『日本統一50』今度ばかりは本当に約束できねえ。ただ、命に代えても財団はぶっつぶす

contents

概要
1. あらすじ
2. キャスト・スタッフ
ストーリー
登場人物
ココが好き！
聖地巡礼！
好きなセリフ！
まとめ

ココが好き！

関東七人会：
関東に根を張る主要七団体トップによる親睦団体。

銀座・東友会会長：津島健次郎
二代目丸神会会長：三田太源
京浜連合会会長：須永義明
五代目杉政組組長：宮園幸吉
久米島一家総長：若松康介
矢車会会長：森村清二
八誠会会長：沼田勲夫

ドンパチ！

氷室、田村→戸浦

【森】氷室、田村、戸浦

戸浦を八誠会事務所すぐから拉致して、森の中へ。
田村、長谷川のことを悪く言った戸浦に一刺し。

田村「仏さんのこと悪く言うなよ」
氷室「おまえの兄貴分の村山も、男らしい最期だった。おまえのことも人に聞かれたら、そう答える。そういうもんだろ」

発砲！！

【戸浦……死亡】

？？→沼田

【夜道】沼田、組員

沼田は、ぶつかった男に刺される！

【沼田……腹負傷】

侠和会の流れ

【八王子】担当はこの二人

侠和会の八王子事務所：
鈴森名義。岸本、鈴森が常駐している。

【電話】川谷、岸本

岸本：氷室の動きを報告
（地元カタギを回り、建築や債権回収を請け負っている＝八誠会のシノギが氷室に流れている）

⇒八誠会は長くはもたない。
表向きは手打ち破りにはならない。

川谷：問題は東友会。
八誠会がつぶれたら、東友会は侠和会に仕掛けてくる可能性大。

オグラさんへの融資を継続していただけますか？

【八王子】氷室、田村、銀行員、オグラ

銀行：不景気でして( ;∀;)困ります。
オグラ：銀行にのせられて事業拡大したが、不景気になった途端打ち切られ。
田村：銀行が八誠会にした「不正融資」。
八誠会からお金を回収すれば、オグラに融資できる。

氷室「勘違いしないでほしいんですが、これは脅しじゃありません。こちらの頼みを聞いてくださったら、優良取引先をご紹介します」

氷室は名刺をだす。
(糸中建設、オーシキ食品、ヤジマホールディングス、丸菱不動産)

⇒銀行との交渉成立。
侠和会は一石三鳥。
「カタギにも名前が売れる」
「八誠会は銀行が追い込みかける」
「長谷川の仇もとる！」

【八王子】選択肢は最初からひとつです

【八誠会事務所】氷室、田村、沼田

戸浦と電話が繋がらない沼田の元に…

田村「(戸浦の携帯電話、机に投げて)落ちてたぞ。落としたやつは、二度と現われねえと思うけどなあ、勘だけどよ」
氷室「前にも言ったな、この場で死ぬか俺の盃のむか、今決めろ」

※氷室が「この場で死ぬか俺の盃のむか、今決めろ」と言ったのは、『日本統一47』。

『日本統一47』俺は責任を持って若いやつを育てなきゃならねえんだ

kam任侠作品『日本統一47』の「あらすじ、キャスト・スタッフ、登場人物、相関図、個人の感想」を記載しています。概要あらすじついに東京に乗り込む侠和会丸神会・東友会の二大勢力が氷室・田村の行く手を阻む広島尾道での抗争を治め、ついに東京進行へ...

【神戸】向こうから望んでいるので、手打ち破りではありません

【侠和会本部】川谷、氷室、田村、岸本

氷室：八誠会沼田が望んで、氷室との盃を。
＝なので手打ち破りとは違う。
川谷：その盃で、東京極道(東友会、丸神)がどう動くか？が問題だ。

⇒氷室らは、八王子事務所を拠点に動き始める。

【八王子】貸島代を払わないのならば、八王子をかえしてください。

【侠和会事務所】氷室、田村、風見

田村：八誠会との盃は「欲しいと言われたのであげただけ」何かを言われる筋合いは無い。
氷室：貸島代を上乗せつもりもない。
「岸本は岸本、俺たちは俺たちだ」
風見：八王子を返してもらう。そして迫田組に預ける(風見の筋書き)。

風見さんからの接触があるかもしれません

【電話】氷室、迫田

氷室：風見が来訪したこと。
岩尾に風見から連絡がくるかも？

おや？津島さんと風見さんの関係性が…？

【電話】岸本、川谷

岸本：「風見が動いた」「津島は風見の行動を良く思っていない」(推測)と報告。

《回想》東京オリンピック後

【ホテル】氷室、糸中

東京オリンピック建築事業で莫大な額のお金が動いた。
メインの競技場改修＝『オオガミ建設』が独占。
オリンピック実行委員長：森田敏郎（関根総理の指名）
関根、森田は笹島人脈に連なる人物＝東友会と深い繋がりがある。

◆表向きは公正な入札
委員会が算出した最低限度額ロアリミットに最も近い見積もりを出した会社が落札。
が、
大半の会社が、億単位で見積もりを上回っていた。
どれほどコスト削減しても不可能な額。
つまり、
「ロアリミット算出自体が疑惑がある」。

①：実現不可能な低コストで落札。
②：追加予算が膨れ上がり、問題になる。
③：追加予算の内訳は「委員会」「オオガミ建設」で操作できる。(監査は入るが、実質ブラックボックス)
④：実際の施工額を上回る予算を組むこともできる。
(その差で浮いたお金は、オオガミ建設から政治献金)

糸中「これだけ堂々と不正が行われたのに、検察は動かない。報道もされない。これはやはり、笹島財団の圧力が……」
氷室「社長は深入りしないほうがいい。自分が必ず追い詰めてみせます」

(一般人にはとても手におえない…)

ロアリミット

［lower limit］【経】最低入札制限価格制度．公共工事の入札において，事前に定めた制限価格より低価での入札者を失格にする制度．
引用：ロアリミット

【八王子】これはハッキングが難しい

【八王子事務所】岸本、鈴森

ハッキングは外部から侵入は無理。
デバイスから直接ダウンロードするしか方法が無い。

【都内】誰をやれば財団をつぶせるのか？！

【礎會事務所】氷室、田村、堀井

堀井「兄弟のいう通りだ。俺たち、民ぞく派の大多数、それに政権与党の一部にとって、笹島ゲンサイは、戦後日本の闇。葬り去りたい過去の亡霊だ」
氷室「だったら、俺たちが葬り去る」
堀井「…兄弟！」
田村「堀井さんには迷惑かけねえよ。俺と蓮司で」
氷室「ただ、一つ聞きたい。笹島財団を仕切ってるのは誰だ？仮にも日本の中枢を牛耳る団体だ。極道者の東友会が実権を握ってるはずがねえ。なあ兄弟、誰をやれば財団をつぶせるんだ？」

（この回では「誰なのか」は言ってない）

堀井「兄弟！　田村さんも。一つだけ約束してくれ」
氷室「悪いな、それは約束できねえ」
堀井「まだ何も言ってねえぞ」
氷室「死ぬなって言いてえんだろ」
田村「やばいかもなあ」
氷室「今度ばかりは本当に約束できねえ。ただ、命に代えても財団はぶっつぶす。それだけは約束する」

→で、続く！

山崎一門の流れ

タピオカってなぁ～に？

【神戸】(1か月後)：斎藤、中島、川上、丈治、トラ、石沢、山村、竜次

タピオカが「何」なのか？
斎藤にシャバの空気、世間の流行を味わってもらうため。＝タピオカ
氷室宛のお中元の返し宛名書きの仕事＝斎藤
斎藤、タピオカ飲んで「まいう～」発言。

田村、入室。

事務所でおばかな話はしてはいけませんよ！＾ω＾

田村「ここ、蓮司の個人事務所なんだから、バカ話だったら、自分の事務所の自分の若い衆としろ、な！」
中島「やや、アニキ。わしとこ四国でっせ。遠いんすわ～家もこっちにありますから」
川上「四国なんかすぐそこじゃねえか。俺なんか横浜だぞ」
中島「おまえは引っ越せや、横浜に」
川上「こっちにシノギがあるからそういうわけにはいかねえんだよ」
中島「またまた、なになに？わしに会えなくなるのが寂しいのかい？川上くん」
川上「きもちわるいなあ」
中島「おい、竜次。おまえもかわいそうやなあ、ええ。寂しがり屋の親分のせいで、しょっちゅう神戸まで付いてきて、ほんまはうっとおしいやろ」
竜次「いや、けっこう楽しいですよ」
田村「てめえ、楽しいって童貞かおまえ！　おい、トラ。おまえも茨城留守にするんじゃねえよ」
トラ「いや、わしも家こっちっす……」
田村「（よしよしよし、ぱーん）丈治！」
丈治「ああ、いや、うちの事務所は山崎一門の聖地ですから。わしらがアホ言うてんの若いモンには聞かせられませんよ～」
田村「ほお～～そうか、丈治、おまえは蓮司の事務所を聖地だと思ってねえんだな」
丈治「あ～いやいや、そういうことやなくて…あ、石沢んとこは狭いから、アカンか」
石沢「残念ながら、おお山村。若いもん増えたし、早く広いとこ見つけろ言うとるやんけ」
山村「そんなこと言ってました？」
石沢「言うたやろ」
山村「え？」
石沢「（山村にどすん）言うたよなあ～～」

(なんという、仲良し！！！)
(長谷川さんの写真越しで、ちょっぴりさみしい)

氷室、入室。

これは手打ち破りです。

【バー】氷室、田村

氷室：長谷川を刺した人間を探していた＋α
田村：長谷川をころしたやつが生きてるのは我慢できない。

●長谷川が刺された話は『日本統一49』(終盤)。

『日本統一49』あいつを上手く使いこなす器量がなけりゃ俺たちに日本の統一なんかできねえ

任侠作品『日本統一49』の「あらすじ、キャスト・スタッフ、登場人物、相関図、個人の感想」を記載しています。概要あらすじ川谷の不穏な行動の真意とは？侠和会の東京進出に国家権力も動き出す―本宮泰風・山口祥行主演の大人気任侠シリーズ・第四十九弾。...

氷室「でもおまえ、粘り倒して、マトの行動確認するなんて無理だろう？」
田村「無理！　こいつの顔見た瞬間にその場でころす！俺が監視兼実行役」
氷室「……手打ちからひと月か、そこいらなんだ。そう行き当たりばったりにはできねえよ」
田村「タイミングみてたな？」
氷室「どっちみち、これは手打ち破りだ。めくれたらタダじゃすまねえ」
田村「だから、一緒にやるんだな」
氷室「ああ、二人でやる。下のやつらも巻き込まねえ」
田村「ああ、あいつらよ。やっとばか話ができるくらい立ち直ってきたよ」
氷室「それでいい。もしもの時に泥かぶるのは俺たち二人で十分だ」

困っているカタギさんがいる…！

●オグラさん：
八王子の工場社長。
地元銀行から融資を打ち切られて、自殺未遂するも失敗。

↑の銀行が昔八誠会に貸したお金が焦げ付いている。
氷室が把握している金額：3億円。

田村「その哀れなオグラさんを助けてあげるのは、任侠道の務めですねえ」
氷室「さすがですね、田村さん。じゃあやってみる？」
田村「え？　いや、あ～カタギのさあ、まじめな銀行屋さんとか苦手なジャンルなんですけどねえ」
氷室「でも任侠道の務めですもんねえ」

この案件は、八王子のカタギから情報を得て、氷室自身が調べた。

【八王子】風見の次の一手とは？？

【事務所】氷室、田村

氷室：七人会の誰かを八王子に送り込んでくる。
田村：戦争のために、神戸から兵隊を呼べばまた警察がでてくる。

⇒ので、
東友会と議員たちのコネをぶっ壊す！！

そこで『荒巻議員』の出番！
赤ちゃん先生。
へんたいだが、一時的にでも警察を抑える力はある。

●荒巻議員の赤ちゃんプレイの話が出たのは、『日本統一29』。

『日本統一29』俺が侠和会に居る限り、丸神の人間に成り切れないんですよ

任侠作品『日本統一29』の「あらすじ、キャスト・スタッフ、登場人物、相関図、個人の感想」を記載しています。概要あらすじ今は、互いに守るべき代紋がある者同士―。極道社会の絆と掟、第29弾で語られる結末とは！？いくつもの哀しい運命を超えてきた...

田村：岸本が事務所に盗聴器仕掛ているかも？と捜索。(ジャマをしてくるかもしれない？)

【兵庫】岸本からの電話の後……

【川谷邸】川谷、みなみ

みなみ：氷室、田村が遠くへ行ってしまうようで心配。

川谷「東京に出ていくのは、たいていやない。氷室にも、田村にも、覚悟が必要や。おまえはやくざの女房や。肚くくっとけ」
みなみ「どういう意味ですか？」

【都内某所】ばぶ～な荒巻せんせい

【ホテル？】氷室、田村、荒巻、クラブ女性

氷室、田村はクラブ女性に「店の情報」を聞き出すが……収穫はなし。

クラブの仕切り＝『矢車会』であることは判明しているが…？

荒巻への脅し。

氷室「おい、荒巻！　サツを動かそうなんて考えんなよ。そん時はおまえのかわいい写真がネットに流れるぞ。わかってんな」
荒巻「ば、ばぶ～」

議員たちの情報をハッキングせよ！

【電話】氷室、斎藤

斎藤：道具と兵隊を揃えて、八王子にいく！
氷室：解散させろ。何かあれば連絡する。

切電。

【事務所】氷室、田村、クラブ女性

沼田を刺した人間は？
矢車会ならば、沼田を刺さない。
東友会の可能性！

議員たちが通うクラブ情報が知りたい！

氷室「今どき、重要なことを紙で残さねえだろう」
田村「パソコンのデータかなんかにしてんだろう、ああ？じゃあなに？あのパソコンに外から入り込んで」
氷室「ハッキング」
田村「パソコンのことなんか全然わかんないけど、蓮司は？」
氷室「おまえよりは分かるけど、ハッキングなんとかって話になると、なあ……専門家呼ばねえと」
田村「ああ！まさか鈴森？　岸本も呼ぶの？」
氷室「他に誰かいるか？」

岸本「東友会の実権は……」

【電話】川谷、岸本

岸本の煽りで、津島が風見を動きを止めてくれればよいが…。

【八王子】岸本は動く！

【事務所】氷室、田村、岸本、鈴森、クラブ女性

津島と風見の溝が広まっている。

岸本「カシラ。本当の狙いは他にありますよね？　もっとデカイいところを攻める為に、リストを利用したいだけだ。違いますか？」
氷室「さすがに鋭いな」
田村「性格は悪いけどな」
岸本「カシラはそっちの本線を攻めてください。リストは必ず手にいれます」

丸神会の流れ

【本部】このままでは、風見の思惑通りに？

【本部】三田、沖田、小野寺、迫田、岩尾

三田：津島は混乱を望んでいない。
風見の動きは、東友会ではなく風見一人の考え。
沖田：このままだと風見の思惑通り、七人会が割れる可能性が。

⇒京浜連合が動きそう？！

もしかして、惚れましたね？？

【電話】氷室、迫田

氷室から電話。
風見が来訪したこと、岩尾に連絡が来るかもしれない。

切電。

岩尾：風見から電話が来るが出ない。

迫田「おまえなら、八王子に乗り込むこともあるかと思ったが、おまえも氷室に惚れたな？」
岩尾「（(笑)）」
迫田「なんだよ、田村の方か？」
岩尾「……はい？」
迫田「おまえ、ああいう血の気の多いやつと合うんじゃねえかと…」
岩尾「そんなわけないでしょう！」

（ここのやりとり、いいですね～～(^J^)岩尾さん好きになってしまう）

もし、侠和会とケンカをして勝っても…
次は「風見」のマトになるだけ。

そうなると、風見の次の一手は……？？

風見「(迫田組動かないな、ならば、京浜連合会に……)」

【事務所】迫田、岩尾

岩尾：動かない迫田組の代わりに、風見が目を付けたのは「京浜連合会」。

迫田「氷室の動きが知りたい」
岩尾「八王子の事務所にいません。田村とでかけたようです」
迫田「…さすがだな、いつから監視してた？」
岩尾「…ええ、　それより親父……」

(↑この「さすがだな」と言ったあとの、岩尾さんの嬉しそうな顔～～！！ちょっと見てください！！(＾◇＾))

岩尾：八王子には氷室たちの代わりに岸本がいる。
迫田：「氷室からも、岸本からも目を離すな」と指示。

迫田、岩尾を連れて三田のもとへ。

氷室さんの狙いは、笹島です

【丸神会】三田、沖田、小野寺、迫田、（岩尾

沖田：侠和会、京浜連合会、どちらが勝っても今以上の力をつけ、丸神の強敵になる。
小野寺：侠和会も厄介。京浜連合会のバックには東友会がついている。
迫田：今のうちに丸神の立場をはっきりさせておくべき。

岩尾、入室。

岩尾：氷室と田村の行先は「大日本礎會」

三田「これで、氷室の標的がはっきりした。笹島だ」
小野寺「それは…！」
沖田「それは日本のタブーだ。いくらなんでも」

東友会の流れ

【八誠会】銀行「お金を返してほしい」

【事務所】沼田、戸浦

沼田：銀行から「(不正融資)返金」を求められる。
戸浦：(潜伏中だった)氷室が裏で動いている。

●八誠会若頭の村上が刺されたのは、『日本統一49』。

『日本統一49』あいつを上手く使いこなす器量がなけりゃ俺たちに日本の統一なんかできねえ

【銀座/東友会】これから戦争をしてもらいます！

【銀座/東友会】津島、風見

風見：三田が東友会に弓をひいたらしい？
津島：弓を引くようなことを言ったわけではない。

風見「丸神と侠和会に戦争してもらいます」
津島「何を言ってるんだ？！おまえ。そんなことに何の意味があるんだ？」
風見「だから、東友会が名実ともに日本の頂点に立つためです。同じことを、何度も言わせんでくださいよ」

【八王子】お金払わないなら、八王子を返してください

【事務所】氷室、田村、風見

風見：氷室らに八王子の返還を要求。

【電話】岩尾さんは電話に出ません

風見：岩尾に電話をするが出ず。

【京浜連合会】侠和会を八王子から追い出せるかな？

【事務所】須永、風見

風見：丸神は氷室とべったり。東京を守る気がない。
須永：津島会長の考えが知りたい。

京浜連合会は、横浜にもシマがある。
侠和会とも十分やりあえる。

もし、八王子から侠和会を追いだすことができれば……

風見「丸神に代わって、関東の頂点に立てるんじゃないですか？」

須永は「考えておく」と返答。

風見、退室。

【銀座】東友会の実権を持っているのは？

【東友会】津島、岸本、鈴森

岸本：沼田が刺されたのは「東友会」が関わっているのでは？
津島：八誠会が侠和会入りしたのは手打ち破りでは？

⇒「その件」と「今後の付き合い」は風見と話した。

津島「東友会の会長は私だ」
岸本「それはそうですが、会員の動きを把握しておられないようなので…実質東友会を動かして…」
津島「黙れ。不愉快だ。私に頭を下げにきたのは忘れたのか」
岸本「いえ、忘れてはいません」

鈴森に着信あり。
話の途中で、帰る岸本と鈴森。

【銀座】風見「川谷会長と話されてはこまる」

【東友会】津島、風見

津島：我々は笹島体制を守ることだ。そのためには七人会を支配し、侠和会も組み込むべきだ。
川谷会長と話す。
風見：話し合いをされると困る。

七人会の流れ

【都内某所】七人会の集い

津島、三田、須永、宮園、若松、森村
(沼田は欠席)

宮園：東友会が侠和会の八王子進出を許したせいで、八誠会が侠和会に飲み込まれた。
若松：この先、侠和会の東京進出をどう食い止めるのか？
俺たちの貸島代も政界に流れている。
津島：今回は「八王子が神戸の挑発にのった」特例。

津島「うちが集めた貸島代は、今でも笹島財団を通して、世間との活動資金になっておる。その笹島体制が続く限り、侠和会が中央に食い込むは絶対に不可能」

三田：言い切れるか？与党の中にも、笹島体制から離れようとする動きがある。
須永：前回の総裁選で、笹島人脈の関根総理を支持したのは丸神会では？？

●前回の総裁選で関根総理が再選した話は、『日本統一34』

『日本統一34』最初から政治家を頼りゃあどうにかなるなんて思ってねえよ

任侠作品『日本統一34』の「あらすじ、キャスト・スタッフ、登場人物、相関図、個人の感想」を記載しています。概要あらすじついに対峙する、氷室と三田流れるのは血か、それとも・・・。丸神会による侠和会壊滅作戦に会長の川谷（小沢仁志）、若頭補佐・...

⇒かつて左翼政党が政権奪取した時、我々は絞めつけられた。
笹島人脈の議員たちがあっさり掌を返した。

須永「政治家なんてのはクズだ。うじ虫だ。そんなことは最初からわかってる」
三田「だからよ、そのクズに金を払って守ってもらうことが男のすることか？　いつまでいるかわかんねえうじ虫共に頼るのは、愚かだと思わんか？」

津島：(三田の発言に対して)貸島制度、東友会の存在意義を否定しているように聞こえる。
三田：シマの守りを他人任せにして侠和会には勝てない。

⇒内輪揉め、余計な対立を持ち込むべきではない。

【京浜連合会】風見は信用できないが……

【事務所】須永、坂野

須永：風見の話は「乗って損になる話でもない」
坂野：正面切って侠和会と戦争は愚策。
そこいらの不良外人か半ぐれを利用。

【矢車会】クラブ情報を掴まれたので……

【事務所】森村、荒巻

荒巻：森村に「氷室からの脅し」の助けを求める。
矢車会のクラブの情報も掴んでいる！
森村：横溝に指示。
横溝：電話で沢田に「クラブのキャンセル」を指示。(現予約はそのままで、その先断れ)

【都内某所】七人会の集い2

須永（坂田）、宮園、若松、森村

須永：「沼田を刺させた人間は丸神」(警察情報)
三田は貸島代を払うのはバカらしくなっている。
数の力で八王子を獲る気だ！
宮園：俺たちを集めたのは理由は？

⇒『侠和会』とやりあって、八王子を取り返す！

森村：「(静観＆動揺)まだ様子見たほうがよいのでは？」

【京浜連合会】「八王子から侠和会を追い出せ」と言った

【事務所】須永、坂野、風見

須永：沼田刺しを指示したのは俺だ。
風見：「八王子から侠和会を追い出せ」と言った。
「沼田にちょっかい出して七人会を追いやれ」とは言っていない。

【矢車会】後手に回るわけにはいかない

【電話】横溝、沢田

沢田：「クラブのデータにハッキングの痕跡あり」と横溝に報告。

【矢車会】森村、横溝

横溝「会長、まずいことになりました」
森村「じゃあ、思い切った手段に出るしかねえな」
横溝「ですが、騒ぎがでかくなれば、荒巻のスキャンダルが表に出ますよ」
森村「ははは、この際、荒巻には犠牲になってもらうしかねえな。相手は侠和会だ。肚くくらねえと、…なんだっけ？」
横溝「後手に回るですか？」
森村「後手に回るだろう、後手に回る、後手に回る……」