概要
あらすじ
今は、互いに守るべき代紋がある者同士―。 極道社会の絆と掟、第29弾で語られる結末とは!?
いくつもの哀しい運命を超えてきた侠達だからこそ、 また更なる試練に立ち向かう強さがある・・・その姿、まさしく極道―。渋谷殺害の実行犯を殺害し、ついに復讐を遂げた侠和会の氷室(本宮泰風)と田村(山口祥行)。渋谷の墓前に立ち復讐を遂げた思いを吐露している最中、そこに現れたのはなんと、渡部率いる侠尽会へと寝返ったはずの馬場だった。しかし氷室の表情は、もはや全てを悟っていた―。 関東・丸神会に至っては、北陸侵攻の足止めをしていた政治家による圧力がなくなる。いよいよ侠和会と丸神会はその北陸の地で、シマ争いの抗争が避けられなくなる。それと同時に、侠和会に、丸神が推し進めていた川崎のカジノ誘致を止めようとする長崎の反対勢力から、誘致中止に追い込む策謀の依頼が舞い込んでくる。 侠和会の氷室。そして、氷室が若い頃世話になった、丸神会理事長補佐の棟方(樋口隆則)。昔の付き合いだけでは済まされないほど、互いに大きな代紋を背負っている現在。両者に大きな決断が今、迫られる―!!
(引用:youtube)
キャスト・スタッフ
【CAST】
本宮泰風
山口祥行
大沢樹生
松田一三
北代高士
小柳心
飛鳥凛
藤原喜明
樋口隆則
菅田俊
小沢仁志【STAFF】
製作:田邊清和(スターコーポレーション21)/営業統括:人見剛史(オールイン エンタテインメント)/企画:ワールドムービープロダクション/プロデューサー:小林壽夫/ポストプロダクションプロデューサー:小川幸一/脚本:村田啓一郎/撮影:小山田勝治/録音:沼田和夫/音楽:GDXakaSHU/編集:小川幸一/監督:辻裕之/制作協力:力車フィルム/制作:ワールドムービープロダクション/製作・発売元:スターコーポレーション21/販売元:オールイン エンタテインメント/(C)2018スターコーポレーション21(引用:youtube)
ストーリー
『日本統一28』前回までのあらすじ→(前回の墓参りの続き)馬場、登場!→《回想》氷室、馬場→【侠尽会】渡部、倉本社長→【侠和会】幹部会→《回想》若宮、荒巻→【丸神会】三田、棟方、若宮→【侠和会】川谷、氷室、田村、黒木→【道】\馬場/→【喜多越組】喜多、大井、奈村→【侠尽会】渡部、倉本社長→【龍征会事務所】氷室、田村→【我尊会】海部、棟方→【喜多越組】渡部、喜多、大井、奈村→【神山一家】終結準備→【喜多越組】渡部、喜多、大井、奈村、倉本社長→【神山一家】氷室、田村、神山→【我尊会】海部、棟方、倉本社長→【割烹すず清】\奈村を…/→氷室、棟方→【??】田村、トラ、倉本社長→【盃会場】渡部→【和室】氷室、神山と棟方、海部と大井、喜多→【盃会場】渡部、川谷→【和室】氷室、神山と棟方、海部と大井、喜多→【駐車場】倉本社長→【侠和会】幹部会→【小料理屋南風】川谷、氷室→【丸神会】幹部会→【横浜/バー】棟方、鶴見→【料亭】黒木、荒巻→豊川→【侠和会】川谷、黒木、氷室、田村→【丸神会会長室】三田、沖田、若宮、樋口の秘書→【丸神会】幹部会→【龍征会】氷室、田村→【料亭】川谷、氷室、棟方→【テレビ】豊川議員の暴言暴行/荒巻への脅し→【丸神会】幹部会→【侠和会】幹部会→【小料理屋南風】川谷、氷室、田村、みなみ→【電話】氷室に中島から→
30へ続く⇒
登場人物
侠和会
三代目侠和会会長:川谷雄一
山崎組
侠和会直参/四代目山崎組組長:坂口丈治
山崎組相談役?:川上章介
龍征会
侠和会若頭/三代目龍征会会長:氷室蓮司
謙勇会
山崎組若頭補佐/会長:石沢勇将
組員:山村義明
川谷組(大阪ブロック
侠和会若頭補佐/三代目川谷組組長:田村悠人
若頭:大成虎雄
権田組
侠和会直参/三代目権田組組長:権田稜一
長谷川組
長谷川組組長:長谷川大輔
中島組(四国ブロック
侠和会幹部/中島組組長:中島勇気
至誠会(九州ブロック
侠和会若頭補佐/七代目至誠会会長:黒木元誠
西日本睦会会長(広島ブロック
侠和会若頭補佐/三代目西日本睦会会長:中川至道
土岐組
北陸ブロック長→中部ブロック長
侠和会幹部/土岐組組長:土岐匡平
土岐組若頭:竹下景一
進友会
侠和会幹部/進友会会長:平川進
植木組
侠和会幹部/植木組組長:植木尚人
神山一家(福井/敦賀
直参・北陸ブロック長神山一家総長:神山(コウヤマ)実
侠尽会
馬場組(東北ブロック
侠和会舎弟頭/馬場組組長:馬場伊佐雄
元工藤組
元侠和会本部長/二代目工藤組組長:渡部圭太
倉本建設
特別顧問/倉本建設社長:倉本忠司
奈村組(名古屋
丸神会理事長補佐/奈村組組長:奈村志郎(27で丸神会絶縁)
重光一家(中部ブロック:名古屋
侠和会直参/重光一家総長:大井忠雄(27で侠和会絶縁)
喜多越組(福井/越前
喜多越組組長:喜多順吉
丸神会
二代目丸神会会長:三田太源
水神会
丸神会理事長/二代目水神会会長:沖田学
幹部:梨本景信
藤代組
丸神会理事長補佐/三代目藤代組組長:棟方龍治
極山会
丸神会理事長補佐/極山会二代目会長:小野寺和昌
鶴見組(茨城
丸神会理事長補佐/鶴見組組長:鶴見憲吾
秋本組
丸神会事務局長/二代目秋本組組長:若宮猛
我尊会(福井/福井市
我尊会会長:海部真一郎
我尊会若頭:オブチ
その他
小料理屋南風の女将:みなみ
民衆党幹事長/国会議員(サヤマ派):樋口敬造
民衆党 代議士:荒巻大助
代議士(シャキョウ連): 豊川真由子
日本統一29スタートの福井戦況
- 「神山一家」は侠和会入り。
- 「喜多越組」は侠尽会入り。
- 「我尊会」は、どこにも属さず一本。
お借りしました:白地図専門店/福井
ココが好き!
ドンパチ!
ひき逃げ事件
【道】馬場、(+舎弟)、女性
馬場「戦争終わったら、わし本部長や。舎弟頭のお飾りから執行部の中心に返り咲きや! わし侠和会の本部長やで!」
女性「本部長ってどんだけえらいの?」
馬場「ナンバー3や。いずれ、川谷や氷室を追い落として、4代目なったるでえ! わし、そのために氷室にのっかったんやで。侠尽会のアホども、組割らんぞアホやで。中におったらな、なんぼでも巻き返すチャンスがあるってもんや! ああ、わし日本一の親分になったるでえ」
のあと、
一人になった馬場はひき逃げされる。
なお、加害者は現在は判明していないとのこと。
(判明してないが、誰かは察せられますね!)
【馬場……事故】
棟方→奈村
【割烹すず清】
倉本社長が奈村を呼び出し、棟方とオブチ登場。
棟方は奈村へ発砲で始末!
あと、氷室、田村登場!
田村は倉本社長を連れて部屋からでる。
氷室と棟方:
棟方「喜多越からは……手を退けません」
氷室「奈村は死んだんですよ」
棟方「それでも、退けません。丸神の代紋にかけて」
氷室「俺も侠和会のカシラです。こっちも退けません」
棟方は、銃を手にとり
氷室「こうなるしか、ないんですか」
棟方は、氷室の手に銃を持たせて、
棟方「やってください。……それが一番良い」
棟方は、氷室に背を向けて座る。
が、氷室は銃を机に置き部屋から出ていく。
【奈村……死亡】
くるくるぱーの倉本社長
【??】田村、トラ、倉本社長
拷問中の倉本社長。
縛られて寝かされて、額に水滴が30分おきに落ちてくる。
トラ「次に水が落ちてくるのは30分後や。これやられるとな、寝られへん。水のことしか考えられへんようになって、次に落ちてくるの待ってるうちに発狂する。1日経ったらくるくるぱーや。前にもやったで間違いあらへん。拷問の痕も残らんしのう」
田村「本当はよ、おめえのこともぶっ殺してえんだけど、一応カタギだから許してやるよ」
トラ「じゃあ俺たちは行くわ。しっかり狂って、あっちの世界にいけ」
田村とトラが部屋を出る前に、
倉本社長「渡部が盃直しをするときがチャンス」と伝えるが……。
のちに駐車場のすみにいるが。
(カタギをあやめないその優しさ!!)
【倉本社長……精神異常(生存)】
渡部さんの最後
【盃会場】渡部、川谷
盃を交わす場に、一人で待っている渡部。
そこへ来たのは川谷。
渡部「笑いにきたんか。ええ気分やろな、ホンマはわしがカシラになるはずやった。三代目かて、わしが継ぐはずやったんや! おどれさえおらなんだら……」
川谷、銃を出して渡部の前に差し出す。
渡部「何のマネや?」
川谷「あんたとは長い付き合いや。己のケジメは己でつけんかい」
川谷立ち去ろうとするのを止めて
渡部は川谷に銃口を向ける。
渡部「ええかっこうさらすや」
川谷「まだこれ以上、恥の上塗りをする気かいな」
渡部「わしはな、わしは工藤組二代目や!! 工藤組が侠和会の本流なんや!」
川谷「その先代の決めたことに、己は唾を吐きかける気か? わしな、ここに来る前先代に会うてきたんや」
渡部「……工藤の親父に」
川谷「そうや。おまえと殺し合うことになる親不孝を詫びにいってきたんや。先代はのう、わしにこう言うたで」
渡部「言うな! わかった! もうそれ以上言わんでくれ。……三代目、迷惑かけた……すまん。親父、、申し訳おまへん」
渡部、自身のこめかみに銃口を当て発砲。
【渡部……死亡】
棟方の最後
【電話】中島→氷室の報告。
中島「ついさっき、サツから照会があって、泊ってあった神戸市内の旅館で、直筆の遺書があって、自殺やそうです」
棟方、自らの肚にドスを刺す。
遺書:
蓮司
兄弟
すまない
(おや?この遺書は…)
(結婚式の話で盛り上がってるところに、戻れない( ;∀;))
【棟方……死亡】
侠和会の流れ
内偵者:馬場さん!
【幹部会】侠和会
- 氷室:「馬場が内偵として、木島の協力をしていた」を報告。(川谷、田村のみ知っていた)
- 馬場:侠尽会を抑えながら、氷室に情報を流していた。
⇒「福井での先手」「木島たちの呼び出し」の戦果!
◆田村が氷室から馬場の件を聞いたのは、
『日本統一27』の公園の時でしょう(おそらく?)。
◆馬場が氷室をぶん殴ったのは『日本統一25』。
◆◆◆会議中の一幕◆◆◆
- 川谷:馬場から借りていたおしゃれな時計を返す。
(借りたのは『日本統一24』) - 馬場:内偵の働きで「本部長(No3)の席」を求む。
(村上隠退により、現在は空席)
【長崎】黒木さんからの情報
【侠和会】川谷、氷室、田村、黒木
荒巻の赤ちゃんぷれい
- 黒木:丸神会に圧力をかけていた荒巻はへんたい。
その変態性を突かれて、荒巻の動きは封じられている。
田村「ヘンタイってどんな?」
黒木「あ~はい。その、ロリコンのくせに、赤ちゃんプレイがどうとか、、」
田村「赤ちゃん?!」
黒木「はあ…」
田村「赤ちゃんって、ロリコンじゃねえじゃねえかよ?」
黒木「ああ、自分が赤ちゃんになるとです。ほんで、ガキみたいなおなごに甘えて、ばぶばぶちゅうて…」
田村「甘えちゃうのかよ」
↑上記を説明しなくてはいけないので、幹部会では言えなかった。
《回想》荒巻先生から、黒木に相談。
【料亭】黒木、荒巻
- 荒巻:樋口議員と丸神会が「川崎」にカジノ誘致しようとしている。
不正な証拠を掴んでもらえれば、告発する!
「長崎」にカジノ誘致したい! - 川谷:荒巻に協力しろ。
⇒
丸神会との衝突は避けられない。
- 福井に丸神会が侵攻してくることが予想される。
- 馬場の発言(ポスト「本部長」)も一考要素。
【福井】喜多越組侵攻:準備
【神山一家事務所】氷室、田村、神山、丈治、稜一、トラ、竹下、他組員たち
氷室「マトは、喜多、大井、それに渡部だ。雑魚はいい。この3人、特に渡部は絶対に逃がすな」
田村「一気にカタつけっからよ、気合入れていくぞ!」
一同「はい!(‘◇’)」
【福井】我尊会は、丸神会に入った報告
【神山一家】氷室、田村、神山
「我尊会が丸神会に入って、喜多越組に侵攻している」
田村にトラから電話が入る。
【福井】北陸抗争の終結。
【和室】氷室、神山(侠和会)と棟方、海部(丸神会)と大井、喜多
- 大井、喜多:小指を落として「手打ち」を望む。
- 氷室(侠和会)、棟方(丸神会):喜多越組は解散。大井、喜多は隠退。を求む。
⇒大井、喜多は承諾。
喜多越組のシマは「侠和会」「丸神会」で分割統治。
大井「わしゃあカシラの恩まで忘れて、喜多の兄弟まで巻き添いにして、わしゃあ……ほんまに…(泣)」
●大井さん:
『日本統一17』で、
香取さんと一緒に、氷室さんと親子盃を交わした人。
⇒侠尽会の壊滅により、北陸抗争は終結した。
北陸抗争を終えて……
【新人事】侠和会:昇格
- 直参・北陸ブロック長:神山一家総長/神山実
- 中部ブロック長:土岐組組長/土岐匡平
丸神会との決着の日、近づく…
福井、名古屋は、丸神会とは目と鼻の先。
- 平川:東北。今動きはないが、そろそろ丸神会との決着を考える時期。
川谷「それはわしも感じとる。赤ちゃん先生のこともあるしのう」
中島「赤ちゃん、先生?」
田村「いいんだよ、気にすんな」
(これは、ツッコミたくなる単語なので、スルー不可避です!(‘ω’))
赤ちゃん先生の案件
- 黒木(九州ブロック):「長崎にカジノ誘致する」
- 丸神会:「川崎市にカジノ誘致する」
⇒着々と進めており、丸神会と本格的にぶつかりそう!
【長崎】樋口と丸神の関係
【料亭】黒木、荒巻
- 川﨑のカジノ誘致主導:川崎電鉄
(腕利きの総会屋からの情報) - 川崎電鉄の社長と樋口議員は、大学の同期。
- 川﨑電鉄の多角経営が成功しているのは、樋口経由で認可が下りている。
見返りとして、樋口には多額のお金が流れている。 - 「カジノ誘致」:治安悪化を心配した反対住民を、樋口が丸神会が使って押さえつけている。
⇒黒木、荒巻に
「川崎電鉄から樋口、丸神会に億単位のお金が流れている」証拠を渡す。
荒巻、黒木に「豊川先生」を紹介する。
カジノ法案推進のためのIR議員超党派連盟の同志。
長崎発展のために協力し合っている。
豊川の実家は大地主。
【長崎】豊川議員が国会で質問するそうです!
【侠和会】川谷、黒木、氷室、田村
豊川の動き:
- ①:3日後の国家予算委員会で、樋口に質問。
- ②:川崎電鉄だけでなく、三田会長も証人喚問に引っ張り出す。
氷室が「いい考え」が見つからなかったために、
川谷は「前から話している方向」で棟方と話をすることに。
お互い譲れない考え
【料亭】川谷、氷室、棟方
- 棟方:「予算委員の豊川議員の質問を止めさせてくれ」「豊川に渡した資料を丸神に渡してほしい」
- 川谷:それは無理。
川谷「兄弟。その手はどないしたんや」
棟方「…………」
川谷「もう、ええやろ。これ以上苦しまんでもええやろ?」
棟方「…………」
川谷「前にも言うたが、もういっぺん言わせてもらうで。これはのう、侠和会の会長としての頼みや。兄弟、丸神を出てうちへ…」
棟方「そんな話をしにきたんじゃねえ!! 俺は丸神の人間だ……」
氷室「龍さん……本気でそう思ってますか? 俺が侠和会に居る限り、丸神の人間に成り切れないんですよ」
棟方「若……」
氷室「だからって簡単に丸神を抜けられるもんじゃないのも分かってます」
川谷「……ほなら、どうするつもりや?」
氷室「だから、俺は……俺は丸神をぶっつぶします!」
川谷「なんやと?」
氷室「親父、やらせてください!すぐにでも!」
川谷「どないしたんや?おまえ。それがおまえの出した答えかいな!」
氷室「それしかないじゃないですか! 龍さんのためにはそれしか!」
川谷「氷室!」
棟方「若!」
棟方は、ドスを川谷に向けて…
棟方「やっぱり、こうなるしかねえ」
裏で待機していた田村が出て、棟方に銃口を向ける!
氷室「待て!」
田村「もう分かってんだろ、蓮司。この人はよ、死にきたんだよ」~~~
田村「こうするのが一番良いんだよ」
田村は引き金を引いて、氷室が間に入って止める。
棟方、ドスを自らの腹に刺そうとするのを氷室が止める。
氷室「こんなことは俺が許さねえ」
棟方「若……」
脱退して、加盟する藤代組。
【幹部会】
- 氷室:棟方(藤代組)が丸神会を抜けて侠和会に加盟。
- 川谷:五分の兄弟である棟方を「最高顧問」として迎え入れる。
山崎組の流れ
馬場に頼んでいたこと。
【渋谷墓前】
氷室、田村、中島、川上、長谷川、トラ、石沢、山村、
丈治、稜一、神山
馬場、登場。状況説明↓
《回想》
【侠和会】氷室、馬場
◆氷室さんが襲撃を受けたのは『日本統一23』。
◆川谷さんが襲撃を受けたのは『日本統一24(終盤)~25(序盤)』
氷室→馬場への頼みごと。
- 襲撃を受けた2件は「内部の人間しか特定の不能な場所」。
- 木島への疑い:
①:執行部への不満を不特定多数に漏らす。
②:元工藤組との接触。 - 担がれたフリをして『木島に協力』。
福井入り前に
【龍征会事務所】氷室、田村
- 「渡部らが福井へ向かう」情報をえて、福井へ向かう。
田村、氷室に福井入りすることを止める。
福井に行く=丸神会の棟方とぶつかる。
田村「世話になったんだろ」
氷室「……ああ、だけどな、今の俺は侠和会のカシラだ。龍さんも丸神の代紋しょってくるんだ。俺が行かねえわけにはいかねえよ」
田村「本当にいいのか?」
氷室「ああ」
田村「わかった」
氷室「すまねえな、気ぃつかわせちまって」
田村「何言ってんだよ。じゃあ行こう」
(;’∀’)!!
ほっこり~(╹◡╹)
【小料理屋南風】川谷、氷室、みなみ
氷室「いい姐さんになりますね、あの人は」
川谷「ふっ…当たり前やがな、わしの、本気の恋やからな」
北陸抗争は終結したが、川谷の懸念。
- 棟方:福井で侠和会とシマを二分したことで、棟方の丸神会での立場が悪くなる。
(喜多越組のシマを全てもってこい、との命)
⇒
棟方を侠和会に迎え入れたい!!
が、棟方を追い詰めることになる。
川谷は氷室に「いい考え」を求める。
龍さんとの会う前の……
【龍征会事務所】氷室、田村
氷室はこれから棟方に会う。
田村「例の国会議員の話なんじゃねえのか?」
氷室「多分な」
田村「だったらよ、どんな話になるかわかんだろ? 俺も行くよ」
氷室「いや、来ないでくれ」
田村「なんでだよ?」
氷室「これだけはな、俺と親父と龍さんと3人だけの話なんだ」
((( ;∀;)))
ほっこり~(╹◡╹)その2
【小料理屋南風】川谷、氷室、田村、みなみ
棟方が侠和会入りして気持ちがスッキリ!
この店で飲むのが最後。
氷室「最後ってなんですか?」
みなみ「うち、お店閉めて、親分の家にはいります」
(おめでとう(/・ω・)/ぱちぱちぱちぱち~!)
氷室に電話が入る。
侠尽会の流れ
もう残っている人はわずか…
【あつまり】この回の冒頭で、馬場が侠和会に戻り…
◆『日本統一28』で死亡。
・木島、林、タカナシ
◆『日本統一27』で離脱。
・村上(引退)
・香取(死亡)
この時点で、侠尽会に残っているのは、
「渡部、倉本社長、奈村(福井亡命中)、大井(福井亡命中)、喜多」。
侠尽会の巻き返し!!
【喜多越組】喜多、大井、奈村
「馬場が侠和会のスパイ」「木島死亡」の情報が入る。
渡部と連絡がつかない。
【侠尽会】渡部、倉本社長
- 渡部:電話に出ず、福井に行って再起を図る。
- 倉本社長:ここまでやった、もう十分では?
渡部「おめえら、カタギと違うてな、わしゃあ引き返せんのじゃ」
倉本社長「あんたかて、一度は足洗うてカタギになったやないかい!」
渡部「それを火つけたん誰や! おどれやろが! 今更カタギや言うたってな、逃がさへんど、おらああ!」
⇒渡部は、
喜多、大井、奈村と盃直して「侠尽会」の旗揚げへ!
俺の子になって、侠尽会を旗揚げさせろい!!
【喜多越組事務所】渡部、喜多、大井、奈村
- 渡部:俺の子(盃交わして)になって、侠尽会の旗揚げ!
- 大井:工藤会長の話は??
⇒
渡部は「それは忘れろ」と大井の疑問をねじ伏せる。
大井は「工藤会長の件、クーデター」の話は嘘だったのか、と問い詰める。
喜多:(警察からの情報)神山一家に、氷室田村からの応援がきている。
内輪もめと、新たな報告!
【喜多越組事務所】渡部、喜多、大井、奈村、倉本社長
- 大井:侠和会の本腰に弱気。
- 渡部:こっちも本腰入れて盃じゃあ!
- 喜多:工藤会長は?ちゃんとした説明しろ。
- 奈村:うるせえ、内輪揉めしとる場合か!
⇒負傷した喜多越組組員、報告。
「我尊会が丸神会と組んで攻めてきている!」
これにより、挟み撃ちされている状態。
一人暴走中の渡部さん、強引に『盃』へ。
(止めれる人間は誰もいない)
しかし……。
福井(我尊会)の流れ
長いものに巻かれる、それも生き方
【我尊会】海部(小渕)、棟方
- 棟方:丸神会と一緒に喜多越組を叩いて、越前にシマを広げませんか?
- 海部:丸神と組み、喜多越組に乗り込んだら侠和会と揉めるのは、何の得にもならない。
海部「わしはね、いつまでも一本でいけるとは思ってません。長いもんに巻かれるのが、シマを守るコツや。ほやから、わしゃあこの戦争に勝ったもんと組むつもりでおるんですよ。まあ、この調子だと侠和会、ということになりますわ」
⇒棟方は見通しが甘い、と。
- ①:神山一家が喜多越をつぶせば「敦賀~越前まで」が、我尊会よりエリアが倍になる。
- ②:↑この後に侠和会に入っても「兵隊の数」「組内での座布団も下となる」。
- ③:神山一家は我尊会に侵攻してくる。
海部「つまり、今のうちに丸神の傘に入って庇護を受けておけと?」
棟方「そうです、丸神は喜多越のシマを手にいれる。もちろん、それはあなたに預ける。……ずいぶんと潤うんじゃないですか?」
海部「…………」
棟方「会長」
海部「……丸神はほんまに侠和会に負けへんね?」
棟方「はい」
海部「喜多越のシマ、手に入るんやね?」
棟方「約束します」
⇒我尊会は、
丸神会と組み喜多越組をつぶすことに!!
倉本社長「たすけてください~~><」
倉本社長が我尊会(海部、棟方)に助けを求める。
説明するたびに、棟方からどつかれる!
海部「土産も無しに、助けてくれってないやろ? 今日日の任侠道は金がかかるんや」
倉本社長「ああ、はい! 金なら!」
海部「あんのか!」
倉本社長「あります!!」
海部「なんぼや?」
棟方「金なんかいらねえよ、ばかやろう!(灰皿振り上げながら)」
海部「いや、もらえるもんは……」
棟方、倉本社長に「金ではなく、別のお土産」を要求。
丸神会の流れ
へんたいぷれいがお好き!
『日本統一28』:若宮と荒巻の続き。
若宮は荒巻から「川崎のカジノ誘致」「北陸」を抑える。
(ベッドで血まみれ女性は、しんだフリ!)
《情報》荒巻さんはどうしようもない変態。
問題が解決したので、動く。
【丸神会】三田、若宮、棟方
- 三田:奈村を遠慮なくころせ。喜多(奈村を匿ってる同罪)もやって、喜多越組のシマもぶんどれ!
【藤代組】福井での動き
棟方:
- ①:我尊会の海部を説得し、引き入れ成功。
(我尊会は丸神会と組み、喜多越組をつぶす協力関係になる) - ②:我尊会に逃げてきた倉本社長をボッコボコ!
- ③:倉本社長を使って、奈村を呼び出して始末。
- ④:喜多越組解散により、喜多越組のシマを「侠和会」と二分で、北陸抗争は終結する。
北陸抗争を終えて…
【幹部会】
- 棟方の舎弟という形で「我尊会」が加盟。
- 鶴見:名古屋と福井は、丸神と侠和会の境界線。いつこちらに乗り込んできてもおかしくはない。
三田:「喜多越のシマを神戸に渡すな」と言ったのに棟方が「二分」という結果を残したため。
⇒
「我尊会(福井)」「奈村組(名古屋)」を、棟方から鶴見の管轄に。
三田「どっちのもんか分からんもんに、預けとったら、神戸にいいようにされるだけだ」
棟方「会長……」
三田「おまえには期待しとった……いいな?鶴見」
鶴見「わかりました」
(あああああああ( ;∀;))
【横浜】急下降中の棟方さん
【横浜/バー】棟方、鶴見
鶴見「兄弟がここで俺に、当たり散らせるような人間なら、もっと楽に生きられるんだけどな」
棟方「ふっ……しょうがねえじゃねえか。そっちも楽に生きてるようには見えねえけどな」
鶴見「ふっ……俺は毎日、楽しく生きてますよ」
棟方「(笑)無理すんな」
◆鶴見が棟方に
「神戸に氷室の若頭がいる限り、丸神の人間にはなれない」
と発言したのは、『日本統一26』です。
全国放送でこんなこと言われてしまったら!!
【丸神会会長室】三田、沖田、若宮、樋口の秘書
- 樋口の秘書:豊川が「樋口と三田の関係」「川崎電鉄からの金の流れ」を全国放送の予算委員会でぶちまけられたらて、どうしよう。
妥協案を持ち掛けても、向こうは強行の構え。
樋口の秘書は、どう対処すればいいか分からない。
三田は若宮に指示。
- 沖田:豊川議員はどこから「↑その情報を?」
侠和会が動いている。
裏社会「総会屋」「ブラックジャーナリスト」の仕事。
丸神会から侠和会に情報が流れている?!
【幹部会】川崎のカジノは、執行部しか知らないはず。
沖田「で、誰が侠和会にネタ流したかだけどな。……棟方、おまえ心当たりねえか?」
棟方「理事長……」
(皆が「え…まさか(; ・`д・´)」の顔)
鶴見「理事長、それは!」
沖田「俺は棟方に聞いてんだよ! どうだ? え?」
棟方「どういう意味で? どういう意味だ?」
沖田「聞かれたことに答えろ!」
棟方「会長!」
三田「(( ˘ω˘ )スヤァの顔)」棟方「…………わかりました。てめえの身の証はてめえでたてます」
鶴見「兄弟。何する気だよ?」
棟方、部屋を出る。
(ああああつらいいいい( ;∀;)もうこの会に居場所がない)
(棟方さんが追い詰められて、「会長!」って言った時の三田会長の顔すきなので、みてください!)
世には出る前に消された。
【テレビ】
- 豊川議員の暴行暴言行動が、秘書により告発される。
荒巻議員
- メールには「次はお前だ」と脅される。
予算委員会では「川崎のカジノ誘致」が議題に出ることもなく、「豊川議員に渡った資料」も世に出ることはなかった。
⇒
「川崎カジノ」の情報が漏れたのは『荒巻』から。
荒巻は、別の売春婦を呼んだ。
その女性は「かつて死んだはずの女性」(別の店にも所属)。
その後、若宮はきっちりとカタにハメた。
これにより棟方の疑いは晴れた。
これは大きな出来事です!!
【幹部会】
- 沖田:「棟方の脱会届、侠和会へ加盟」報告。
侠和会の関東がいよいよ進出か?!
脱会届
脱会届
この度 思うところ有り
三代目藤代組組長棟方龍治及び藤代組
組員一同は 丸神会から脱会させて
いただきたいと存じます丸神会には永い間 大変お世話になり
ましたこと 心から感謝申し上げます三代目藤代組
組長 棟方龍治
聖地巡礼!
- (作中は夜)馬場が女性と歩いてる道。
職安通り:東京都新宿区
(※写真は2018年4月)
好きなセリフ!
【川谷】「しかしあれやの、そないなヘンタイが国会議員やっとるなんて、日本の将来大丈夫かよ?」
引用:日本統一29
まとめ
【福井】北陸抗争-後編
超濃厚回!ターニングポイント回!
侠尽会消滅、渡部さんの死に涙。
ずっと下降していた棟方さんの最期に涙。
侠和会の古参たち(馬場、渡部)が消えていきます。
世代の切り替わりとはこういうこと!!
ああああああ~~という気持ちになるシーンが多かったけど、赤ちゃん先生で緩みます。
カタギになってからの渡部さんも好きでした。
どこか割り切れない感情をずっと持っていて、それをうまく消化できる人とできない人の差を考えさせられます。
最後の最期に、謝罪して終わるのも、少しだけ心が浄化したかもしれない。
しかし、なんといっても棟方さん!
「龍さん」「若」の関係が本当に良くて!良くて!
21から29から、緩やかに棟方さんが終わっていく様がたまらない。
『日本統一25』カジノで若宮さん「しかし我々も時代に合わせて、変化し続けなければならねえでしょうね、アニキ」という言葉がじわじわきます。
侠和会に氷室さんがいる限り、棟方さんが生存するルートなんて無かったのだ。
でも好き!すごくよかったです!29!