
柳ヶ瀬連合(岐阜
会長:北村朝雄
坂下組(福井
組長:坂下惟秀
若頭:モギ
土岐組(岐阜
組長:土岐匡平
熱田組(名古屋
組長:香取和雄
丸神連合
水神会
沖田組組長:沖田学
豊中組(福島
組長:豊中
筒井興業(名古屋
組長:筒井重治
奈村組(名古屋
組長:奈村志郎
三田組(東京
丸打組二代目/三田組組長:秋本照政
秋元組
三田組若頭二代目秋本組組長:若宮猛
ココが好き!
ドンパチ!
氷室ら、襲撃を受ける
- 氷室らの車:発砲を受けるが、田村合流で反撃。
襲撃した人の末路
- 山崎組:氷室らを襲撃してきた人をボッコボコにする。
「坂下組長に頼まれた」「坂下の居所」を自供。
田村「おい。蓮司襲っておいて生きていけると思ったのか?」
で、撃たれる。
【襲ってきた人……死亡】
【福井】ヒットマン3人→坂下組組員
氷室さんのお任せコース:坂下がいない
ヒットマンら:坂下のヤサを探すがおらず。
坂下組組員を捕まえて「坂下の居場所」を聞くが、答えないので腹部左側を刺す。
ヒットマン「痛てえだろ。次は耳を落としてやる。その次は腹だ」
坂下組組員「…………」
ヒットマン「じゃあ、耳だ」
ここで、組員は「坂下の居場所が岐阜」であると吐露。
【道】重光一家(侠和会系)vs熱田組
白昼堂々、殴り合いの展開。
【名古屋】氷室、田村/ヒットマン3人→坂下・モギ(坂下組
氷室さんのお任せコース:完了
ヒットマン:坂下組若頭のモギの口をふさぎ、喉元をかっきる!
氷室と田村、ヒットマン3人が坂下のいる部屋へ。
- 坂下:ヒットマン3人から銃口を突き付けられる。
- 氷室:坂下に「誰にそそのかされて工藤会長を狙ったのか?」「玄誠会の福本が絡んでいるのでは?」を問う。
坂下「われに言うときたい事が2つある」
氷室「なんだ?」
坂下「侠和会からいうて、なんでも事が通ると思うなや。それとな、わしは絶対に身内は売らんのじゃ!」
⇒坂下、みずからの舌を噛む。
ヒットマンからの発砲を受けて、絶命。
・自殺にみせかける。
・坂下と福本の繋がりを調べる。
【坂下、モギ……死亡】
侠和会の流れ
【神棚】重光一家事務所
【手打ち】財前vs豊中
【料亭】中島と若宮の仲介で、財前と豊中の手打ちを提案。(福島のシマ争い)
- 財前:うちは一方的にやられている。
- 豊中:もともとうちのシマ。何故うちが耐えねばならない?
- 若宮:【提案】シマは現状維持。お互い干渉せず。
⇒手打ちとなる。
【会長のお言葉】福井からの撤退
- 工藤:「侠和会は福井から兵隊を引かせる」ことを命ず。
(世間を騒がせた+犠牲になったカタギさんの供養が先/工藤からの願い)
⇒
ざわざわする侠和会。
しかし、喪が明けたら報復へ!!
わかるけど、我慢することに納得できない(;´・ω・)
川谷「なんかいい手無いのか?」
氷室「親父。俺に任せてもらえませんか?」
川谷「おお、なんや」
氷室「…………」
川谷「おまえ、まさか」
「氷室さんのお任せコース」へ。
【名古屋戦】戦争準備!
- 侠和会:氷室、小堺を軸に名古屋へ乗り込む!
財前さんは文句も言いたくなる(;´・ω・)
【幹部会後】川谷、渡部
- 渡部:財前が福島手打ちに不服(氷室の出世の速さへの焦り)であるが止めてる。
- 川谷:氷室はそれ相応の働きをしている。人事は会長が納得してのこと。
【工藤組事務所】渡部、財前
- 財前:身体張って奪ってきたシマを山崎にいいようにされたくない。文句を言わないと、若い衆が報われない。
- 渡部:「侠和の代紋でシノギしている」内輪揉めしてる場合ではない。
⇒
財前:工藤会長が撃たれたことにより考えたこと
三代目は川谷になる。
しかし、「渡部は若頭になれるのか?!」
このままだと「氷室が三代目若頭」になる。
工藤組は、舎弟や相談役になってしまう。
それだけは許せない!!(゚Д゚)ノ
【名古屋】重光一家からの応援要請
- 川谷は重光一家の大井から応援要請を受けて、組員3000名を名古屋へ送り込む。
- 警察:宿泊先、関係各所へ家宅捜索
⇒膠着状態つづく。
重光一家での話し合い
【重光一家事務所】氷室、小堺、大井
- 侠和会:名古屋の水神会系:筒井興業と奈村組と協力して、熱田組にあたりたいと考える。
- 筒井興業/奈村組:↑上記の提案を拒否。
山崎組の流れ
これからのこと
- 【本家の決定】:福井への返しは中止!
中島からの報告:福島の手打ち
- 丸神連合:連携が取れていない。
- 財前:福島のシマの件に、山崎組が介入したことが不服。
氷室さんのお任せコース:準備
氷室「悠人。これは絶対にしくじれねえし、おまえと俺以外、誰にも知られちゃならねえ」
田村「分かってるよ。奴らはもうカタギだし、潜らせて長げえからぜってえにバレねえ、大丈夫だ。任せとけ」
氷室「分かった、頼んだぞ」
氷室さんのお任せコース:指示
- 田村と大成:ヒットマンに坂下暗殺を指示。
若宮の報告
- 沖田:豊中と財前の手打ちに納得していない。
- 秋本:保釈決まる(半年拘束)、裁判結果待ち
名古屋戦準備
田村「会長が撃たれたあと、汚名返上するいいチャンスだ。気ぃ引き締めてかかれよ!」
龍征会がゆく
謙太「こんだけの人数で、名古屋に入ってきたってだけで、十分な効果があるんだからよ」
石沢「はい。せやけど、久々にはよう暴れたいですわ」
謙太「ああ、うちら龍征会で手柄立てようぜ」
山村「あ! あの角まがったところに、きしめんあるみたいです」
ハイ!ココが今回のほっこり(^J^)ポイント!
【東京】
氷室(丈治)と秋本、若宮
- 氷室:ムダなケンカはしたくない。秋本の力で筒井と奈村を抑えて欲しい。
- 秋本:↑上記を了承するが、今後を考えると丸神連合とぶつかるのでは?
氷室「俺は侠和会のトップになるつもりだ。そのうえで、兄弟が丸神のトップにたっているなら、その時は正々堂々やろう」
秋本「…………」
氷室「矛盾してるかもしれねえが、兄弟。その時がくるまで、共に助け合って、上を目指していこうじゃねえか」
秋本「ふっ、それでこそ俺の兄弟だ。俺も同じ考えだ」
(そんな2人の関係がよき(´▽`))
親父の「ありがとう」いただきました~~!!
丈治「なんやわかりまへんけど、秋本の叔父貴。噂以上にすごかったですわ」
氷室「ああ、関東の問題を一人で背負ってる男だからな」
丈治「そんなお人と兄弟分になってる親父も、改めて尊敬しました」
氷室「はは、褒めてくれんのか。ありがとう」
丈治「そういうつもりは無いんですけど」
氷室「なに、上からモノ言ってんだよ」
丈治「あ、すんません…」
氷室「冗談だよ」
(一瞬こわ(;´・ω・))
氷室さんのお任せコース:発見報告
【名古屋旅館?】氷室、田村
- 氷室:坂下一人がやらかしたことに思えない。
このあと、田村にヒットマンから電話。
「堺に、坂下が北村といっしょにいる」という報告が入り現場へ向かう。
西日本睦会の流れ
【料亭】原木、中川
原木「侠和会の全国制覇に対抗するために、一致団結してできたやないですか」
中川「そうや」
原木「その侠和会が、私利私欲で他所を攻めて恨みを買うて挙句がこの様や。これは神戸が間違ってる証拠やないですか」
中川「そうかもしれん。せやが、前会長は地場のシマを守るということに力を注いでおった。やが、二代目は他所さんに攻める事しか考えとらん」
原木「守っておるだけじゃいかんのですよ。四国も東北も見てつかさい、結局みんな侠和に獲られてもうたやないですか」
四国の話は「日本統一11」:
東北の話は「日本統一12~14」:
- 中川:侠和会は大きい。西日本睦会でどうこうできる相手ではない。
- 原木:トップの居ない今こそ攻め時!
考えが合わずに、
原木は中川に銃口を向ける。
原木「日和見で乗り切れるほど侠和会は甘もうない。わしは、日本睦会を守るのは親父しかおらんちょ思うとる。それを邪魔すんのやったら、わしかアンタどちらかが死ぬことになります」
中川「…………わかった。そんなもんしまえ。おまんが本気なのは、よう分かった」
入れ札準備
- 福本:西日本睦会の二代目会長を決める入れ札への準備ととのう(ネックは呉の中川であった)
玄誠会の考え
- 原木:そろそろ坂下を切り捨てるべきでは?(裏で糸引いてたのがバレるとまずい)
- 福本:まだ坂下は利用価値がある。
⇒北村(岐阜・柳ヶ瀬連合)に坂下を監視させることに。
vs北村(岐阜・柳ヶ瀬連合)は「日本統一9」:
二代目会長を決める入れ札
- 福本:満場一致で「西日本睦会二代目会長」となる。
福本「わしが二代目に就いたからには、このまま侠和会を放置はできん」
一同「(・ω・)ウンウン」
福本「やつらのやり方は、他所の土地に土足で上がり込んで、何もかんもとりあげてしまいよる。皆さんも四国がどうなっちゅうか、よう見てきたはずやろ」
一同「(・ω・)ウンウン」
福本「わしゃあ、このまま黙って攻められるんのを待つつもりはないけ。うってでるんじゃ」
一同「(・∀・)ぱちぱちぱち」
⇒中川ただ一人、「うーん(;´・ω・)」の顔。
坂下さんは、じっとすることができない!
- 坂下:家で我慢することができず、土岐のもとへ(今、北村の元にいることを言う)
- 土岐:坂下とは兄弟(刑務所で一緒に暴れた)
「北村の所ではなく、うちに来ればいい」と提案。
北村さん、西日本睦会へ入るよう提案
【熱田組事務所】香取、北村、土岐
北村「このままほっといたら、いずれは岐阜も名古屋も、東北みたいに侠和会と丸神連合にとられてまう。その前に西日本睦会に入って、共に戦おうって話や」
- 土岐:その案は気に入らない。
- 香取:重光一家は四代目の遠藤が引退。若頭の大井(侠和会寄り)が五代目に。
重光一家だけは許せん。名古屋を「熱田組」一色にしてから、睦会に加入しようかと。
⇒
香取は、土岐に「重光一家をつぶす」のを手伝ってほしい。
土岐は、坂下を巻き込んでケンカを手伝う。
重光一家の話は「日本統一9」:
丸神連合の流れ
財前組との手打ち
- 豊中組:(若宮と中島の仲裁により)財前組と手打ち。
手打ちの後…
- 沖田:手打ちに納得していない。
秋本さん、出所
- 秋本:出所して若宮から現状を聞く。
氷室さんから相談を受ける
- 氷室:秋本の力で筒井と奈村を抑えて欲しい(名古屋抗争
- 秋本:小競り合いを止めることは、なんてことはないが今後のことを考えると?
聖地巡礼
- 15の終盤~16の頭で氷室らが襲撃を受けた道
通り:東京都中央区
(写真は2016年/2023年現在:アイリスボタンの博物館)
- 重光一家vs熱田組:道で殴り合いしてるところ
ニュー銀座街:山梨県甲府市
好きなセリフ!
【若宮】「俺は沖田の叔父貴からこの場を任せると言われてきたんだ。おめえがこのまま出て行ったら、俺の顔だけでなく、てめえの親の顔にも泥を塗ることになるんだぞ」
【川谷】「親のいう事に従うのが子の務めちゅうもんやないのかい」引用:日本統一16
まとめ
中部戦-中編:坂下さんの死!!
岐阜、名古屋と巻き込んで中部抗争展開。
坂下さんって、周りから狂人扱いされているけど、
「身内を裏切らない」という点は悪くない。
行動方針がまっすぐで、ピュアピュアなだけ。
決して福本さんを売ることもなく、舌を噛んで自ら終わらせる。