任侠作品裏社会の男たち

『裏社会の男たち』余る財力を使って検察、軍人、マスメディア、その全てを買収するんだ!

裏社会の男たち 裏社会の男たち
任侠作品『 裏社会の男たち 』の「あらすじ、キャスト・スタッフ、登場人物、相関図、個人の感想」を記載しています。

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概要

あらすじ

巨大企業として日本に君臨するヤクザ組織。その総合商社W・R・Cの会長・立花(松方弘樹)は、警察、官僚を買収することで更に強固な組織を築き上げていた。理事長の梅原(小沢仁志)は過去にキャンディマンと呼ばれ恐れられた殺し屋で、会長秘書の多田野(波岡一喜)とは兄弟分の付き合いをしている。ある日、内部にスパイが潜伏しているとの情報が入り、巨大な組織が疑心暗鬼から分裂し始める。

(引用:youtube

キャスト・スタッフ

出演:
小沢仁志 / 波岡一喜 / 菅田俊 / 中野英雄 / 山口祥行 / 小沢和義 / 川原英之 / 野口雅弘 / 佐々木心音 / 遠藤沙季 / 福山優 / 鶴田さやか / 岡崎二朗 / 渡辺哲 / 深水三章 / 松方弘樹

(引用:youtube

ストーリー

ヤクザが消えた社会。中国組織がBLDデータ/IDチップを狙っている→W・R・Cが「脱税容疑、逆転無罪」報道→【W・R・Cは表向きNPO法人だが中身は元ヤクザ】:検察官僚メディアをも買収し、力ではなく金の力で支配している→内部分裂の危機に?→山中、中国組織にBDL製造データとIDチップ要求される→第3倉庫にて、脱税をリークしたスパイは井出。田村によって拷問からの死亡→梅原トイレで襲撃に遭う/会長はあて逃げ事故に遭い死亡→IDチップや次期会長の事なので揉める→多田野は単独でデータに(ハヤミから没収した)入っていた場所へ向かうと…そこには佐野とフリージャナリストだと思っていたハヤミが…?!

⇒第2章へ

 

登場人物

総合商社W・R・C

会長:立花
副会長:今野
相談役:佐久間
理事長:田村(中国担当)
理事長:梅原(キャンディ・マン/韓国担当)
副理事:井出
会長秘書:多田野
製薬会社社長:山中

警察/公安0課

警視正:田島
警部補:佐野
警部:浜田

その他

フリージャーナリスト:ハヤミ

裏社会の男たち_相関図

 

ココが好き!

【舞台】都内
【言語】韓国語や中国語もたまに!
チンピラが「ヒャッハー」という雰囲気は一切無い。

ドンパチ!

流血・殴打多め。ざくざくな刺殺音。

裏切者

脱税の情報をリークした裏切者は、「今野の側近:井出」。
田村に、足の甲をハンマー?でバーン!!とされ、「誰の指示か?」を漏らした後に、最後に頭をガーンとされ死亡。

入ってるよ!

梅原さん、お花摘み中に……ドアをドンドン叩かれる。何度も叩かれるものだから、個室から出ると、3人の刺客にナイフで襲撃をうける。
が、それを撃退。

当て逃げ

交通事故により、会長・立花と運転手は死亡。
同乗していた多田野は、ただ一人生き残る。

地下駐車場

葬式後、WRCの幹部たちが話し合っているところで、突如襲撃される(のちに、中国組織だと分かる)。

BDL(ボーダレス)

お薬。
依存性が無く価格が覚せい剤より安い。
なにより、検査しても反応がでない。
その製造データを中国組織が欲しがっている。

公安0課

田島「ヤクザがいてくれたほうが分かりやすかったわね」
佐野「今までのままじゃあ、勝てませんよ」
田島「なら、なんで作ったの? この公安0課をさ!」
佐野「法に縛られた組織で勝てる相手じゃないってことですよ」
田島「法で裁くのが我々の使命でしょう」

スパイ作戦に許可はしないが、黙殺する田島警視正。
(田村さんは、女性初の警視正)

立花さんのお話

その1

立花「どう形を変えようと、我々の心根はヤクザ」
「だが今は、力で治める時代じゃない。すべては金がモノを言う。財の時代」

(略)

「余る財力を使って検察、軍人、マスメディア、その全てを買収するんだ!」

その2

立花
「組織や企業が崩壊するのはどんな時だか分かるか?」
「内部分裂だよ。どんな組織や企業も、大きくなればなるほど内側から亀裂が生まれてくる」
「一番最悪なのは、その亀裂に気がつかないことだ」

お金じゃない

梅原
「血のつながりが無いのに、何でヤクザは兄弟になれるか分かるか?」
「共に飢え、共に苦しみ、死ぬ思いをして共に涙を流すからだ」

梅原と多田野は、2人は施設で出会ってから兄弟同然の関係。

次期会長候補

・副会長:今野(組織ナンバー2)
現在窓際に追いやられている。

・理事長:田村
(中国担当)冷酷。残忍、計算高いの三拍子。

・理事長:梅原
(韓国担当)在日。前は、キャンディーマンという殺し屋だった。会長の立花が一番信頼していた。田村とは馬が合わない。

葬式

梅原、立花会長の腕時計を形見としてもらう。
(実は重要シーン)

すきなセリフ!

【田島】「ヤクザのトップに警察のスパイを送り込むなんて、前代未聞だわ!」
【立花】「余る財力を使って検察、軍人、マスメディア、その全てを買収するんだ」
【佐久間】「だからといって、抗争だけは絶対に避けなければならん。俺たちの生きる道は、あくまでも共存共栄だからな」
【今野】「あまりイキがるなよ」
【佐野】「俺がおまえに会いに来たわけ……わかるな?」

引用:裏社会の男たち

まとめ

巨大企業(中身はヤクザ)の内部分裂と、中国組織が仕掛けてくる話。

続く前提で作られているので、ストーリーの流れは割とまったり。
山場は会長が亡くなるシーンだと思うが、ゆるかな起伏なので全体的に淡々としている。
オープニングの曲かっこいい。
重み、深みあるカッコよさ。

(裏社会の男たちは第5章が一番好きです!)

 

 

 

 


 



 

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