概要
あらすじ
極道達の夢に涙し励まされ血が沸き立つ 終わりなき物語、第30弾が堂々誕生―!
丸神会藤代組組長・棟方の苦悩に終止符を打ち、侠和会の関東進出を果たした氷室(本宮泰風)と田村(山口祥行)だったが、直後に棟方の自殺の報せが舞い込んで来る。遺書を見た氷室はその死を不審に思い、第一発見者である丸神会の鶴見(大沢樹生)の仕業と判断。氷室と鶴見の対立はさらに激しくなる。組長の棟方を失った横浜の藤代組では、侠和会参加に賛成の内田(若旦那)と丸神会残留を主張する中森(大賀太郎)が衝突。その藤代組の内部揉めをきっかけとし、侠和会と丸神会が横浜を舞台に、抗争発展の緊張状態へとなるのであった―!!
(引用:youtube)
キャスト・スタッフ
【CAST】
本宮泰風
山口祥行北代高士
小柳心
舘昌美
中澤達也
小手山雅
西興一朗
若旦那(湘南乃風)
大賀太郎
加納竜
軍司眞人
飛鳥凛
赤塚真人
大沢樹生
菅田俊小沢仁志
【STAFF】
脚本:村田啓一郎
撮影:今井裕二
音楽:GDXakaSHU
監督:辻裕之
制作:ソリッドフィーチャー
製作・発売元:スターコーポレーション21
販売元:オールイン エンタテインメント
(C)2018スターコーポレーション21(引用:youtube)
ストーリー
『日本統一29』前回までのあらすじ→【警察】氷室、中島、くわばら、若宮→(+鶴見)→【龍征会】氷室、田村、中島、川上、丈治、稜一、トラ、長谷川、石沢→【ラウンジ】氷室、田村→【龍征会事務所】中島、川上、丈治、稜一、トラ、長谷川、石沢→【ラウンジ】氷室、田村→【別のラウンジ】鶴見、若宮→【横浜/藤代組事務所】おばさん、杉山に助けを求む→【藤代組組長室】杉山、中森、内田→【電話】氷室、杉山→【侠和会】川谷、氷室、田村→【藤代組組長室】杉山、内田、中森→【丸神会】三田、沖田、鶴見、若宮→【神戸県警】クワバラ、杉山→【侠和会】氷室、杉山、丈治、稜一→【棟方組事務所】内田、中森(鶴見、来訪)→(田村、川上、トラ、来訪)→【侠和会】川谷-杉山の親子盃→【川谷邸】川谷、氷室、(みなみ)→《回想》【藤代組事務所】田村、川上、トラと中森、内田→【道】川上、職務質問→【店】鶴見、中森→(+川上)→【電話】鶴見→【電話】氷室、若宮→【ホテル】田村、川上、トラ→【電話】川谷、田村→【道】氷室→【車中】\中森たちが杉山を狙うが…!/→【病院/霊安室】氷室、田村、若宮、鶴見→【病院廊下】氷室、若宮→【丸神会】三田、沖田、鶴見→【藤代組事務所】杉山、中森、川上、トラ、丈治、稜一→【中華料理屋】杉山、翁→【ごみ捨て場】\杉山が……!/→【中森組事務所】鶴見、中森→【藤代組事務所】氷室、内田、田村、川上、トラ、丈治、稜一→おのおの戦争準備→
31へ続く⇒
登場人物
侠和会
三代目侠和会会長:川谷雄一
山崎組
侠和会直参/四代目山崎組組長:坂口丈治
山崎組相談役:川上章介
龍征会
侠和会若頭/三代目龍征会会長:氷室蓮司
氷室付き:長谷川大輔
謙勇会
山崎組若頭補佐/会長:石沢勇将
川谷組(大阪ブロック
侠和会若頭補佐/三代目川谷組組長:田村悠人
悠成会
川谷組若頭:大成虎雄
藤代組
丸神会理事長補佐/三代目藤代組組長:棟方龍治29で死亡
杉山組
三代目藤代組若頭/杉山組組長:杉山文雄
内田会
三代目藤代組本部長/内田会長:内田昇
中森組
三代目藤代組若頭補佐/中森組組長:中森義雄
中森組組員:岡部清澄
権田組
侠和会直参/三代目権田組組長:権田稜一
中島組(四国ブロック
侠和会幹部/中島組組長:中島勇気
長谷川組
長谷川組組長:長谷川大輔
丸神会
二代目丸神会会長:三田太源
水神会
丸神会理事長/二代目水神会会長:沖田学
鶴見組(茨城
丸神会理事長補佐/鶴見組組長:鶴見憲吾
三田組(川崎
丸神会幹事長/二代目三田組組長:秋本照政病気により死亡
秋本組
丸神会事務局長/二代目秋本組組長→隠退:若宮猛
その他
川谷雄一の妻:みなみ
兵庫県警 刑事:クワバラ
横浜中華料理屋オーナー(中華街元締め):翁
横浜中華街 華僑:おばさん
岡部の妹:岡部のぞみ
ココが好き!
【鶴見と中森が話していた店】1(ONE) TOKYO
【神棚】中森組事務所
ドンパチ!
中森、中森組組員2名→杉山(襲撃失敗)
【新横浜駅近辺】中森、中森組組員2名
中森たちは「杉山」だけを狙いに待っていた。
が、降りてきたのは
「氷室、杉山、丈治、稜一」。
中森は氷室の存在を確認して、怯み、この場は動かず。
中華街 華僑→杉山
【ゴミ捨て場】杉山
- 杉山:おばさんに連れてこられたごみ捨て場で、揉めているのを仲裁しようして撃たれる!
おばさん「ここはね、中国だよ。日本のヤクザいらない! 再見~!」
横浜中華街によって仕組まれたこと。
(金だけ吸収して、看板だけで何にもしてくれないの藤代組に怒り)
⇒侠和会、丸神会は、
この犯行を「中森組」と判断した。
【杉山……死亡】
侠和会の流れ
棟方組の今後:準備
【侠和会】川谷、氷室、田村
氷室は、杉山(藤代組若頭)に電話して、
翌日、杉山は「棟方の遺体引き取り」に神戸にくる。
田村、川上は横浜へ。
決定事項なのです!藤代組は侠和会!
【藤代組事務所】内田、中森
- 中森:親子盃(川谷-杉山)は理解。
しかし、跡目(四代目)については相談して欲しかった。 - 田村:若頭の杉山が「跡継ぐのは筋だから」。
- 川上:筋でいえば、棟方の先代が亡くなる前にすでに「侠和会入り」してる。
その判断……それでいいのですね?
【道→店】川上、鶴見、中森
- 川上:中森を見張っていたが、職務質問を受ける。
その後、
鶴見と中森が話しているところに、割り込んで
中森に帰るよう促す。
兄弟の死
【電話】氷室、若宮
- 若宮から「秋本の死」が伝えられる。
◆秋本さんが最後に出てきた回は『日本統一17』(以後は収監中)
田村、川上、トラ:「中森」を獲りに行く予定だったが、急遽連絡が来て中止。
⇒氷室、杉山と明日合流。
若宮の想い
【霊安室】氷室、田村と鶴見、若宮
氷室、鶴見に会うなり殴り合い!
田村、若宮が止める。
鶴見は退室。
氷室「痩せちまったな、兄弟」
若宮「医者は相当苦しいはずだと言ってましたが、親父は最後まで泣き言言いませんでしたよ」
氷室「だろうな。……若宮、なんでもっと知らせてくれなかったんだ?」
若宮「親父の意志です。叔父貴がうちに遠慮しねえよう気を使ったんでしょう」
氷室「ばっかやろう。正々堂々とやろうと言ったじゃねえか。おまえ、覚えてるか?」
若宮「ええ、忘れるわけがありません。でも、叔父貴、親父がいない丸神で叔父貴とやりあう気にはどうしても……親父を丸神の跡目にっていう夢が、糸が切れちまった」
氷室「おまえ、まさか足洗うつもりか?」
若宮「ええ、笑ってください。ヤクザとしての俺はもう終わりです」
(涙が出ます。病気には勝てない。秋本さんと、若宮さんの最後がこんな形とは……)
(『日本統一29』に引き続き、
日本統一からの古参たちが消えていく。( ;∀;))
『日本統一25』のカジノでの会話を思い出します。
若宮「ヤクザも時代に取り残されちゃあ、終いでしょう。時代が時代ですから」
棟方「なんでもかんでも、時代に合わせりゃいいってもんじゃねえ。そんなことなら、俺らヤクザ稼業を辞めちまったほうが、よっぽどマシだ」
若宮「しかし我々も時代に合わせて、変化し続けなければならねえでしょうね、アニキ」
山崎組の流れ
龍さんはどうして…!!
【警察】氷室、中島、クワバラ
『日本統一29』の終わり、小料理屋で川谷、田村、みなみは結婚の祝杯中。
氷室、一人抜けて警察へきた。
クワバラ(刑事)によると、棟方は司法解剖中。
若宮、登場!
- ①:鶴見が神戸に来て(棟方の説得)、そして棟方の第一発見者である。
- ②:若宮は「鶴見が神戸へ行く」という情報を得て、神戸にきていた。
龍さんの遺書
氷室は「棟方の遺書」を見せてもらう。
蓮司
兄弟
すまない
棟方は氷室のことを、ずっと「若」呼び。
鶴見との対面
事情聴取を受けていた鶴見。
氷室、鶴見に会うやいなや、ぶん殴り!
鶴見もやりかえし!
それを止める中島と若宮。
◆双方の主張
- 氷室:棟方をころしたのは鶴見!
- 鶴見:棟方を追い込んだのは氷室!
自殺なんかするわけない、殺された!!
【龍征会事務所】氷室、田村、中島、川上、丈治、稜一、トラ、長谷川、石沢
「棟方の死」は伝わっている。
- 氷室:明日、横浜へ。
氷室「龍さんは自殺なんかじゃねえ。殺されたんだ」
田村「誰に?!」
氷室「鶴見だ、あの野郎。藤代を丸神に引き戻すつもりで、龍さんをやりやがったんだ。へたすりゃ藤代はつぶされる。ぐずぐずしてられねえんだよ!」
田村「おい、警察は自殺って言ってんだろ?」
氷室「サツが何だってんだよ!」
田村「とにかく今、丸神がカリカリしてんのは間違いねえんだ。そんな時に、カシラのおめえを横浜なんかに行かせるわけにはいかねえよ」
氷室「俺が行かなきゃいけねえんだよ! 俺が藤代を守られねえと、龍さんに申し訳がたたねえんだよ!」
(冷静さを欠いている氷室さん、とてもいいです!)
氷室、田村は外へ。
ブチ切れの氷室さんをなだめる田村さん
【ラウンジ】氷室、田村
- 田村:氷室の事情を聞いた上で、横浜に行かせられない。
- 氷室:(怒りを抑えられない状況)
田村「警察で殴り合いなんて、普段のおめえだったらしねえだろ」
氷室「…………」
田村「おまえがマジでブチ切れた時のヤバさは俺が1番よく知ってんだ。横浜いたころ、思い出すよ」
◆いつもと逆。
田村「今のおまえはよ、おまえ一人の身体じゃねえんだ。おまえになんかあったら、若えやつらどうすんだよ? 俺はいいよ、おまえと一緒にしぬだけなんだから」
氷室「おい」
田村「だから、俺はいいんだよ。でも、若い奴ら、親父の命、全部おまえの肩にかかってんだよ、そこ思い出してくれ」
氷室「…………おまえの言う通りだな」
田村「分かってくれるか」
氷室「ああ、なんだか、いつもと逆だな。俺がおまえになだめられるなんてよ」
田村「昔はよくあったよ」
氷室「ねえだろう」
田村「ありました!」
氷室「ねえって」
田村「あります!」
(ほっこり~~~(^J^))
藤代組をどうするか問題。
- 今の藤代組に「縁」がある人がいない。
- 氷室が「藤代組初代の実子」の効力がない。
⇒「藤代組若頭」を神戸に呼んで見極める!
鶴見をユルサナイ!
しかし、鶴見とやりあうことは、若宮、秋本とも向き合うこと。
《回想》
氷室が秋本と「ぶつかる日がいつかくるかも」と、話をしたのは『日本統一16』。
組員たちの士気が大きく上昇した!!↑↑↑
【龍征会事務所】中島、川上、丈治、稜一、トラ、長谷川、石沢
氷室さんの過去
◆回想:『日本統一』
- ①:氷室が殴りまくって田村が止める。
トラ「うちの親父が、カシラのこと止めてたんでっか?」
川上「そうだ、カシラがキレたら本当にやべえんだよ。もちろん、田村の兄貴も十二分にやばかったけどな」
- ②:氷室と田村で安西組を解散させる。
- ③:「安西組を解散に追い込んだので、丸打組が二人をつぶすので、横浜・関東にはいられない」と秋本から忠告を受けて、神戸に。
- ④:龍征会を立ち上げ、侠和会にもケンカ売る。
丸神会の鶴見とは…
- 過去に、丸打と水神の一本化に反対して、連合本部にカチコミをかけた人。
(参照:『日本統一20』) - 今は「名古屋」「福井」も任されるくらいに三田会長に信用されている。(本拠点:茨城)
氷室と鶴見がぶつかったら…!
中島「おまえら、カシラに無茶さしたらアカンぞ。いつまでも田村の兄貴に頼るのもアカン。こんな時こそ、わしらが身体はるんや!」
稜一「最初からそのつもりです!」
丈治「おお、カシラあってのわしらや!」
中島「せや。わしらがカシラを守る番や。死ぬ気で守るで!」
一同「へい!(‘◇’)」
藤代組の今後と、棟方を忍んで……
【川谷邸】川谷、氷室、(みなみ)
- 氷室:一緒に住んでいるならこんな時間に来ない。
藤代組(内田、中森)と話した報告。
●中森=鶴見にすり寄ってる(川上が見張る)
●内田=信用できない(トラが見張る)
川谷「あの杉山っちゅうのは、ボーっとしとって、何考えとるのか分からんな、あいつ。可愛げのないカピバラみたいな親や」
◆棟方:藤代組の育成が間に合ってない。
川谷「若いもん鍛えあかん時に、うちと丸神の間に挟まって、苦しんだんやろな」
- 川谷:鶴見が棟方を殺したと仮定したとしても、わしらにも責任はある。
(藤代組は「育成」の大切さを教えてくれます!)
丸神会の流れ
棟方の死により……
【警察署】
- 鶴見:棟方第一発見者のため事情聴取。
- 若宮:氷室、中島と会い、クワバラ(刑事)から話を聞く。
⇒鶴見、氷室と殴り合い!
真相とこれからについて
【ラウンジ】鶴見、若宮
秋本(長い懲役中)の調子は?
- 若宮:先月に出所している。末期がんにより、執行停止。
(このことは、三田と沖田のみ知っている) - 鶴見:もし、万が一秋本(氷室とは五分の兄弟)が亡くなることがあれば、丸神に対する遠慮がなくなる。
◆氷室と秋本が兄弟盃を交わしたのは『日本統一4』。
若宮の疑問:棟方は自殺だったのか?
若宮「棟方の補佐は……本当に自殺だったんですか?」
鶴見「どういう意味だよ?」
⇒自殺ではない。
侠和会に殺された。丸神会も棟方を追い込んだ。
《回想》
◆棟方が小指を落とし、ケジメをつける話は『日本統一28』
◆丸神会が棟方に疑いをかけている話は『日本統一29』
鶴見「つまんねえこと言っちまったな。一言多いのが俺の悪いくせだよ。忘れてくれ」
若宮「いや、あんたは間違っちゃいませんよ」
鶴見「とにかく、棟方の兄弟がどう考えていたにせよ、藤代は侠和会に渡さねえ。俺たちは丸神の人間だからな」
藤代組への対処と、急変の秋本組
【丸神会】三田、沖田、鶴見、若宮
鶴見「藤代の連中は名門の金看板にあぐらかいた寝ぼけたような奴らばかりです。今ならカシラの杉山は事務所にいる。押した方がいい」
沖田「今から押し掛ける気か?」
鶴見「ぐずぐずしてたら、侠和会に先越されます、相手は氷室ですから」
⇒鶴見、若宮は
藤代組事務所へ行くことになったが…
と、若宮の電話に報告。
末期がんの秋本が「今日、明日の命」と連絡が入る。
三田は若宮を秋本のもとに行かせて、
鶴見は横浜へ。
(杉山に三田との盃を交わさせる準備)。
秋本の死亡
- 秋本:末期がんにより死亡。
【秋本……死亡】
秋本の死とともに、この道も終わる…
- 若宮:氷室に「秋本の様子」「ヤクザをやめる」話をする。
【丸神会】秋本組と藤代組の進展
- 三田:隠退した若宮の秋本組は、本部預かり。
- 沖田:藤代組の状況は?
藤代組の流れ
【横浜】中華街の問題をなんとかして!!
【藤代組事務所】
- 中華街のおばさん:中華街のマナー問題を藤代組に助けを求める。
- 杉山:日本のルールでみかじめ取る代わりに、中華街でのシノギを目をつぶっている。
【横浜】藤代組の今後について
【藤代組組長室】杉山、内田、中森
「丸神会を抜けて、侠和会に入る話」誰も聞いてない!
- 侠和会としてやっていくなら:丸神に囲まれている横浜でつぶされる。
- 丸神会としてやっていくなら:侠和会に加入した以上、侠和会は黙ってない。
⇒若頭の杉山は「どうしようかね(´_ゝ`)?」状態。
と、そこへ氷室から電話。
明日、杉山は神戸に「棟方の遺体引き取り」へ。
と、そこへ鶴見から電話。
明日、「丸神会本部へ行く」と約束。
杉山が約束したのに、内田・中森に任せる。
(なんという、ダブルブッキング!!)
杉山は事務所にある『藤代組』の看板を外す。
【神戸】杉山は神戸に行きます!
【警察】クワバラ、杉山
侠和会には「明日神戸に行く」と言ったが、実際は電話受けてすぐ神戸に行っている。
- 杉山:「棟方の遺体」を神戸で焼く。
杉山「すぐに焼いちゃってください」
クワバラ「おいおい、ホルモンとちゃうぞ。明日や明日」
杉山「明日っすか」
(↑上記から、この時点では「棟方が亡くなってから24時間経過していない」と思われる。)
クワバラに「これから侠和会に行くんだろ?」と、
聞かれて杉山は「行かないですよ、そんな怖いところ」と返す。
⇒
杉山は宿探す途中で、
丈治と稜一に発見されて、侠和会へ連れていかれる。
【神戸】侠和会に連れてこられた杉山
若いモノが何というか、、
【侠和会】氷室、杉山、丈治、稜一
- 杉山:(はっきりしない意見)
氷室「亡くなった親分(棟方)の決めた通りにしろ、それが筋だ。分かってんな?」
【親子盃】川谷-杉山
「すでに御覚悟が十二分におありのことでしょうが、任侠の世界は厳しい掟の世界です。時として、たとえ白いものでも黒いと言われてもその胸の中に全てを飲み込んで、承伏せざるをえない厳しい世界です。いかぬ修行にも耐え抜いて、一家のため、親分のために、立派な男となる決意がかたまりましたらその盃を一気に飲み干し、懐中深くお納めください、どうぞ!」
音声ファイル日付:2018/05/09
⇒杉山が川谷と親子盃を交わし、
棟方の跡を継ぎ、四代目藤代組組長となった。
【横浜】一方その頃、藤代組事務所では…
【藤代組事務所】(杉山は神戸にいるため不在)
鶴見、来訪!
中森「俺は戻るとかなんとかってより、丸神を抜けたっていう実感もないんですよ。だから、今まで通りでいいんじゃないかって言ってるんですけど、本部長が……」
~~~
内田「俺はただ、侠和会をシカトするわけにはいかねえってつっただけだよ」
内田の疑問
内田「うちの親父、なんで丸神抜けるなんて言ったのか、心当たりありませんか? 親父はココを自分らに任せて、名古屋だの福井だの、丸神のために飛び回ってたのに、なんで急に?」
⇒鶴見は答えず。杉山に会わせろ。
田村、川上、トラが藤代組事務所に乗り込み!!
田村、鶴見が対面!
- 田村:「侠和会会長(川谷)と杉山の親子盃」「杉山が藤代組組長継承盃」のチラシ。
今(本日付け)、侠和会本家で盃をやってる! - 鶴見:認めない。
【中森】長生きしたいのならば、よく考えるしかない!
【店】鶴見、中森
- 鶴見:今後の立場をどうするのか?
- 中森:勝手に跡目決められたことをはっきりと侠和会に申した!
鶴見「だったら、今後立場ねえな。破門されるか、下手したらぶっ殺されるんじゃねえか」
侠和会は強引なやり方をしてくる。
中森は鶴見に「どうしたらいいか?」と
鶴見「おまえが跡目に立ちゃあいいんだよ」
中森「いや、でも、もう…カシラが」
鶴見「やっちまえ、おまえらに何の相談も無く、跡目だの侠和会だの言ってるやつはやっちまえばいいんだよ。おまえが男を見せたら、俺が跡目に推してやる、会長の盃ももらってやるよ。……よく考えろよ、このまま侠和会に入っても、立場はねえし、うちからもマトにかけられる。まだ若けえんだよ、長生きしたかったら、よく考えろ、な?」
((;’∀’))
川上、登場!
川上は中森を連れて帰ろうと促すが、中森は応じず。
鶴見の電話に着信。
【杉山】一人にさせておきましょう。
【藤代組事務所】杉山、内田、川上、トラ、丈治、稜一
- 杉山:ひとりご飯を食べに行く。
- 川上:内田に「中森組のとのシマの線引き」の話で、杉山をわざと一人にさせる。
【杉山】なんだか愚痴りたいお年頃。
【中華料理店】杉山
- 杉山:中華料理屋オーナー翁に愚痴る。
棟方が丸神会脱退して、侠和会入って大混乱中の藤代組の状況を、俺に言われても知らねえ。
翁:中国人問題で困ってる。
- ①:最近日本にくる中国人はマナーを守らない。
- ②:東京オリンピックのため、歌舞伎町にいるチャイニーズマフィアを追い出した(在留孤児2世3世)が横浜に流れている。
おばさんがやってきて、
「どうにかして!」に対して杉山いく。
(翁さん(。-`ω-)の顔)
【中森】杉山やったのウチだと思われてる?!
【中森組事務所】鶴見、中森
- 鶴見:杉山を殺ったのは「中森組」だと思っているので絶賛!
丸神会との戦争の口実ができました。
【藤代組事務所】氷室、田村、川上、トラ、丈治、稜一
- 氷室:内田に「棟方(三代目)」と「杉山(四代目)」の合同葬儀を3日以内に遂行せよ。
トラ、丈治、稜一は
杉山を守れなかったことで頭を下げる。
川上は、氷室の指示で杉山を野放しに。
田村「わかんねえのかよ、杉山に横浜仕切れるわけねえだろう?」
氷室「今度の相手は、丸神会だ。綺麗事言ってる場合じゃねえ。盃外交も通用しねえ。これで戦争の口実ができた。葬儀には全国から侠和会の組員を総動員する」
⇒いよいよ、丸神会との戦争に!!
侠和会全国侵攻の発端「大阪侵攻」
(『日本統一6』)以来の総力戦が始まる!!
聖地巡礼!
- 杉山が神戸に来て、丈治と稜一と話した道。
板倉公園西側の道/赤羽橋駅北:東京都港区
(写真は2018年)
- 中森が入るビル(左)、川上が職務質問受けた道。
野毛仲通り:神奈川県横浜市中区
(写真は2018年)
好きなセリフ!
【田村】「やっと、いつもの蓮司に戻ってくれたよ、久々にマジでぶちぎれてるから、ドキドキしたじゃねえか」
【鶴見】「信じてるだの、味方だの、口先だけなら、なんとでも言えるよ、そんなことは何もしねえのとおんなじだよ」
【三田】「いい男がどんどん先に逝っちまうな」引用:日本統一29
まとめ
【横浜】藤代組跡目問題-前編
秋本の死、若宮の隠退。
侠和会vs丸神会が、いよいよ始まりそう!!
冷静さを失った氷室さん、そしてなだめる田村さん!
それが30のよいところ!
藤代組は我々に「教育が大事!」ということを教えてくれます。
横浜という豊かな地域が、慢心の子たちをうむ。
他よりも良いモノを持っていても、それを生かす人間がポンコツではいけません。
あと、回想がすこし多め(体感)。