概要
あらすじ
内部分裂の侠和会― 事態は東海地方を巻き込んだ抗争へ!! 極道社会が描く長編天下取り物語、混沌の第27弾!!
渋谷を殺され、相次ぐ会議欠席者に川谷(小沢仁志)を始め、氷室(本宮泰風)と田村(山口祥行)は怒りと困惑を隠せず、侠和会本部では緊張が続いていた。神戸では渡部(奈良坂篤)が中心となり、侠尽会が反侠和会派として馬場(桑田昭彦)を会長とした新団体が動き始めようとしていた。しかし、馬場は渋谷が殺されたことを知らず、侠和会元会長・工藤を名誉総裁に迎える話も進展しないことに正式な旗揚げを先送りした。田村は裏切り者を片っ端から始末しようとするが、氷室がそれを止め、一触即発になるのだが・・・。
(引用:youtube)
キャスト・スタッフ
【CAST】
本宮泰風
山口祥行
大沢樹生
松田一三
北代高士
小柳心
飛鳥凛
藤原喜明
樋口隆則
菅田俊
小沢仁志【STAFF】 製作:田邊清和(スターコーポレーション21)/営業統括:人見剛史(オールイン エンタテインメント)/企画:ワールドムービープロダクション/プロデューサー:小林壽夫、山鹿孝起/ポストプロダクションプロデューサー:小川幸一/脚本:村田啓一郎/撮影:小山田勝治/録音:沼田和夫/音楽:GDXakaSHU/編集:小川幸一/監督:辻裕之/制作協力:力車フィルム/制作:ワールドムービープロダクション/製作・発売元:スターコーポレーション21/販売元:オールイン エンタテインメント/(C)2018スターコーポレーション21
(引用:youtube)
ストーリー
『日本統一26』前回までのあらすじ→【電話】田村、大成からの報告→【侠和会】幹部会→【侠尽会(仮)】あつまり→【丸神会】幹部会→【村上組事務所】村上と村上組組員たち→【山崎組事務所】渋谷、追悼→村上来訪→【小料理屋南風】川谷、みなみ→【公園】氷室、田村、大成→【侠和会】川谷、氷室、田村→【料亭】奈村、大井、香取→\→土岐登場でどんぱち!/→【病院】氷室、丈治、稜一、土岐組組員→【奈村組事務所】奈村、棟方、若宮→【丸神会】幹部会→【バー】棟方、鶴見→【侠和会】幹部会→【小料理屋南風】川谷、氷室、田村、みなみ→【名古屋】\土岐組vs重光一家/→【重光一家事務所】大井、香取、木槌→【侠尽会(仮)】あつまり→【病室】土岐、目を覚ます→【名古屋】\土岐組vs藤代組/→【道】氷室、土岐と棟方、鶴見→【道】木槌、竹下(丈治)→【電話】奈村、大井→【重光一家事務所】\木槌、重光一家襲撃!(大井を逃がす)/→【拠点】氷室、木槌(丈治、稜一、竹下)→【ナレーション】戦況説明→【福井/喜多越組】喜多、大井→【奈村潜伏先?】棟方ら、奈村の捜索→【道】稜一ら、香取の捜索→【拠点】氷室、稜一(電話)氷室、棟方→【道】\稜一、香取襲撃!/→【侠和会】川谷、氷室、田村→【小料理屋南風】川谷、みなみ→
28へ続く⇒
登場人物
侠和会
三代目侠和会会長:川谷雄一
山崎組
侠和会若頭/山崎組組長:氷室蓮司
相談役?:川上章介
組長付き:長谷川大輔
山崎組組長代行:権田稜一
龍征会
(※兼任予定)三代目代目龍征会長:氷室蓮司
謙勇会
山崎組若頭補佐/会長:石沢勇将
組員:山村義明
坂口組
山崎組若頭/坂口組組長:坂口丈治
川谷組(大阪ブロック
侠和会若頭補佐/三代目川谷組組長:田村悠人
若頭:大成虎雄
中島組(四国ブロック
侠和会幹部/中島組組長:中島勇気
至誠会(九州ブロック
侠和会若頭補佐/七代目至誠会会長:黒木元誠
西日本睦会会長(広島ブロック
侠和会若頭補佐/三代目西日本睦会会長:中川至道
土岐組(北陸ブロック
侠和会幹部/土岐組組長:土岐匡平
土岐組若頭:竹下景一(木槌と兄弟分)
進友会
侠和会幹部/進友会会長:平川進
植木組
侠和会幹部/植木組組長:植木尚人
侠尽会
馬場組(東北ブロック
侠和会舎弟頭/馬場組組長:馬場伊佐雄
元工藤組
元侠和会本部長/二代目工藤組組長:渡部圭太
若頭:林
組員:タカナシ
倉本建設
特別顧問/倉本建設社長:倉本忠司
奈村組(名古屋
丸神会理事長補佐/奈村組組長:奈村志郎(丸神会絶縁)
村上組(神戸ブロック
侠和会本部長/村上組組長:村上良彰(村上組解散)
村上組若頭(村上組シマ引継ぎ/侠和会直参):シミズ
一考会
侠和会若頭補佐/二代目一考会会長:木島一茂
重光一家(中部ブロック
侠和会直参/重光一家総長:大井忠雄(侠和会絶縁)
遠藤組
重光一家舎弟/二代目遠藤組組長:木槌勝(竹下と兄弟分)
熱田組
侠和会直参/熱田組組長:香取和雄(侠和会絶縁)
丸神会
二代目丸神会会長:三田太源
水神会
丸神会理事長水神会:沖田学
幹部:梨本景信
藤代組
丸神会理事長補佐/三代目藤代組組長:棟方龍治
極山会
丸神会理事長補佐/極山会二代目会長:小野寺和昌
鶴見組(茨城
丸神会理事長補佐/鶴見組組長:鶴見憲吾
秋本組
丸神会事務局長/二代目秋本組組長:若宮猛
喜多越組(福井
喜多越組組長:喜多順吉(大井と兄弟分)
その他
小料理屋南風の女将:みなみ
日本統一27の戦況
【侠和会が進出していないエリア】
- 関東(丸神会)
- 北陸(越前:喜多越組、敦賀:コウヤマ一家、福井:ガソン会)
ココが好き!
ドンパチ!
奈村→土岐
【料亭】奈村、大井、香取
3人が話しているところに、
土岐、銃口向けながら乱入!
土岐「渋っとったわしを侠和に引きづりこんどいて、これは何の真似じゃい!」
奈村「好きで受けた盃やのうなら、あんたもこっち来たらどうや?」
土岐「なめんな、ぼけえ! わしはそんな安い男やないど。おまえら全員この場で死んでもらうからのう!」
重光一家若頭が、土岐を抑えて
奈村が土岐の拳銃を奪い、土岐へ発砲!!
これにより、大井も侠尽会入りを決める。
【土岐……命に別状なし重症】
土岐組組員→木槌
土岐組組員は、木槌に襲撃してすぐ逃げる。
熱田組事務所にも発砲し、
『侠和会vs重光一家・熱田組』は決定打となった。
土岐組(+丈治、稜一)vs重光一家
道で出会い、交戦発生で大乱闘!
殴る!蹴る!棒でどついたり!
- 丈治:熱田組を抜けた者に対して、3人引き抜き要求。
棟方(藤代組員2名)→奈村組事務所、襲撃!
【奈村組事務所】
棟方、藤代組員2名は、奈村組事務所を襲撃!
奈村は事態を察知して逃亡。
【奈村組組員たち……死亡か重症か?】
土岐組(竹下/侠和会)vs藤代組(丸神会)
【道】
奈村組組員の引き渡しを巡って、
土岐組と藤代組が、交戦!!
丈治、稜一が仲裁して止める。
木槌(+遠藤組組員)→大井
【重光一家事務所】
木槌と遠藤組組員は、重光一家を襲撃!
するも、大井は逃亡。
【重光一家組員たち……死亡か重症か?】
稜一→香取
稜一、香取を襲撃!
※稜一:この件をうまくまとめたので「功績」となる。
【香取……死亡】
侠和会の流れ
本日の欠席者の処遇は……
【幹部会】(田村、大成からの電話報告で)欠席者は、神戸市内で会合を開いている。
- 【侠和会から】馬場、木島、村上、大井、香取
- 【丸神会から】奈村
- 【元工藤組から】渡部
⇒
名古屋拠点:重光一家、熱田組は、奈村組と揉めていたのに組むなんて考えられない!
村上:もともとは山崎組の若頭。
(村上の名前が出始めたのは『日本統一5』~)
氷室「信闘会のことを思い出せ、また昨日までの身内と殺し合うような戦争がしてえのか!」
田村「組み割ってよ、身内とりやがったのは木島たちじゃねえか、もう戦争は始まってんだよ!」
土岐「その通りや! わしもやるでえ!」
氷室「落ち着いてよく考えろ、会の目的はなんだ? 日本極道会を侠和の代紋一色で染め上げることだろ!」
まだ団体(侠尽会)を立ち上げたばかりで、
「侠和の代紋を外していない状態」。
- 氷室:新しい代紋は飾らせない!新団体は結成させない!
⇒
氷室は策ありで、川谷に「本日の欠席者の処分」を待つように頭を下げて頼む。
【土岐組】突撃の土岐!さらに状況は悪化した
土岐は単身で、
「奈村、大井、香取」の話し合いの場に行き、
奈村に返り撃ちされて、入院。
土岐へのお見舞い。(氷室、丈治、稜一)
土岐……命は助かるが重傷。
- 【兄弟分】土岐組若頭・竹下、重光一家舎弟=二代目遠藤組組長・木槌
それぞれの処遇と対応
【幹部会】
氷室:
- ①:『大井、香取』が土岐を撃ち「内部抗争厳禁の綱領に違反」⇒【絶縁処分】大井、香取
- ②:『馬場』『木島』の処分を今すると、割って出るのを認めることになるので、まだ。
- ③:渋谷を撃った『木島』へはその時が来たら。
- ④:『村上組』は解散、シマは若頭のシミズは引き継ぎ、本家の直参となる。
『一考会』の枝組も山崎組の加盟を申し出ている。
中島「侠和会の代紋外したら、食うていけんのは枝の若いもんのがよう分かっとることですね」
\\\みなぎる、侠和会パワー///
侠和会全体の士気が上昇した↑↑↑
氷室「前にも言ったが、新団体なんてものは、旗揚げ前にぶっつぶす。侠和会はそんな存在自体、絶対に認めない」
川谷「わしは今回の一件、内部の襟を正す、ええ機会になったと思うとる。膿ができたら、北陸、そして関東の丸神や。いうまでもないが、この戦い、今までにない長く苦しいもんになるやろ。そりゃ並大抵のこととちゃうで、その日がくるまで皆肚の底で力蓄えといてくれや!」
【土岐組】土岐さん、お目覚め
【病院】土岐、竹下、丈治、稜一
- 土岐:「自分を撃ったのは奈村」と告げる。
- 竹下:改めて奈村への報復を決意。
- 丈治、稜一:↑竹下を抑えるが。(奈村との交戦は止める)
【名古屋】奈村問題の決着
【線路横の道】氷室(丈治、稜一)と、土岐(竹下)と棟方、鶴見
- 鶴見、棟方:奈村の引き渡しを拒否。(見舞金で譲歩)
- 氷室、土岐:奈村の引き渡しを要求。
鶴見「本音を聞かせてもらいてえな」
~~~
氷室「そうか、そっちが心配してるのは奈村組のシマか。そうだな、こっちにもらいてえな」
鶴見「やっぱりな」
氷室「うちの目標は、日本極道会の統一だからな。まあそれは先の話だ。いいよ、奈村組のシマには手は出さねえ、約束する。知ってると思うが、うちは他にも問題を抱えてる、できれば丸神とは揉めたくなかった。ヘタな動きをしねえよう、この土岐にも言ってあったんだが」
鶴見「いいのかよ、そんな簡単に手の内明かして」
氷室「本音が聞きてえって言ったのはそっちだろ。だいたい俺は肚の探り合いは好きじゃねえんだ」
- 氷室:土岐自身の手でケジメをつけさせたい。
- 棟方:それでも奈村は渡せない。
(丸神に唾吐いた奈村は丸神でケジメをつけねば、こちらのメンツが立たない) - 土岐:この状況に十分と理解し、納得。
⇒
奈村の件は「藤代組」。
重光一家、熱田組の件は「侠和会」。
「お互いのシマには立ち入らない」で話は決着!!
鶴見「棟方や若宮の兄弟がやりあいたくねってのが分かった気がするよ。でもよ、そっちが日本を統一するってなら、やりあわなきゃならねえ時が必ずくる…そん時は遠慮しねえからよ」
氷室「ああ、その時は遠慮なくいかせてもらう」
【土岐組】侠和会に戻りたい、遠藤組
【道】竹下、丈治と木槌
- 竹下:うちの組長(土岐)に銃向けたことにブチ切れ!
- 木槌:今の総長(大井)にはついていけない。侠和会に戻りたい。
- 丈治:重光一家先代(遠藤)に付いていた者を束ね、土産を持ってくるならば、本家の若頭(氷室)に会わせる。
【遠藤組】重光一家から侠和会へ
【拠点】氷室、木槌(丈治、稜一、竹下)
- 木槌:重光一家襲撃したが、大井を取り逃がしてしまった。
福井の喜多越組(大井と喜多越は兄弟分)へ逃げた可能性が高い。 - 氷室:木槌に「名古屋の立て直し」を頼む。
※丈治:この件をうまくまとめたので「功績」となる。
山崎組の流れ
渋谷さん、追悼
【山崎組事務所】氷室、田村、中島、大成、丈治、稜一、川上、長谷川、石沢
《回想》田村→渋谷
田村が、渋谷に「三上組三代目組長」を託す。
『日本統一10』(終盤)
渋谷は、田村が神戸に来る前『日本統一』より前から三上組組員。
田村の考え、氷室の考え
氷室「俺が渋谷に、木島の内偵なんか頼まなきゃ、こんなことにならなかったかもしれねえんだ。今すぐにでも木島の首とって、ここに供えてやりてえよ。でもよ…」
田村「でも、なんだよ!」
氷室「正面きって、戦争になりゃあ戻りてえやつも戻れなくなる、死ななくてすむやつ……」
田村「いいじゃねえかそんな奴ら! 一度組割って戻ってこねえやつらほっときゃあいいんだよ、そんなの! 俺が片っ端からぶっ殺してやるよ!」
山村(表の見張り)、急いで戻る。
村上、来訪!
で、一部殴りかかろうとするが…
- 氷室:「木島の誘いに乗ったフリをしてくれ」と頼んでいた。
(実際は場を落ち着かせるために言ったのかな?_?)。
村上さんによる、侠尽会の状況報告
木島からの誘いの時期:
- 極山会が割れて東北が揉めていた頃(『日本統一22~23』)
- ↑の前から村上が氷室に「本部長の職が家賃が高い」と相談していた。
が、話として出てくるのは『日本統一24』。
- 馬場、村上、大井、香取は「渋谷の件」を知らなかった。
- 大井、香取は名古屋へ帰ってしまった。
⇒名古屋の切り崩しへ。
正直に話す村上さん
村上「ほんまのこと言うわ。木島に渡部の叔父貴に引き合わされて、話しとるうちにわしは、ほんまに組を割ろうと思ってしもうた。器量に合うたイス用意したる言われてな、渋谷の兄弟のことが無かったら、戻る気はなかったんや!」
氷室「よく話してくれたな、兄弟は正直な男だよ」
村上「カシラ……」
氷室「これからも、今まで通り力を貸してくれ、頼む」
村上「……やっぱり大きいな、強い男や。せやけどな、氷室!おまえのその強さがわしみたいな弱い男を追い込むこともあるんやで! わかるか!」
氷室「…………」
村上「わしゃあな、わしは、後輩のおまえがわしのあたま飛び越えて、山崎のカシラになった時、もう終わってたんや! おまえのお情けで本部長なんてもんに祀り上げられてよ、哀れなもんやで、ああ哀れなもんや! げんに見てみいや、こうなった時に誰もついてきよらん! 一緒に死のうなんても者は誰もおらん!」
村上組若頭が、それは違うという。
村上は泣いて土下座し、氷室に頼む!!
村上「わしは、カシラの期待に応えられる男やない! 引かさせてくれ」
氷室「…………」
村上「なんべんでも言う。悪いのはわし一人です! こいつらは組を割るのに、最後の最後まで反対でした! せやから、組に戻して面倒みたってください! 頼んます!」
氷室は了承。
(村上さんの話、めちゃくちゃ涙でます)
(氷室さんが山崎組若頭になった時(『日本統一7』の終盤)から、村上さんの心はじわじわ追い詰められていたかと思うと)
(自分の愚行を許す氷室さんの懐の広さに、村上さんは何もかも敵わないって突きつけられて、自分の弱さも改めて感じてしまって……もうここ、すごい涙でる)
- 木島が渋谷の実行犯。
- 首謀者は渡部、倉本社長、奈村。
ほのぼ~~の(╹◡╹)
【小料理屋南風】川谷、みなみ
- 川谷:みなみをもらう話、待っていてほしい。
- みなみ:気にしない
氷室、店に入ろうとするが入らず。
仲間のために熱くなれる!!
【公園】氷室、田村、大成
- 大成:元気よく、楽しそうにブランコこぐ!!
田村「さっきは悪かったな…」
氷室「いいよ、おまえらしいじゃん」
田村「俺もバカだからよお、成長しねえんだな」
氷室「バカってことはねえよ、そこは変わらなくていいんじゃねえか。仲間のために熱くなるところはよ」
田村「でも、いい加減大人になんねえとな」
氷室「はは、田村さんは大人じゃないですか、いくつになったんですか?」
田村「年のことは考えたくありません」
(ほっこり(^J^)しあわせな気持ちにな~る)
田村、氷室に「おまえのせいではない」と。
ありがとう、と返す氷室。
- 氷室:川谷と田村には話しておきたかったことを話す(ここでは詳細は語られない/翌日川谷に伝える)
一方、
大成はブランコを爆漕ぎしながら「よかった、男の友情ってええな~」と叫ぶ!
名古屋への対応
【侠和会】川谷、氷室、田村
- 名古屋(大井、香取)問題:氷室、丈治、稜一
- 川谷の護衛:田村
【名古屋戦準備】丈治、稜一が土岐組を支援
【病室外】氷室、丈治、稜一
- 氷室:神戸に戻り、川谷と今後の話。
- 丈治、稜一:名古屋に残り、土岐組の支援。
(重光一家、熱田組で侠和会に戻りたい人の受け入れ他)
ほのぼ~~の(╹◡╹)その2
【小料理屋南風】川谷、氷室、田村:名古屋について
氷室「奈村が妙な動きさえしなければ、まあ、丈治と稜一、残してきますから」
川谷「大丈夫か、あの二人?」
田村「あいつら、見込みありますよ! 最初はクソ生意気なガキだと思いましたけど」
川谷「おまえらも昔はそうやったやないかい、みっかみちゃんのシマに勝手に龍征会の作って、暴れまわって、クソ生意気やったで!」
氷室「それを言わないでくださいよ」
川谷「ええやないかい、人に歴史ありや。あの二人もおまえらぐらい大きくなってくれたらええんやけどな」
(ほっこり~~(^J^)川谷さんから「みっかみちゃん」の言葉聞けるなんて幸せ!!)
※「みっかみちゃん(三上)/三上組のシマに龍征会の事務所たてた」話は『日本統一』です!
⇒氷室は名古屋への働き次第で、丈治・稜一の昇格を検討中。
- 川谷:みなみの前で、丈治(川谷の実子)のことをはぐらかす。
(まだ丈治のことを紹介していないため)
【稜一】香取の捜索
【拠点】氷室、稜一
- 氷室:香取(熱田組)が見つからないのなら、名古屋に居ない可能性。中部ブロックに応援を頼め。
- 稜一:絶対に見つける!
電話(氷室、棟方):
- 棟方:奈村捜索の途中、偶然「香取」を発見したことを氷室に報告。
(「先日、自分の顔を立てて話し合いで退いた」借りを返した) - 氷室:あの場合はああするのがよかった。
氷室「龍さん、あまり思いつめないでくださいね」
棟方「奈村のことは、きっちりケジメとりますんで、もう少し時間ください、じゃあこれで失礼します」
(なんという( ゚Д゚)!!!ふらぐ?!)
【名古屋戦】vs重光一家、熱田組:成果
【侠和会】川谷、氷室、田村
氷室:(川谷の盃を下ろしてほしい)
- ①:木槌が「重光一家」「熱田組」を束ねる。
- ②:丈治、稜一それぞれの功績。
ほのぼ~~の(╹◡╹)その3
【小料理屋南風】川谷、みなみ
- 川谷:丈治(息子)、丈治の母(丈治を産んで亡くなってしまった)
「自身がやくざで、その子もヤクザである」と正直に話す。 - みなみ:気づいてた。悩んだが、川谷と一緒になる。
(店の外では、氷室と田村が見守っている!)
侠尽会の流れ
侠尽会(仮):正式な旗揚げは先送り
侠尽会発足のお言葉!
渡部「かくの如く、三代目侠和会執行部においては利己主義はなはだしく歴代会長、特に二代目工藤雅信会長の世を冒涜する所業、多々あり、我ら有志一同、任侠道の本分に立ち戻るべく、あらたに侠尽会を発足するものであります」
- 木島:渋谷をやった(戦争の始まり)報告。
- 馬場:川谷氷室には不満があるが、40年仕えてきた「侠和の代紋」に弓を引く(戦争)とは聞いてない!
- 渡部:何をいまさら。組を割ったら弓引いたのと同じこと。
- 村上:「新しく組を起こす」のと「戦争を起こす」のは別の話。
- 香取:(奈村に対して)名古屋が一本にまとまるために組作るといったのに、これはどういうこと??
- 大井:(渋っていたが、香取の説得により侠尽会にきた)
- 奈村:今更、ここにいる時点で侠和会にケンカ売った同志。
⇒馬場は、工藤会長の意見を求む。
工藤会長を「名誉総裁」に迎える話を聞いているが???
※「侠和会二代目会長・工藤が新団体発足に反対している」
事実は伏せられたままである。
【馬場/村上/大井/香取】なんか騙されたんですけど……(-“-)
【村上組】電話/村上と木島
- 村上:渋谷をやったことに対して怒り。
- 木島:組を割ったらもう敵!
村上「もとの親筋に先に手出すんは、仁義が立たんいうとるんじゃ、わしは」
木島「今の侠和会に仁義もクソもあるか」
各説得へ!
- 渡部⇒馬場
- 木島⇒村上
- 奈村⇒大井、香取
【村上組】「考え直してください、親父!!」
【村上組事務所】村上と組員4名
村上組組員「わしは今まで、黙って親父さんに付いてきました。親が黒いと言えば白いもんも黒。己、殺して付いていくんが、それが子としての務めやと、わしゃあ親父さんに教えてもらいました」
村上「何が言いたいんや?」
村上組組員「ヤクザが筋曲げたら終いやて、親父さん、そう教えてくれたやないですか!」
村上「おまえら、親に説教するんか、おお!(ぶん殴り)どかんかい!!」
村上組組員「どきまへん! ここで筋曲げたら、侠和の代紋に唾するようなもんで、下手売るようなもんですわ!」
村上「やかましいわ!(ぶん殴り×2)」
村上組組員「わしは、親父さんを日本中で笑いモンにしとうないんですよ!頼んます、考え直してください!(頭下げ)」
(他村上組組員3名の頭下げる)
【奈村/大井/香取】侠尽会にきなさい
【料亭】奈村、大井、香取
- 奈村:渋谷がやられたのを知らなかったで通じるか!これから侠和、丸神からマトにかけられる。
名古屋は、名古屋者同士でかためると決めただろ!=侠尽会にきなさい。 - 香取:名古屋がまとまるなら、侠和会でも西日本睦会の盃でもいい。だから侠和を抜けてもいい、という名古屋至上主義者。
(氷室と盃を交わしたのは『日本統一17』) - 大井:結論を渋る。
【名古屋】土岐組(侠和会)と交戦後……
【重光一家事務所】大井、香取、重光一家若頭、木槌
- 木槌:このままでは殲滅される。
土岐組若頭・竹下と兄弟分なので、繋ぐので「土岐と本家に詫びを入れてカタギになりましょう」
=絶縁されているので、これが筋。 - 香取:一考会から応援がくるはず!
- 重光一家若頭:木槌を気に入らない。
5代目決めで負けて、五代目の配慮で「お飾り舎弟」やってるくせに!
(木槌:大井からも「お飾り」と言われて(。-`ω-)の顔)
【侠尽会】絶縁した者に手を貸すなんて…
【あつまり】
- 木島:重光一家、熱田組へ兵隊を送りたい!
- 馬場:一考会の下の者は侠和会に流れているのに、人の心配より自分の足元かためれば?
絶縁した者に手を貸すなんて『工藤会長(侠和会先代)のお墨付き』が無いなら、絶対しない!!
【奈村組/重光一家】名古屋には居場所がない
- 奈村:大井に助け(兵隊の応援)を求める。
- 大井:兵隊は残ってない。香取とは連絡付かない。
(→福井にいる兄弟分を頼る予定)
【重光一家】助けてください
- 大井:襲撃を受けて、福井の喜多(兄弟分)を頼る。
⇒この行動が、のちの北陸抗争の引き金となる。
丸神会の流れ
抜けた奈村さん問題
【幹部会】
- 鶴見:奈村がマトにかけるのは侠和。もし、侠和に戦争を仕掛けたら、向こうが丸神会に戦争仕掛ける口実ができる。
- 小野寺:神戸が奈村に手を出せば、丸神会も黙ってるわけにはいかない。
- 若宮:そうなる前に連れ戻すか、破門にするかの二択。
⇒または、
奈村に死んでもらって「名古屋」は丸神会本部が預かる。
- 三田:執行部の人間が組を割ったなんて、評判が悪いこと。
棟方と若宮が名古屋へ。
【名古屋】奈村さんの説得
【奈村組事務所】奈村、棟方、若宮
- 棟方、若宮:今、丸神に戻れば「処分なし」。
- 奈村:いまさら、丸神に戻る気はない。棟方、若宮、沖田もみな氷室のツレ!
特に、棟方は氷室の幼少期からの付き合い。川谷とは兄弟分。だから信用できない。
『日本統一5』(幼少期)
『日本統一21』(学生時代)の回想があります。
- 奈村:「名古屋」は関東も関西からの影響も受けずに「名古屋」だけでやっていく!
- 若宮:丸神の盃を返すなら、隠退しろ!そうすれば、命の保証はする。
- 棟方:若宮の言っていることは筋。
⇒奈村は二人を帰らせ、帰り際に
奈村「一つ教えたるわ、侠和会の土岐、弾いたんわ、このわしや。破門しても無駄やで、わしぁ丸神の奈村で通っとるんのや、はははは、おまえらも神戸の友達の戦争やなあ。はよう帰って支度せんかい!」
名古屋戦とカジノ誘致問題
【幹部会】棟方、若宮の報告を受けて
三田:
- ①奈村を【絶縁】とする→ケジメ(棟方が対応)
- ②川﨑市民団体がカジノ誘致に反対運動を起こしかけてる。(若宮が対応)
⇒現在、名古屋では侠和会がどんぱち中。
「土岐組の件に乗じて、奈村組のシマを獲りにくる」と予想され、
何としてでも「奈村組のシマ」を守らねばならない!
いつか殺すかもしれない相手
【バー】棟方、鶴見
- 棟方:「川谷から侠和会への誘い」(『日本統一21』)を思い出す。
奈村、鶴見からも「自分が丸神の人間か、侠和の人間かわからない」ことを気にする。 - 鶴見:名古屋に行く。
奈村の件よりも、氷室という男に会ってみたい。
【名古屋】奈村問題の決着!
【線路横の道】棟方、鶴見と氷室、土岐
奈村の件は「藤代組」。
重光一家、熱田組の件は「侠和会」。
「お互いのシマには立ち入らない」で話は決着!!
【藤代組】奈村の捜索!
- 棟方:奈村捜索、難航中。(+香取を偶然発見する)
聖地巡礼!
- 木槌が土岐組組員から襲撃を受けたところ。
- 稜一が、香取を撃ったところ。
ニュー銀座街:山梨県甲府市
- 竹下、丈治、稜一、ほか土岐組組員vs重光一家たち
春日あべにゅう:山梨県甲府市
(写真は2018年/2023年:アーケード部分は無くなっている)
- 竹下、丈治、木槌が話していた道。(侠和会へ戻る話)
新宿区立花園西公園(北側):東京都新宿区
- 稜一が、蹴っている路地。(香取を捜索)
たき通り:山梨県甲府市
(この奥に入ったところ/上記↑の「春日あべにゅう」の対面に位置している)
好きなセリフ!
【田村】「うちに弓引く以外何の話してるってんだ、ああ?のんきに茶でも飲んで俳句でも詠んでるっていうのかよ! おい!」
【木島】「ケンカは後手に回ったら、負けやで!」
【奈村】「わしゃな、わしの才覚でここまできたんや。くっ、わしの倅みたいな歳しおって、カタギになれの命の保証はするの、10年早いわい!」引用:日本統一27
まとめ
【名古屋戦】侠尽会を名乗る新団体が台頭!(仮)
侠和会vs重光一家、熱田組。
丸神会vs奈村組。
村上さんの話に涙。
みんながみんな強い心を持ってるわけではないです。
最後にすべて正直に話してしまったのは、いいところ。
丈治、稜一が、それぞれ功績をあげる!
香取を仕留められたが、大井と奈村は見つけらずに続く……!