概要
あらすじ
横浜に拠点を移した津浪(白竜)のもとに道場組の東堂（本宮泰風）が現れた。
津浪とは昔からの間柄ではあるが、弘和会が参加する関東睦会のメンバーでもある。
東堂は道場組のシマウチである横浜に進出した津浪の動向を探るのだが…。（引用：youtube）
キャスト・スタッフ
白竜
松田一三
四方堂亘
小沢和義
本宮泰風STAFF
脚本・監督：片岡修二
発売元：極道の紋章レジェンド製作委員
©2021 極道の紋章レジェンド製作委員会（引用：youtube）
ストーリー
『極道の紋章レジェンド4』前回のつづき（弘和会の滋賀進出を食い止め、北海道の戦争協力）→【小樽】北海道の戦争おのおの準備→道南連合、北斗会に横川組の見張りを頼む(盃を条件に)→芝村、津浪のもとを訪ねる→舎弟になりたい人2→弘和会の幹部会→梶山と本郷の話→本郷と嶺井の手打ちをして沖田連合は弘和会に→舎弟になりたい人、川谷組の組員になる→【横浜】津浪、東堂と話→【小樽】道南連合、北斗会を煽って横川組襲撃させようという流れ→芝村、楠木(元嶺井の下にいた)から電話報告→芝村と中条の話→黒岩と東堂の話→佐伯、ケンカで警察に捕まる(相手は沖田連合)→【横浜】中条、津浪を訪ねる→関西の親睦団体の話→【小樽】三池、前崎を襲う→津浪、芝村と星の話→津浪、北海道へ→小沼、藤沢らと話→前崎、三池を解放→藤沢、黒岩に現状報告→上島（北斗会の組員）、道南連合に拉致され殺される→三池、前崎に子分にしてください→道南連合、三池を始末に動く(黒岩が北海道に来る前に)→三池(証人)、死亡→黒岩、北海道へ→倉庫で、横川組(前崎組、津浪)vs道南連合(弘和会黒岩)→銃を向けあうのを制する、東堂。
⇒第六章へ続く
登場人物
四代目川谷組（大阪
組長：芝村幸吉
若頭：新垣隼人
組員：佐伯亮太(大和田の友)
津浪
・津浪祐史
-中井拓馬
–幸田茂樹
前崎組
組長：前崎徹雄
楠木組（関西
組長：楠木重信
中条組（大阪
組長：中条大樹
弘和会（東京
黒岩組
若頭/組長：黒岩重成
梶山組
若頭補佐/組長：梶山惇平
飯田組
若頭補佐/組長：飯田彰彦
岸谷組
幹部/組長：岸谷満男
嶺井組（関西
組長：嶺井勝治
沖田連合（関西
会長：本郷芳雄
組員：寺沢元春
道南連合（北海道・札幌
会長：藤沢拓郎
幹事長：村上彰
北斗会
会長：三池克也
メンバー：上島将
横川組（北海道・小樽
組長：小沼正人
道場組(関東睦会所属)
東堂組
道場組若頭/組長：東堂俊介
その他
大阪府警・組織犯罪対策課・警部補：西条大介
ココが好き！
ドンパチ！
佐伯vs沖田連合組員
道でぶつかってケンカ！
しょっぴかれた佐伯のことを芝村組長、新垣さんが、お迎えにきてくれます。
前崎vs北斗会
北斗会の二人が、得物を持って襲い掛かる！
が、それを前崎はかわします。
三池は捕まり、上島は逃亡する。
（ずんちゃちゃ、ずんちゃちゃな曲♪）
のち、三池は取り押さえられ、横川組事務所で小沼にボコボコ蹴られる。
道南連合組員→上島さん
道南連合は、上島を殺害。
『北斗会に前崎を襲わせたこと』の証人の口封じのために。
【上島、死亡】
前崎、三池vsヒットマン(道南連合から刺客)
三池は前崎をかばい撃たれる。
それに対して、前崎発砲！
一発で確実に仕留められ、ヒットマン死亡。
【三池、死亡】
横川組(前崎組)vs道南連合(弘和会)
黒岩「ここで抗争が勃発したんだってな」
小沼「弘和会が勝手に乗り込んできたんや！」
黒岩「抗争を終結させるにはちょうどいいじゃねぇか」
黒岩、銃を構え…
それぞれ反応し銃を構えあう。
黒岩と津浪の対峙。
黒岩「今日こそはケリつけようや」
そこへ止める声が！！
その声の主は、東堂さん！
そしてエンドロールへ。
前崎さんの流れ！
小沼「兄弟にもの頼んどいて、こんなん言うのなんやけど、わし人に助け請うん嫌やねん」
前崎「あいかわらずやな。兄弟、昔から駆け引きが嫌いやったの」
小沼「兄弟やってそうやないか」
前崎「ふっ……けど、敵が正面からくるとは限らへんで。駆け引きでやられることもある」
めっちゃフラグかな？って、思ったけど……
- 小沼：駆け引きが嫌い
- 藤沢：北斗会を使って、前崎を狙うもしらばっくれ。
北海道組の対比になっているのかな？
北斗会、三池の処遇
藤沢に見限られた三池…
前崎「カシラ、こいつどないします？」
津浪「狙われたのはおまえや、好きにせえ」
家の裏に連れて行き、後ろで縛られていた縄を切ってあげる。
前崎「二度と面みせるな」
と去る前崎。
三池「なんで俺を殺さねぇんだ？」
前崎「おまえ、死にたいんか？」
三池「…………」
前崎「ふっ……まあ、最後までよううたわんかった。その根性だけは認めたるわ。消えろ」
くっ……！！
惚れてまう……！！(‘Д’)
子分にしてください！
三池、横川組を訪れる。
三池「俺を……俺を子分にしてください！！」
小沼「ドス向けたヤツを子分にしろやと？はははっ……ふざけんな！」
三池「前崎さんをとったら、組をもたせてやると道南連合に言われて」
前崎「わしをとられへんかったんやから、諦めるんやな」
三池「今回の件で目が覚めたんです！ 俺は利用されてただけだと。それに引き換え前崎さんは俺を！」
小沼は「甘ったれるな」
津浪には「子分になって何をするんや？」と聞かれ、「何でもやります！」と。
この回の「子分にしてください！」二人目の三池くん。
前崎徹雄の子分運について
前崎「おまえも懲りひんやっちゃのう」
三池「何でですか？」
前崎「何でですかって？ こんな稼業しとったら命がナンボあっても足りひんぞ。この前で分かったやろ？」
三池「はい！ でも俺、前崎さんについていくと決めたんです」
前崎「勝手にせえ」
「勝手にせえ」って言われた時の顔、ちょっと嬉しそう。
だがしかし、その後すぐに撃たれ死亡( ﾟДﾟ)
前崎さんは、子分運が無い！！！
びっくりするほど、子分に恵まれない！！
思い返せば、前シーズンでも子分はすぐ死んでしまうんよ。
(子分が組とか持てば、また生き延びるけど直子分みたいな子は命短し)
もしかして算命学でいうところの、「午未天中殺」なのでは？？
上に恵まれ、下が欠けている。
目上に当たる、津浪さんはめちゃくちゃ切れ者で、作品内では渡り合える人はそう居ない。
川谷組の初代も、素晴らしい人で実子以上に可愛がられてました。
上司に恵まれているから、子分には恵まれない。
と考えると良いバランスなのかもしれません。
午未天中殺：
- 子供、部下、目下の位置に欠けがある
- 親や上司に恵まれ恩恵を受けられる
- 一族を最後に統括してまとめ上げる
横川組と道南連合
横川組（小沼、前崎、津浪）と道南連合（藤沢、村上）
藤沢「また関西に泣きついたんか？」
津浪「そっちも東京に泣きつくんか？」
藤沢「なに？」
津浪「横川組に抗争しかけたのは本部の指示か？」
藤沢「地元の話だよ。よそもんの出る幕はない！」
前崎「そうはいかへん。わしを狙ろうた落とし前つけてもらおうか」
三池に前崎を狙うように指示したことをすっとぼけ。
しらばっくれ。
そして、北斗会の三池を切り捨て。
前崎「どうしても認めへんのか」
藤沢「当たり前だ」
前崎「落とし前つけられへんのやったら、返しにおうても文句言うなよ」
藤沢「やれるもんならやってみろ」
どどどーーん！！！って。
前崎→藤沢→前崎→藤沢、カットの切り替わり。
この演出、なんかよいですね～～！
弘和会の流れ
津浪さんと東堂さん！
道場組のお店で
東堂「もう10年以上経ちますね」
津浪「ああ、しばらく別荘に居たからな」
東堂「出所されたことは聞いてたですが、お祝いにも行けずすみません」
津浪「他にも色々聞いとるんやないのか？」
横浜に事務所をかまえ、
川谷組が支部を出したことについて、
東堂は津浪に牽制。
津浪「弘和会に頼まれてきたんか？」
東堂「同じ関東睦会の一員です。関東を守るためには協力しあわないと」
津浪「わしを追い出そうと？」
東堂「出ていけって言ったら、その通りにしてくれるんですか？」
津浪「従う筋合いは無いな」
津浪さんに、借りがある東堂さん。
黒岩さんと東堂さん！
黒岩「津浪を追い出せなかったか？ それとも追い出す気がなかったか」
東堂「まだ何もしてねぇんだ。様子みるしかねぇだろ」
黒岩「あいつがどういう男か知ってんだろ？」
関東睦会としては同所属。
東堂さんは弘和会ではないけど、
関東睦会なので色々とシンプルに考えらない事情もあるようです。
東堂さんの過去は……第六章で触れられています。
黒岩さんと藤沢さん！
黒岩「正直に話せ」
藤沢「は？」
黒岩「津浪が出てきたんだよ。只事じゃねぇだろ」
藤沢「え、ですから……向こうが誤解して」
黒岩「おい。俺にまで嘘言う気か？」
藤沢「…………」
黒岩「おまえが先に仕掛けたんだろ？ どうなんだ？」
たじたじ。おろおろ。
そして、謝る。
「先に手を出すな」と言ったのに動いたので、めっちゃ怒られる藤沢さん。
大和田の友は、芝村組長の子分になりたい2
本当に頼んでくれた？
大和田の友(ダチ)：
※大和田くんとは『極道の紋章 レジェンド 第三章』で亡くなった舎弟の子です。
「舎弟になりたい！」と言ってるのはその友達です。
第四章でも新垣に「子分になりたい」って言っています。
新垣「しつこい奴やな、おまえ」
大和田の友「なあ！親分に話してくれたんか？」
新垣「せやから、口の利き方に気をつけろ、言うたやろが」
大和田の友「すみません！」
新垣「まだ許可は出とらん」
大和田の友「ちゃんと話してくれたんですか？」
新垣「俺を疑っとるんか？ボケ」
ちょっとシューン(´-ω-`)ってなるとこあって、かわいい。
芝村組長と……！
大和田の友「（めっちゃ組の為にはたらくことを熱弁）」
芝村「わかった、わかった。わしの負けや。盃をやる」
今までの熱意が伝わって、念願の盃もらえることに。
ずっと、「大和田の友」とか「舎弟になりたい人」という認識だったけど、
ようやくここでお名前が！！！
「佐伯亮太」
認めてもらえてよかったね！！
新垣さんが肩をポンポンしてくれます。
佐伯くんは、第三章、第四章の流れでみるととても良いです。
街でケンカする
大阪府警城西警察署に、お世話になる。
道でのケンカ（相手は沖田連合の寺沢）
新垣「おまえの不始末は俺の不始末になるんやぞ。なんとか言わんかい！」
佐伯「すみません！」
登場人物皆さま、大人で勢いで喧嘩する人たちがほぼ居ない。
ので、抑えらなくて親分に怒られてしまう子分もよいです。
この回の「子分にしてください！」一人目の佐伯くん。
聖地巡礼！
- 【横浜】津浪の事務所(外観)
NGS弁天通ビル：神奈川県横浜市
(※外観を確認したのは、第四章から)
勉強になります！
わーい！
勉強になります！！
極道の紋章シリーズって、勉強になる系が多い気がする(個人の体感)。
分かりやすい例題なので、教科書一冊が作れそうな気もしないでもない。
小異を捨てて大同につける
【梶山→本郷】料亭
梶山と本郷との話にて、
本郷「津浪を始末しない限り、またしてやられます」
梶山「その通りだ。そのためには、おまえの力が必要だ。この際、嶺井と手打ちをして弘和会に入ってくれんか？」
本郷「嶺井は信用できません」
梶山「過去はどうあれ、今はおまえと同じだ。津浪を倒すことに執念を抱いている。小異を捨てて大同につけ、だ。」
小異を捨てて大同に就く
少しくらいの意見の違いがあっても、大ぜいの支持する意見に従う。
有象無象
【中条→芝村】川谷組事務所
楠木から電話報告あったあとの会話
芝村「嶺井も信用してへんやろ。コウモリみたいな奴やからな」
中条「利用はするかもしれへんで」
芝村「分かってる」
中条「有象無象やな。組織を拡大すればいろんな奴も紛れ込んでくるわい」
有象無象
１ 取るに足りない種々雑多な人々。多く集まったつまらない連中。「―の輩 (やから) 」
２ 「有相無相」に同じ。
千里の道も一歩から
【津浪→芝村】津浪事務所
関西の親睦団体の話がうまくまとまらないことを、芝村は津浪に報告。
津浪「千里の道も一歩からや」
芝村「そうですね」
千里の道も一歩から
遠い旅路も第一歩から始まる。どんな大事業も手近なところから始まることのたとえ。千里の道も一歩より起こる。
★星の話！
流れ星と隕石の違い
【津浪→芝村】：事務所屋上
- 流れ星：宇宙のチリ。大気圏に突入する時に発光しながら気化。
- 隕石：宇宙のチリ。大気圏に突入する時に高熱を帯びるが、そのまま地上に落下。
津波「流れ星と隕石の違いが何か分かるか？」
芝村「大きさですか？」
津浪「地上に落下するか、しないかや」
津浪「流れ星は宇宙のチリや」
芝村「ちり？」
津浪「ああ、そのチリが大気圏に突入する時に発光しながら気化してしまう。一方、隕石は大気圏に突入する時に高熱を帯びるが、そのまま地上に落下する。」
芝村「似てるように見えても全然違うんですね。」
津浪「そや、脅しだけのヤツか、トコトン突っ込んでくるヤツか」
津浪先生～～勉強になります！！(/・ω・)/
はたしてそれは、
「流れ星（脅しだけ）」なのか？
「隕石（突っ込んでくる）」なのか？
好きなセリフ！
【黒岩】「梶山はな、俺と一緒に数々の修羅場くぐってんだよ。命賭けてな」
【梶山】「組織が大きくなれば、意見が違う者もでてくる」
【芝村】「わしは関西を守るために団結を図ることしか考えてへん」
【本郷】「うちには腰抜けがおらんからのう」
【黒岩】「俺にまで嘘言う気か？」
【津浪】「筋の通らんことはしとらん」
まとめ
北海道で代理戦争！
横川組(前崎組)vs道南連合(弘和会)の行方。
「子分にしてください！!」のパターンが2つも見れる。
改めて、前崎さんには子分運が無いと思う。
あとこの回を見ると、ちょっぴり賢くなれます。
良い例題文をだしてくれるので、とても分かりやすいですね！
もし、言葉の意味を説明する機会があったら、
「極道の紋章レジェンド」を例にして、説明してみるのもよいかもしません。
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